IT業界への転職活動が長期化した時どうする?【対策&予防策】

・転職活動を始めたところで新型コロナの影響を受けてしまった

・すでに活動を始めて3ヶ月が経過。半年程度は見込んでいたが残り3ヶ月で内定がもらえる気がしない

・具体的に何が悪いのか、どこから分析すべきかを知りたい

この記事を読むことで「書類選考に落ちる」「面接に通らない」など転職活動が長期化している時の対策や予防策など具体的な取るべき対応がわかります。

新型コロナ禍の影響は日増しにひどくなっていますが、IT業界の求人に関しては高止まりしているものの求職者数は増え、未経験者の募集が減少し続けています。

経済が立ち直っても雇用が回復するには時間がかかりることを考えるとIT系職種への転職も長期化に備える必要があります。

転職エージェントの無料相談などを活用してネットでは手に入らない鮮度の高い専門家の意見や最新の情報を集めて、対策を練ってください。

【いちばんのリスクは転職を焦ること】

新型コロナ禍の影響下でもIT系職種の求人倍率は高止まりしていますし、別記事でも解説している通りIT業界の人手不足はこれからが深刻化の本番です。

とは言え、十分な準備もせずに転職ありきで自分の都合だけで期限を決めてしまうと、思うように進まないと焦って空回りした挙句に書類選考落ちが続くなんてことになり兼ねません。

一度落ちが企業はすぐに再応募できるチャンスがくるわけではありませんので、無駄玉を打ってチャンスを潰さないためにも落ち着いて準備をして欲しいとおもいます。

目次

転職活動における段階ごとのリスクマップ

転職活動は時系列に沿って進んでいきます。

その段階ごとにやるべきことがたくさんありますが、押さえるべきポイントを理解していないとある会社は書類選考に通ってもある会社は通らないというような状況になって、落選する原因が特定できずに同じようなミスを繰り返し、結果として転職活動が長期化することがあります。

まずは全体の流れと段階ごとに押さえるべきポイントを確認してください。

まずは現状の事実確認

応募件数、書類選考通過率、内定率を平均値と比べる

まずはあなたの現状を把握した上で、チャンスがどこにあるのかを見極めることから始めないと長期化は避けられません。

次の情報を集めて自分の状況を求職者の平均値と比較してください。

  • 応募件数
  • 書類選考通過率
  • 面接率

併記してあるのは転職サイトdoda発表のデータです。

IT系職種の平均応募数は17.1社、半数以上が6社以上の応募となっています。

出典:doda「転職成功者の平均応募社数」

もしあなたの応募数や書類選考通過率、面接率が平均以下であれば、数を増やすことで確率をあげていくことも必要になります。絞りすぎてチャンスを逃すことのないように選びませんか?

転職は転社ではありません。

目的はキャリアアップ、やりがいを見つけ、幸せになることだとおもいます。

ブランドにこだわるあまり、選択肢を狭めてしまい転職の可能性を低くしていては本末転倒です。

ただ、企業選びは時間のかかる作業ですから、転職エージェントを活用して候補企業の選別を代行させて自分は応募書類の見直しや面接対策など注力すべきことに時間を振り分けるべきです。

抽象的で独りよがりのアピールをしても相手には届かず共感も得られません。

効率的に必要な準備を進め、内定確率を上げるためにはプロの情報と経験、企業とのパイプの活用は必須です。

情報戦で負けてしまわないように、早い段階から転職エージェントの無料サポートを活用してください。

選考に落ちた理由を確認する

次に転職エージェント経由での申し込みであれば、選考に落ちた理由がなんであるのかについても転職エージェントに確認してください。

落選理由が明らかにならないと対策も立てようがありません。

もしこの時点で転職エージェントを使っておらず情報がない場合は、まず転職エージェントに登録して無料の面談を受け、今まで落ちた会社と自分の経歴を診断してもらい、想定できる落選理由を見つけることから始めてください。

では、IT系職種への転職が長期化するリスクについて、転職活動の段階ごとに解説していきます。

転職準備に潜む「見えないリスク」

キャリアプランがない、練られていない=自己分析の不足

履歴書や職務経歴書、そして面接の時に最も大切な点が「なぜ転職するのか」「何のために転職するのか」という目的です。

目的がはっきりしない場合、採用側からは「逃げの転職」と感じられて一緒に働きたいと思われることはないでしょう。

中長期のキャリアプランをもとに転職の目的を説明できれば、話にも筋が通って、面接官へ自信を持ってアピールすることができますし、採用側にとっても納得度が高いと感じる内容になります。

まだ具体的なキャリアプランを作ったことがなければ、まず最初のキャリアプランを作ってみてください。

市場価値と社内価値を評価・比較できていない、ギャップに気がついていない

キャリアプランを作る時にも重要な視点になりますが、あなたの実績や経歴がそのまま市場価値になるわけではありません。

社内でどれだけ重要なポジションについていたとしても、社外ではありふれたポジションの1つで、需要もさほどなければ平均的な評価にとどまるでしょう。

なかなか辛いことですが、自分の積み上げてきた経験・実績が転職市場でどう評価されるかについては、キャリアプランを作る段階で確認すべきです。

自分の市場価値の確認を怠ると、応募企業の選定の際に需要のない会社や業界、実績やスキルが足りない職種に応募して、内定どころか書類審査が全く通らないことになりかねません。

まずは転職エージェントの無料相談を活用して、自分の売値をしり、市場価値を高めるための戦略=キャリアプランを作ってください。

企業研究が不十分で応募企業の洗い出しが不完全

自分の社内価値と市場価値のギャップを理解ぜずに、企業ブランドやイメージで応募企業を選んでしまうと需要がないもしくはスキルのミスマッチで応募条件を満たせず、書類選考で落とされてしまう可能性が大きくなります。

特に転職の第一の目的が年収アップにある場合は、欲しい年収を出せる会社、業界を選ぶことが重要ですし、あなたが応募できる資格や条件を満たしているか評価することも必要になります。

まずはキャリアプランと市場価値を基本に応募する企業の洗い出しを行い、そこから企業の将来性や成長性を研究して最終的な候補を絞り込む作業を進めてください。

その上で募集要項に書かれていない条件などを知るには企業を担当する転職エージェントが持つ情報を加えて最終決定すれば、書類選考通過率や内定率が上がる可能性が出てくるでしょう。

希望条件が多すぎる、優先順位付けがない

書類選考通過率や内定率を下げてしまっているのが希望条件が多すぎて優先順位がなく、応募先企業を戦略的に選べていないことも原因の1つです。

転職の目的は、年収、スキルアップ、人間関係、未知の業界・職種へのキャリアチェンジなど様々ですが、複数ある場合は優先順位をつけた上で絞り込んでおかないと、応募先企業の選定も難しくなり、結果が出にくくなります。

例えば、キャリアチェンジと給与増を同時に満たす案件は少ないので、これで絞ると極端に応募できる会社が少なくなります。

また、人間関係改善と年収アップも選択肢としては狭くなるでしょう。

自分が譲れない条件を順番に並べて、まず第一目的で絞り込んで余裕があれば第二目的も加えるようにすれば、一貫性のある企業選択ができますし、うまくいかない時の原因分析もやり易くなり、結果として転職期間を短くできるとおもいます。

履歴書や職務経歴書などの書類の品質が低い

転職はごく一般的になりましたが、それでも数年に一度のイベントです。履歴書や職務経歴書は転職活動を始める段階で見直す人が多いとおもいますが、普通の人は前回からの差分を追記して終わっています。

しかし、これでは書類選考の通過はままならないでしょう。

時代や経済トレンド、市場のニーズ、あなたの経歴・スキルによって求められる内容は日々変わります。

自分が何をやってきたかだけを更新しても、あなたの価値は伝わりません。

自分の実績・強みをアピールし、再現性のある能力を証明するのが履歴書であり書経歴書です。

第三者のレビューを受けて独りよがりの内容になっていないか、意図したアピールは間違いなく伝わっているかなど確認の上応募するようにしてください。

応募件数や応募企業の選び方に問題がある

最初の説明の繰り返しになりますが、まず応募件数、書類選考通過率を平均値と比べてください。

あなたの応募数や書類選考通過率が平均以下であれば、応募件数を追加します。この時もキャリアプランと転職目的をもとに、自分の希望と相手の要望をマッチさせることが通過率を上げることになります。

面接対策が不十分

過去面接の振り返り

求人は内定者が出た段階で打ち切られる「椅子取りゲーム」でもあります。

採用側は書類選考通過者にもある程度順位をつけますが、面接によってその順番は大きく入れ替わることもありますので、条件的に厳しいと感じていても面接で挽回するチャンスは大いにあります。

それゆえ、戦略を練って準備をしないとせっかくのチャンスを無駄にしかねません。

自信があって応募したのにどうも面接担当の反応が鈍いとか、本命企業からなかなか内定をもらえない場合は、面接の内容を振り返って対策を練らないと内定にはつながりません。


企業からのフィードバックを入手できていない

まずは、今までの面接を丁寧に振り返るべきです。

思いついたことを書き出して、何が上手くいかなかったのか、上手くいったのはどの部分かを自分なりにまとめます。

担当の転職エージェントから面接担当者のフィードバックをもらい、面接の結果を自分の振り返りと比較して本当の問題点・改善点を洗い出して次回の面接対策に盛り込みます。

一方、これから初めての面接を受けるのであれば絶対に転職エージェントの助けを求めるべきです。応募企業の内情や過去の応募者の結果や傾向など貴重なデータを持っているはずですので、それをもとにあなたにとって最適な戦略を立てられるはずです。

面接対策・練習が不十分

何事も「できる」と「確実にできる」の間には大きなギャップがあります。

面接もできている、慣れている、非常にうまいでは全く心象が異なることは簡単に想像していただけるのではないでしょうか。

目指すは「確実にできている」ですが、そう言えるためには何が条件なのかをわかっていないといつまで経っても結果は出ません。

  • 志望動機や退職理由があやふや
  • 強みが抽象的で再現性が感じられない。
  • 自分の強みがその会社にとって投資すべき価値があると説明できていない
  • その会社ビジョン、ビジネスモデル、課題などを十分理解できていない
  • 情熱が全く感じられない
  • 逆質問を準備していない

思い当たる点やフィードバックをもらったら、面接対策だけではなく履歴書や職務経歴書にも反映するとより確度が上がるとおもいます。

ビジネスマナーに問題がある

社会人経験が長いほど盲点になるのがビジネスマナーです。

第一印象で基本的なマナーができていないとレッテルを張られてしまうと、その時点でその案件は終了です。

服装の選択、髪型、髭、化粧、香水、挨拶、お辞儀の仕方、名刺の渡し方、電話やメールの受け答えなど新入社員になったつもりで一度徹底的にチェックしてください。

内定〜入社

内定をもらったら一安心ではありますが、気を抜いていいわけではありません。

苦労して手に入れたチャンスも予定通りに退職できなければ全てが水の泡ですので、次の点には特に注意しおいてください。

入社時期を決めていない

入社時期については応募の時点である程度決めておくべきです。

退職には手続き的な問題のほかに業務引き継ぎや顧客への挨拶、場合によっては引越しなど周囲に影響のでる時間のかかるタスクが意外と多いものです。

また業界によってはその時期だけはまずい、という特徴もあるでしょう。

面接の時に相手の希望に気軽に応じたものの、実際退職手続きを始めたら全く時間が足りずに内定時期がずれてしまったり、最悪内定取り消しになる場合だってあります。

軽く考えずに、最初から見積もりを立ててリスクの少ないタイミングを選ぶようにしてください。

退職ブロック対策ができていない

転職活動は普通家族や余程親しい親友以外には話さずに進めるべきなので、退職の意思表示は周囲の人すべてにとって突然の出来事です。

当然人によって、立場によって反応は大きく変わりますし、引き止めの強さも変わります。

自分の会社や部門が退職者に対してどんな反応をするのか、過去に揉めたケースはないか、社内規則的に条件がないか、引き継ぎに必要な作業は何があって準備を含めてどのくらいかかるのかなどを見積もって、スケジュール表を作ってみてください。

全体像がわかれば、見えていなかったリスクもわかると思うので、リスク対策の作業を予定に加えていきます。

まとめ

転職活動が長期化する理由は、各段階においてたくさん隠れています。

自分一人で活動しているとそもそも手に入らない情報があることに気がつかないと、いつまでたっても結果が出ないことになってしまいます。

転職は情報戦ですので、ライバルが持っている情報源は自分も持つこと、必要な情報を引き出す技術を磨くことも短期間で転職を決めるための重要なスキルです。

この記事の項目をチェックリスト代わりに活用していただき、短期で納得のいく転職を決められることをお祈りしています!

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

目次
閉じる