転職に失敗したからと元の会社に出戻るとさらに後悔するお話【プランBが大切】

・転職したけど前の会社の方がよほど良かった。すごく後悔。。。

・以前勤めていた会社から戻ってこないかと誘われている。ポジションも年収もグッとアップで迷っている

そんな悩みを持つあなたがこの記事を読むと、

・出戻り転職のメリット・デメリット
・失敗しないための転職候補の選び方

がわかります

目次

出戻り転職にも2つある

この章のポイント
・出戻り転職の2つのパターンとそれぞれのメリット・デメリットがわかる

転職した後に様々な事情で元の会社に戻ったという話は意外とよく聞きます。

いわゆる「出戻り転職」ですが、大きく2つのパターンがあります。

この記事ではそれぞれの特徴とデメリットについてはどうやって予防するかを解説したいと思います。

転職に失敗して戻りたい場合

転職したものの、社風が合わなかったり聞いてた処遇と異なったり、元の会社の良い点に改めて気づいて戻ってくる場合です。

このパターンの場合、通常は円満退社していることが絶対条件です。

仕事から逃げるようにやめてしまった場合、そもそも戻ることは難しいでしょう。

運よく元の会社に受け入れてもらえたとしても、様々なデメリットがあります

元のポジションに戻れるとは限らない

まず、元の会社に戻れたとしても元のポジション、元の給与とは限りません。

これはあなたが退職した後、社内で人材が不足していれば当然中途社員を採用するからです。

また、ポジションに空きが少なく給与水準の低い仕事しかなければ当然収入も下がりますし、あなたから頭を下げて戻るわけですから、給与の交渉も難しいでしょう。

制度としてすべての社員に平等に適用される福利厚生などは変わらないと思いますが、年収やポジションは希望通りになる可能性は低いはずです。

出世・昇進が難しく、キャリアが描きづらい

転職失敗→出戻りの場合、元のレベルに戻れないばかりか出世の道もほぼ閉ざされると考えて、覚悟を決めておくべきです。

すでに説明した通り、元の会社ではキャリアをやり直すことに等しい場合が多いですし、同期たちはすでに次のステップに移っているかもしれません。

可能性がゼロではありませんが、年功序列の日系企業であれば、あなたが出世する「スキマ」はないと考えておくべきです。

そうでない会社もあると思いますが、できるだけ退職は円満退社になるように段取るべきです。

再度の転職がやりづらくなる

転職失敗→出戻りの場合、会社側の情けで戻してもらうことも多いと思うので、再度短期間で転職しようとした場合、相当揉めるだろうことは簡単に想像できますよね?

たとえ戻れたとしても、あなたが辞めた原因がそのまま残っているでしょうから、それを受け入れ、耐える覚悟ができることを徹底的に考えておかないといつかしっぺ返しを食らう日がくるのではないでしょうか。

円満退社後、キャリアアップを続けていたら誘われた

転職に失敗した場合とは異なり、現職でも順調にキャリアを重ねていて、それを評価してくれた元の会社から良い条件でオファーが来る場合です。

ピンポイントでヘッドハントしてくる場合と「アルムナイ」採用のように離職者やOB・OGの集まりを制度として元社員に広く門戸を開いている場合があります。

どちらの場合も、退職後のあなたの活躍を評価して声をかけてくるはずですので、次のようなメリットがあります。

・雇用条件が良い
・キャリアアップになる場合が多い
・元同僚も歓迎してくれる
・再度の転職も問題ない
・以前の経験・知識・社内人脈がそのまま使える

もちろん、現在の仕事やキャリアプランから元の会社に戻ることがデメリットになったりキャリアの後退になることもあるでしょうから、選択肢が一つ増えたと考えておけばいいと思います。

比較の際には、前職を辞めたときの理由を思い出して自分にとって戻る価値があるかどうかが判断基準になりますね。

転職失敗で出戻らないための転職活動の始め方

この賞のポイント
・転職失敗での出戻りはデメリットが多すぎるので、そうならないためにやるべきことがわかる
・出戻り以外の選択肢を考えるとき、あせってブラック企業をつかまないために知っておくべきことがわかる

失敗した原因分析をする

転職失敗の原因の多くは情報不足によるミスマッチです。

転職会議のアンケート調査によると転職者の1/4が転職に失敗していています。

そして転職会議のアンケート調査の結果、転職失敗の理由として挙げられているトップ3が次の3つです。

①人間関係
②労働環境(残業、休みの取りやすさ)
③待遇(給与、賞与、福利厚生)

ミスマッチに関する別記事でも解説していますが、100%確認することはできなくてもある程度の状況は把握する手段がありますので、ミスマッチを避けるためには入手できる限りの情報を集めておくことがとても大切になります。

転職会議では成功している人がやっていたことについても調査していますが、参考までに紹介します。

① 自己分析(キャリアの棚卸し、やりたいことの整理・再考)
② 情報収集
③ 内定後の交渉

キャリアの棚卸し、情報収集、内定後の交渉については別記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてください。

ブラック企業を見分ける

次の転職先を選ぶ際にまた自分にとっての「ブラック企業」を選ぶことがないよう、転職活動の前に判断基準を見直しておくと、希望条件などもはっきりとして役に立ちます。

参考までにブラック企業大賞が定義する「ブラック企業とは」から定義を抜粋しておきます。

ブラック企業には幅広い定義と解釈がありますが、「ブラック企業大賞」では次のようにブラック企業を定義し、その上でいくつかの観点から具体的な企業をノミネートしていきます。

ブラック企業とは・・・・

①労働法やその他の法令に抵触し、またはその可能性があるグレーゾーンな条件での労働を、意図的・恣意的に従業員に強いている企業

②パワーハラスメントなどの暴力的強制を常套手段として従業員に強いる体質を持つ企業や法人(学校法人、社会福祉法人、官公庁や公営企業、医療機関なども含む)

参考:ブラック企業大賞「ブラック企業とは」

ブラック企業を見極める指標としては以下の点が挙げられていますが、「多くのブラック企業が上記の問題を複合的に持っているので、判断する際も総合的に判断する」ことが大切です。

  • 長時間労働
  • セクハラ・パワハラ
  • いじめ
  • 長時間過密労働
  • 低賃金コンプライアンス違反
  • 育休・産休などの制度の不備
  • 労組への敵対度
  • 派遣差別
  • 派遣依存度
  • 残業代未払い(求人票でウソ)

こうしたブラック企業は業界自体がブラックになりやすい体質の場合もあります。

その業界がもつ平均的な労働条件や過去の例、実際に働いている人の口コミなどを調べて、自分の希望に合うかどうかを確認するといいと思います。

将来性や成長性のある会社選びの記事をまとめてありますので、会社選びの参考にしてください。

キャリアプランを立てる

終身雇用が崩れているとはいえ、短期間で転職を繰り返す人材の評価は高くありませんから、3年から長くても5年程度でキャリアアップを計画し、それを毎年見直してくのが一般的かと思います。

40代までは、次の次くらいまでを考えて、転職活動とその後のキャリアデザインを検討すべきだと感じています。

50代からは、定年後に仕事を続けるのであれば、どんな業種に就くのかを考えるヒントになるのではないでしょうか。

キャリアデザインは、それだけの価値があると思います。

キャリアプランの立て方については別記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

まとめ

ここまでの内容を簡単にまとめます。

・出戻り転職には転職に失敗して止むを得ず戻る場合と、実績を評価されて誘われる場合がある
・転職に失敗して出戻る場合、デメリットが非常に多い
・実績を評価されて声をかけられる場合はキャリアアップになる場合が多いが、自分のキャリアプランを考えて判断すべき
・転職に失敗して出戻る場合、プランBとして他の会社への転職を検討しておくべき
・転職をあせってブラック企業に捕まらないよう、企業研究は念入りに行う

どうしようもない場合も当然ありますが、なるべくであれば転職を失敗した時に元の会社に戻ることはおすすめしません。

そのためにも常に代替案=プランBを選択肢として準備しておくことをおすすめします。

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