転職で年収を上げるための7つの方法【業界・職種・スキルセット】

「転職活動を始めたけど、年収をどうやってあげたら良いかわからない」という悩みはよく聞きます。

この記事を読むと、

・年収を上げるために知っておくべき事実
・年収を上げるための戦略

がわかります

別記事でも書いた通り、転職者の60%は年収が上がりません。

転職先企業からの年収提示は市場価値とあなたへの期待値が反映された金額です。

つまり、転職者の6割は市場価値と期待値が自分の想像よりも低い=自分を過大評価しているとも言えます。

転職で年収が下がる主なパターンとしては、次のようなものがあります。

・同じ業界、同じ職種、同じポジションで転職する場合、転職先の会社で実績がないため、年収ダウンを提示される
・異なる業界、異なる職種へのキャリアチェンジなので評価できるものがない
・ハラスメントや人間関係が理由ですでに退職済みで生活を守るためにとりあえず就職しなければならない
・会社が倒産もしくはリストラされたため、すぐにでも仕事が必要

この記事では、転職の目的として「年収アップ」を考えている方向けに、年収アップの戦略・方法に絞って解説します。

※「やりがい」や「やりたい仕事」の要素は省いていますので、ご注意ください。

目次

転職で年収を上げるコツは「お金の集まる場所」と「価値あるスキル」を知ること

転職で年収を上げるポイントは大きく次の3つがポイントです。

① 平均年収が高く、成長を続けている業界・会社を選ぶ
② 将来性のある職業を選ぶ
③ 付加価値・希少価値のあるスキルを身につける

例えば、現在のあなたの年収が600万円で転職を考えているとき、同じポジション・年齢で平均年収が400万円会社に行っても年収が上がる確率はほぼゼロです。

また、たとえ年収が上がったとしても業界の規模や成長率が右肩下がりであれば、

・せっかく上がった年収も賞与が出なくなったり、
・業績が悪化したことで基本給が下がったり、
・黒字リストラに巻き込まれたり、

など様々な潜在リスクがあります。

年収を上げていくためには上にあげた3つのポイントをできるだけ満たす候補を選ぶことが転職成功の勝率を上げるためにも重要になります。

中途入社でも活躍できる社風

ミスマッチをどう回避するかの記事でも解説しましたが、中途社員が活躍できる会社を選ぶことも非常に大切なポイントです。

会社によっては特定の派閥の出身校とか新卒からの生え抜き重視など転職者が活躍しにくい社風を持つとこともまだまだあります。

こればかりは自分の努力ではどうしようもない環境問題ですので、事前に調査してミスマッチで再転職ということにならないように気をつけてください。

資産のある会社

新型コロナ禍による景気後退で会社の規模以上に体力=資産・資金調達力が社員の雇用を守るためにとても重要であることがはっきりとしました。

「内部留保」は悪だ!と叫び続けていた人も内部留保が雇用を守るための安全装置になったことを目の当たりにしてトーンが低くなったように思います。

程度の問題がありますから、余剰資金を蓄えること=正しいは言い切れませんが、緊急事態に備えて社員を守り会社を存続させるだけの余力があることは、会社・社員にとってだけではなく社会にとって大きなメリットです。

別記事でも書いていますが、会社を選ぶ時には業績情報に目を通して想定外の事態に対し対応できるだけの力があるのかどうかを確認するようにしてください。

将来性のある会社、職種

会社選びの記事でも解説していますが、IT技術の進化やデジタル化で多くの仕事が消えていこうとしています。

実際事務系の仕事は有効求人倍率も0.2倍(希望者5人に対し1件の求人)と求人が激減しています。

やりたい仕事がこれからも生き残る仕事ではない、自分の仕事がいつまで必要とされるかなど会社や仕事の将来性を常に考えて情報収集することをおすすめします。

転職で年収を上げるための方法7選

ここからは年収アップの具体的な方法を解説していきます。

スキルの掛け算転職

僕がこのブログで繰り返しお伝えしている方法です。

具体例を挙げると、次のようなものです。

・ITスキル x 英語力
・営業力 x 中小企業診断士
・転職エージェント x 医療業界経験
・広告代理店 x Webマーケティング

それぞれ前半部分が基本となる職業ですが、後半部分スキルを身につけることで付加価値や希少価値が生まれます。

特に英語力はスキルの掛け算との相性がいいのでおすすめしたいスキルです。

軸ずらし転職

昨年から今年にかけてネットやメディアで話題になった方法で、年収の高い業界、職種など給与水準の高い方へ転職するやり方です。

転職で年収を上げるポイントのところでも同じ内容を解説していますが、参考までに加えておきます。

リファラル転職

リファラル転職は「社員紹介制度」です。

社員が自分の知り合いを紹介して、候補者が入社すると社員に対して紹介手当のようなボーナスが支給される仕組みです。

この制度のすぐれている点は、次の通りです。

・すぐに辞められたりパフォーマンスが悪いと紹介した社員の評価にも関わるし、他のチームに迷惑をかけてしまうから、社員も人選には気を使うため、優秀な人を雇いやすい
・社風や背景をよく理解している社員からの紹介なので入社後のミスマッチが起きにくい
・転職エージェントへ高額な手数料を支払わずに済む

転職者にとってのメリットは、

・紹介者からあなたの性格、働き方、スキルについては詳しく伝わっていますので、ミスマッチが起こりにくい
・給与アップ交渉がやりやすい
・転職後に助けてくれる人がいるので仕事に慣れるまでがスムースにいく

ことです。

デメリットとしては、紹介された手まえミスマッチなどの理由では辞めにくい点があります。

アルムナイ転職

アルムナイ(alumni)は人事系の用語で退職者、離職者を指します。

終身雇用全盛期の退職者といえば、定年退職や結婚退職が中心で転職で辞めたいった社員についてはあまりいい感情を持っていませんでした。

しかし、人口減に伴う人材不足を背景に、キャリアアップで転職していたた元社員に注目が集まるようになりました。

ある程度のパフォーマンスを残し、教育コストもかからない人材はとても貴重です。

社外での経験を積み、より客観的に会社を評価できることや転職エージェントなどの比べると調達コストがほとんどかからないので経済的にも大きなメリットがあります。

転職者側としても勝手知ったる環境で年収や職位のアップを期待できるため、Win-Winの関係になります。

役職付き転職

一般社員から管理職になるときには普通大きく年収が上がります。

ただ、年功序列が崩壊しつつある今、長期間勤めたとしても昇進できるとは限りません。

管理職に早い段階でなりたい場合は転職が唯一の選択肢になります。

運よくこうしたポジションが見つかればいいですが、そうでない場合、もう一つ小さなステップを踏むことで年収をあげ、キャリアを進める方法があります。

それが「プレイングマネージャー」です。

プレイイングマネージャーが何かというと、職種としては管理職だけど部下を持たない、もしくは自分も他の一般社員同様プレーヤーとして働くけれどチームに対する貢献度も評価対象になるというポジションです。

外資系の場合「Independent Contractor」と呼ぶこともあります。

責任や職務範囲が広くなりますので当然年収もアップします。

部門の責任者へのステップとして考える価値は十分ありますし、部下はいらないけどポジションは上げておきたいとい方には良い選択肢になると思います。

スライド転職

これは同じ業界、同じ職種でも顧客基盤層が異なる他社やベンチャー企業に転職する方法です。

取り扱っている商品は同じでもターゲットにしている顧客層や価格帯が異なれば利益率は当然変わります。

商品は似ているわけなので今までの経験をそのまま生かすことができ、利益率が高い商品であれば給与アップも期待できます。

ベンチャーの場合はパラシュート転職に加えて次のようなメリットがありますから、年収アップが期待できます。

・規模の大きい会社での経験
・その商品・サービスの知識経験
・顧客とのコネクション

またあなたにとっては今までやってき自分の知見や勝ちパターンで勝負できますから、年収交渉も進めやすいはずです。

パラシュート転職

日系企業のグループ会社間でよく起こるのですが、親会社で昇進が打ち止めになった人や役職定年になった役員を子会社の役員や管理職として出向・転籍させます。

社員にとってはチャンスを奪われることでも会社としては大企業での経験とコネを持った現役社員が手に入るわけですから悪い面だけではありません。

他社からの転職者である僕たちはメリットだけを訴求して応用すればいいだけです。

つまり、あなたの経験を規模の小さな中小企業やベンチャー企業で活かす転職方法です。

大企業でしか得られない経験や顧客とのコネクションが価値を持つ会社を狙いましょう。

オンリーワン転職

あなたと同じキャリアやスキルを持った人材が極端に少ないもしくはあなたしかいない場合です。

例えば、次のようなものです。

・新規事業の立ち上げ
・海外オフィスの開設
・海外展開に伴う渉外業務
・社員の年齢層が高齢化していて、若手の補充が必要

こうした仕事は定常的に発生するものではないため企業内に経験者がいないことがほとんです。

しかも、会社としては失敗できない仕事になりますから成功率を上げるためにも経験者を求めることはごく自然ですよね。

当然市場に出てくる人材も少ないため市場価格に左右されにくいという特徴があります。

まとめ

ここまでの内容を簡単にまとめます。

・転職で年収が上がるのは40%
・転職で年収が下がるパターンを知る
・転職で年収を上げるには情報と戦略が決め手
・転職で年収を上げる7つの方法

戦略のセオリーとして「敵を知り己を知れば百戦危うからず」とは言いますが、要は情報収集と分析、自分のポジショニング、ポジションを作るための経験・スキルが重要です。

グッと年収を上げるためにも、この記事を参考にしていただければ嬉しいです。

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