外資系企業への転職でオファーレターが出た後は何をすればいい?【交渉です】

迷えるサラリーマン

外資系企業で内定出たのだけれど、この後どうなるの?
オファーレターが来たけど、注意することは?

やっと手に入れた「オファーレター」!これで心置きなく次のキャリアにすすめる!とおもったそこのあなた。

ダメです、まだ終わっていませんよ!

実は外資系企業への転職の場合、ここからがある意味一番大切で、転職後の満足度左右する大切な分かれ道なんです。

オファーレターが出た後、しっかりと条件交渉しないと、あとからぜったいに後悔します!

くまた

この記事では、オファーレターの内容、交渉すべきポイント、進め方についてまとめました。

最後のつめで失敗して損しないように活用してください!

目次

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オファーレターへの署名前に条件交渉

ふつうオファーレターの内容に問題なければ、署名して返送するだけです。

しかし、内容に納得がいかずかつ可能ならここでぜひ条件交渉をすることをお勧めします。

外資系の場合は、毎年ベースアップがあるわけではなく、入社後に社内で昇進しても劇的に給与が上がることはあまりありません。

くまた

役員クラスは別ですが、入社時の給与交渉が唯一のチャンスと言ってもいいのです!

まず、交渉の準備として、他の内定案件や継続中の案件で出てきた条件を項目ごとにまとめておきます。

基本給、賞与、RSUがあれば十分でしょう。

このうち賞与については、通常会社の規定で計算式があるので、基本給が決まれば自動で決まります。

毎月必ず支払われる基本給こそ、転職の条件で一番重視すべきポイントです。

くまた

僕は前職の年収を転職先での基本給として交渉するようにしています。

前職の基本給と賞与の割合にもよりますが、これで大体20〜30%の年収増が見込めます。

交渉が苦手という方は、転職エージェントにサポートしてもらって交渉失敗のリスクを下げるべきです。

くまた

なんといっても次のチャンスが遠いですから、最後のつめでコケると下手すれば年間100万円単位でソンします!

興味のある方はおすすめ転職エージェントを目的別にまとめていますので、参考にしてください。

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交渉前に税金の試算をしておこう

交渉前に希望年収と税金について試算しておくことをおすすめします。

900万を超えるあたりから、所得税がグッと上がり、1,000万を超えると扶養控除(参考:国税庁「配偶者控除」)がなくなります。

年収がアップしてもたいして手取りが上がらないこともあります。

くまた

生活費の見直しを考えておかないと「頑張って転職したのに・・・」といことになってしまいますから、しっかり試算しましょう!

他社のオファーをまとめた後は、すべての条件のいいとこ取りをして、交渉します。

この時大事なポイントは、オファーの内容と希望年収に極端に開きがある場合は、落とし所=最終的にどこで妥協するかを設定しておくことです。

例えば、オファーの基本給が1000万、他社のオファーが1200万だとします。

この時オファーの2割アップはあなたの実績が相当魅力的に映っても難しいと思います。

でも+10%であれば、許容範囲である可能性が高くなるでしょう。

まず1200万を打診してみて、先方からの再オファーを待ち、1100万以上を提示してくるなら交渉成功です。

ここであまり欲をかくと心象が悪くなってしまい、あっさり引かれて結局1000万になんてことになりかねないので、交渉は慎重に進めましょう

くまた

交渉時に最も注意すべき点は、自分の要望が適正かつ正当であることを論理的に説明することです。

他社の高いオファーを提示するだけではなく、なぜ高い評価を得ているのかを論理的に説明しなければ交渉になりません。

余裕があるなら外国人上司対策に投資する

外資系で外国人上司になった場合、日本人上司とは違うコミュニケーションが必要になります。

最近は日本語に堪能な外国人も増えましたが「ニホンゴなにそれ美味しの?」という方が多いのも事実。

>>外資系で出世する「上司との付き合い方」とトクする7つのノウハウ

第一印象をあげてスタートダッシュを切りたいという人には、ビジネス英会話や雑談英会話力をあげておくことをおすすめします。

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まずはオファーレターの内容をじっくりと確認する

面談を無事クリアし、希望条件を伝えて待つこと数日、ようやくオファーレターが届きます。

オファーレターさえ受け取れば、署名して返送し、後は入社を待つだけというのが基本的な流れですが、ここでもう一踏ん張りしましょう。

オファーレターの内容と注意点

「オファーレター」はいわゆる採用・ 労働条件通知ですので、届いたらまず内容を確認します。

面談で確認した業務内容、処遇条件、自分の希望などがどの程度反映されているかを一つ一つ確認していきましょう。

くまた

企業によっては、このオファーレターが届く前に採用担当からメールでオファーレターの内容が送られてくることがあります。

その場合はその時に内容を確認して、正式なオファーレターが届いたら再度内容をチェックします。

外資系企業の場合、通常は英文契約書と同じ言葉遣いになっているので、英文の法律用語がどうも苦手という方は日本語の翻訳版がないか確認することをおすすめします。

通常のオファーレターに記載さ入れている主な項目は以下の通りです。

  • 年俸・給与(理論年収)
  • 賞与(ボーナス、インセンティブ)の支給基準・条件
  • RSU
  • 休日・休暇
  • 入社予定日
  • 試用期間及び条件
  • リファレンス候補者

一つ一つポイントを解説していきますね。

給与・年俸(理論年収)

一番大切な項目ですが、給与に何が含まれるか、基本給と賞与の比率に間違いがないかなどを確認します。

ボーナス・インセンティブの支給基準・条件

職種やポジションによって大きく変わるのがボーナスです。

特に支給基準や条件については細かく確認してください。

例えば「使用期間はボーナス支給条件にある勤務期間に含めない」などがある場合は、それだけ最初のボーナス支給が後になりますから、転職のタイミング次第では年収が大きくかわる可能性があります。

また、支給基準も業績なのか、上司の評価なのか、それ以外の数値的な目標なのかなど変動要素を確認してください。

RSU

制限付き株式付与(RSU、restricted stock units)は、賞与として自社株を複数年にわけて支給する制度で、外資系企業で一般的な制度です。通常は入社から4年程度に分けて支給されます。

くまた

日系企業でもメルカリがこの制度を導入してニュースになっていましたね。

付与される株式数はポジションによっても異なりますが、交渉ができる項目ですので積極的にチャレンジしたいですね。

※年末調整対象者でもRSUをもらうと確定申告が必要になりますので、ご注意ください。

休日、休暇、労働時間

ここで確認することは、時差出勤の有無・条件、有給休暇の取得日数・条件などです。

慶弔・傷病休暇の他に、その会社独自の休暇もありますので、合わせて確認するといいでしょう。

入社予定日

文字通り新しい会社での初日です。

しかしこれが意外と重要なのです。

オファーレターを受け取り、内容を確認して署名、返送した後のこすは「退職手続き」です。

あなたが優秀であればあるほど引き留めは強烈になるでしょう。

担当している業務の状況、会社が計画していたあなたへの業務など思うように退職ができなくなる可能性があります。

くまた

万が一想定していた退職日が1か月程度であればなんとか変更できるかもしれませんが、2か月3か月となると転職先企業のビジネスにも影響が出る可能性があります。

その影響が大きい場合、最悪採用中止と言うことになりかねません。

内定取り消しリスクを避けるためにも、面接が進み始めたらそっと引き継ぎの準備を始めてください。

長期のプロジェクトやあなたの異動の話が持ち上がっていないかなど、社内の情報を集めておくことをお勧めします。

また、転職先の企業へは入社日がずれる可能性があること、どの程度変更に対応してもらえるのかを確認しておきます。

状況が変わる場合は、すぐに面接担当に連絡することを忘れないようにしましょう。

試用期間

特に重要なのが試用期間です。

通常は3か月〜6か月ですが、入社後のパフォーマンスによっては延長される場合がありますので、試用期間に関する条件も確認します。

試用期間の延長については

延長する理由が合理的で延長しなければいけない特段の事情があること

就業規則で決められている

採用の時に会社から事前に知らされ、求職者と合意していること

が必須です。

この全ての条件を満たさなければ試用期間の延長は不当な扱いとして取り消されることもあります。

ただ、会社ともめたあげくに採用になっても居心地は悪いですよね。。

試用期間の延長は転職者にとってものすごいプレッシャーです。

くまた

規定の期間でパフォーマンスを判断されなかった、つまりパフォーマンスが足りていないと思われているということです。

そうならないためにも会社や上司の期待値を理解して、期間内に結果を出せるように計画を立ててください。

また、先に書いた通り試用期間とボーナスの関係について記載がなければ確認しましょう。

リファレンス候補者

オファーレターにはリファレンスチェックのための候補者記入欄があります。

別記事でも解説していますが、外資系の場合自分を知る元同僚・元上司への簡単な聞き取り調査が行われます。

ある種の身辺調査に近いのです。

通常は、応募者に現・前職の上司や同僚から2−3名程度を選ばせて、その人の人柄や仕事ぶりなどを知る目的で行われる調査・インタビューです。

くまた

外資系企業で管理職のポジションや、会社にとって戦略的に重要なポジションの応募者に対してはほぼ間違いなく行われています。

※リファレンスチェックについて詳しいことを知りたい方は次の記事をご覧ください。

>>知らないと内定取り消し?!外資系への転職に必要なリファレンスチェックとは?

募集側としては、信用調査的な要素とともに応募者が周囲から推薦を得られる人物なのかを確認できる重要な機会になります。

実施するのは採用担当チームの他、専門の調査エージェントに依頼することも多いです。

企業側から見たリファレンスチェックの内容や注意事項も詳しく解説されていますので、参考にしてください。

ここで引っかかることは少ないのですが、人選は慎重に行いましょう。

職務経歴書に書いている経歴の中から、上司、同僚、関連会社、協業先、顧客など、あなたを評価してくれている人で一定以上のポジションについている知り合いを5ー6名ほど候補者をリストアップしてみましょう。

くまた

ポジションは高いに越したことはありませんが、仕事であまりからんでいなかったり、具体的なコメントや評価が期待できない場合もあると思います。

そういう時は苦楽を共にした同僚や関係先の方に頼む方がいい場合もあるので、転職エージェントや採用担当に相談してみるといいと思います。

名前、所属会社部署、年齢、役職、あなたとの関係、自分が考えるその人の自分に対する評価をまとめて一覧表を作り、最後に相手の評価欄と打合せ予定日欄を作っておくと良いと思います。

想像に難くないかと思いますが、これは人選がほぼ全てです。僕も3名にお願いしましたが、すごく選ぶのに苦労しました。

くまた

苦労した理由は、海外に転勤していたり、相手も転職して連絡がとれなくなってしまっていたり(この時点で私の人脈プランが貧しいことがわかります。。。)、「この人なら!」という方が少なかったことがありました。

こういう関係は一朝一夕には作れませんので、転職以前に常日頃からの人脈作り、関係づくりがいかに大切かがお分かりいただけると思います。

オファーレターが出た後に入社を断ることができるか?

もちろんできます。

そもそもオファーレターにも「事情によって企業側からこのオファーを破棄できる」と言う一文が必ず入っていますので、それは転職者の側も同様です。

ただし、誠実に理由を説明してトラブルにならないように注意してください。

くまた

例えば、最終面接の時に面接担当から「入社を約束してくれるならオファーレター(採用通知書)をだします」と言われている場合に筋の通った理由もなく断ってしまうと相当揉めるはずです。

また、オファーレター前に退職願いを出さないように気をつけましょう。

万が一オファーが取り消された時にすでに退職願を出してしまっていては無職になってしまいます。

気が緩んで周囲に漏らしたり、退職をほのめかすことも厳禁です。

最後の詰めを間違うとそれまでの努力もキャリアも一瞬でパーになりますので、採取面接をクリアした後には一層慎重にことを運ぶようにしてください。

まとめ

ここまでの内容を簡単にまとめておきます。

・オファーレターの内容は隅々まで確認する

・基本給・RSUは他のオファーと比較して(信頼を損なわないように)もう一押しの交渉をしてみる

・リファレンスの人選は転職活動を始めたらすぐ準備

・オファーを断るときは丁寧に理由を説明する

最後の詰めが転職の満足度を大きく左右しますので、慎重かつ大胆に攻めてください。

繰り返しになりますが、初外資系・初外国人上司で英語にちょっと自信が足りないという方は、入社前に英語力アップ計画立てておくことをおすすめします。

皆様の転職が成功するように祈っています!

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