内定取り消し?!退職時の引き止め対策を間違えるとキケン!!

・転職先が決まったけど引き止められて気持ちが揺れている

・退職を告げたら、お前がいなくてどうするんだと上司に脅された

この記事を読むと、退職ブロックや引止めにあった時の対応策と引止めを予防するためのノウハウがわかります。

内定をもらって、さああとは退職手続きだけと意気込んで上司に告げるとものすごい引き止めや恫喝にあったという話はよく聞きます。

もしかしたらあなたも同じような経験をされたこと、あるいはその危険を感じたことはないでしょうか?

人手不足の酷い業界や離職率の高い会社だけではなく、一般的な日系の会社は長年勤めた社員の退職に敏感に反応します。

背景には採用育成コストの高さ、引き継ぎのめんどくささなどがあると思います。

別記事でも解説していますが、外資系企業では文化的にも人が辞めることを前提としたJob Description(業務内容定義)という仕組みや組織文化になっているので、会社を辞めるからといって極端な引き止めにあうことはありません。
(例外はありますが)

この記事では、スムースに退職するためのポイントをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。

目次

基本的に引き止めは全て振り切る

まず最初に引止めは全て振り切る覚悟が必要です。

何があっても転職するんだ!という強い決意がなければ、退職できなくなる場合もあります。

会社が引き止める理由

例外もありますが、大抵の引き止めはあなたのためを思ってのものではない場合がほとんどです。

特に年功序列、終身雇用が制度として残っている会社では、採用コストの高さ、育成期間の長さ、中途採用経験の少なさなどが壁になって、社員の退職を極端に嫌い、「裏切り者」として扱おうとする風潮さえあります。

当然退職の意思表示をした途端に強烈な引き止め、脅し、泣き落としとバラエティに富む妨害工作をかけてきます。

ここで弱腰の態度を見せようものなら、相手の思う壺。

波状攻撃を受けて時間がどんどん過ぎて、転職先に約束していた入社日が守れなくなったら内定取り消しのリスクまで出てきます。

そうなるとあなたの信用の問題に発展しかねません。

しっかりと予防策を打ち、引き止めに会った時の対策を練ってから退職を申し出ましょう。

引き止め予防対策

退職することは「絶対に」誰にも相談しない

転職活動を通じて一番大切なことは、絶対に同僚、上司、部下には転職の相談をしないということです。

また、リファラルを頼む相手にも決して口外しないように念を押しておくことも大切です。

漏れた情報は瀬鰭尾鰭をつけてあらぬ噂となって社内を駆け巡ります。

あっという間に回り中的だらけなんて状況になったら転職どころではありません。

まずは情報コントロールを徹底してください。

退職による関係悪化は可能な限り避ける

転職で一番避けたいことは、会社や同僚との関係悪化です。

サラリーマンを続ける異常、どこでどうつながっているかを全て調べることはできません。

「もめないこと」が最高の予防策なのです。

もちろん後で解説する通り、揉めた時の対策はありますし、その準備も大事です。

時間とお金を無駄にしないためにも、大前提は「もめないこと」です。

以下で特に注意する予防策を解説します。

引き止めされたときのための対策

優柔不断な態度が一番危険

これもよく聞くパターンですが、はっきりと理由を伝えられない人は要注意です。

相手も経験豊かな会社員ですから、あれやこれやと搦手で攻めてきます。

準備も大切ですが、はっきりとした態度を常に取ることも大切です。

「かならず退職する」という強い意思を持ってください。

転職のタイミングは慎重に決める

退職を伝えたときの引き止めで多いのが「今は忙しいからやめられたら困る」というタイミングについてです。

会社にとってあるいは部門にとってチームにとって避けたほうがいいタイミングは十分把握できると思うので、可能な限り影響が少ないタイミングを選ぶべきです。

後任育成と引き継ぎ準備を進める

引き止め理由で次に多いのが「君」にやめられたら困るという説得です。

確かに従業員が100人以下の企業で営業のダントツトップの成績を出しているような人であればその引き止めも説得力がありますが、普通に考えて誰がやめても会社は次の日も普通に回ります。

そもそも、誰がやめても業績が極端に悪化しないように経営するのが管理職以上の責任です。

とは言え、恩もあれば情もある日本人。

最善の予防策としては後進の育成です。

ただ、これは時間がかかりますし、適任がいなければどうしようもありません。

それでも日々の業務で自分がいなくなった時のリスクを洗い出して、万が一の時にどう対応するか、そのために必要なことは何か、どんな準備を進めればいいかという視点を持ちながら仕事をすれば、退職が引き金となって会社や部門、チーム、同僚が困ることは防げるでしょう。

自分の担当範囲、関係者、顧客、問題点などはきちんと整理して情報として渡せるように準備するのは社会人としての最低限の礼儀です。

余裕を持って準備しておくことで、退職妨害も少なくなるのではないでしょうか。

引き止めにくい理由を考える

給与やポジションを退職理由に使ってはいけないワケ

これも引き止めにありがちですが、給与の低さや昇進の遅さを理由とすると、

まず間違いなく昇給や希望していた部門への異動などを提案してくるはずです。

こうなると言い訳がたたなくなります。

相手の反応を想定して、理由を考えましょう。

やりたいことが実現できないことを証明する

おそらく客観的にみて一番納得行きやすく、周囲の反対も押さえやすいのが自分のやりたいことを実現するために退職するという理由です。

例えば、国内のプロジェクトをずっと担当していたのでれば、より大きな舞台=海外含めたグローバルプロジェクトを担当してみたいなどです。

「当社も国内市場の縮小に備えて、今経営陣が海外進出を検討している」など説得が来るかもしれませんが、その時は具体的な時期が既に決まっているのか、それはいつか、自分は候補なのか、自分がやりたいと思うことが業務に含まれているのかなどを具体的に確認します。

万が一自分のやりたいことにぴったりであれば、そのとき考え直せばいいと思いますが、まあ、あまりこれはありませんね。。。大抵は付け焼き刃の言い訳みたいな架空のプロジェクトの話である場合がほとんどでしょう。

引き止め対策用の問答集を作っておく

ここではよくある引き止め台詞や攻撃を集めてみました。

こんな非難されるような言葉や引き止めにあったらこうしようという作戦立案に役立ててください。

よくある責めたり非難する言葉

「今のままでは他社行っても通用しない」

内定が出ている時点でこれは的外れな指摘になりますから、何も気にすることはありません。

「損害賠償を請求する」

ブラック企業に関する記事でも解説していますが、労働基準法でこれは禁止されています。処罰されます。もし特定個人の退職で会社や顧客に損害が発生するのであれば、それは経営陣の問題です。

 「この業界では仕事はできないよ」

パワハラですし、そんな力のある人は滅多にいません。

そもそも企業間で特定個人の転職を邪魔するような行為をすれば、それこそ問題です。

最悪の場合、ブラック企業への対応同様、弁護士や労働基準監督署への相談も必要ですが、証拠があるとないとではその後の展開が全く異なりますので、上司がもともとパワハラタイプであれば、退職の話をする時にメモを取るなり会話を録音するなどの対策を取っておいてください。

引き止めの台詞

「給料を上げるから残って欲しい」

一番多い引き止めの台詞で、一番実現性の低いものです。

もし給与が上がったとしても、責任や仕事範囲がどうなるかも分からないですら、仕事環境が悪化する危険すらあります。

ただ給与だけが転職の理由で、仕事にも人間関係にも不満がないのであれば希望給与を伝えて新しい雇用契約書を希望期限までに準備できるなら検討してもいいと思います。

「昇進直前だよ?」「今後あなたに重要な役割を任せようと思っていた」

昇進が確定している内示書や辞令をもらいましょう。どう重要なのか、どんなポジションを用意してくれているのか、いつからなのかなど詳細を聞けば上っ面のセリフかどうかが分かります。

「後任が見つかるまで待ってほしい」

この質問には「No」以外は危険です。毅然と待てないことを伝えます。「いつですか?」や「どうやって探すのですか?」など質問すると相手の思うツボです。

人手不足で人材の確保が難しいのはどの企業でも一緒ですから、これも経営課題でありあなたが責任を取るべき問題ではありません。

日常的に問題点は上申しておいて、こうした引き止めに対しては「以前から申し上げている通り」と切り返せばいいと思います。

「バランスの取れた働き方を考えよう」「異動など環境を変えてみよう」

できるのであれば、とっくにやっていますよね。。。

万が一希望部署への異動が現実になれば、最悪入れ替わりに移動させられた人からの恨みを買いかねません。

それに、他の退職希望者が出た時に今度はあなたが望まない異動をさせられる可能性もあります。

内定取り消しリスクを考えておく

内定をもらった際には入社予定日の希望を伝えるのが通常ですが、相手の期待に答えようとして極端に短い期間を提案するのは絶対に避けましょう

すでに解説した通り、退職は何らかの引き止めが入ることがほとんで想像以上に体力、精神力、そして時間がかかります。

万が一伝えてあった予定日に間に合わないということになると、転職先の準備も無駄になりかねないばかりか、信頼も失います。

 退職手続きが思うように進まない場合も想定して、余裕のある入社日希望を伝え、もし強烈な引き止め工作にあって入社がずれ込むリスクが出てきたらすぐに状況を共有することが大切です。

中途採用は即戦力としての期待が大きいですから、あなたの入社がビジネスリスクになることもあります。

内定をもらったら、必ず入社予定がずれた場合にどうなるのか、どうすればいいのかを採用担当に確認するようにしてください。

最終手段の準備

どうしても相手が納得しない、繰り返ししつこく説得しようとしてくる、挙げ句の果てには脅し文句までとなった場合は法的な対応を取る必要が出てきます。

そうした時にすぐ台頭できるように準備を進めましょう。

自分から退職の意思表示ができない場合は、内容証明付きで郵送するなど方法はありますが、それも難しい時は退職代行や弁護士への相談を検討してください。

退職のお悩みを法律相談のプロに任せて解決! 

0.gif

東京都労働委員会認証の合同労働組合【退職代行ガーディアン】 

0.gif

まとめ

業界は狭く、知り合いはどこで繋がっているかわかりません。

何年も務めてきた会社であれば社歴そのものが資産でもありますから、なるべく穏便な形で退職できるように準備を進めてください。

要点は以下の4つです。

  • 基本的に引き止めは全て振り切る
  • 引継ぎ準備、後任育成など早めの引き止め予防策の手を打つ
  • 引き止めにあった場合の対策を準備し、入社予定がずれないように手を打つ
  • 強硬な引き止めには退職サービスや弁護士への相談も検討する

最後は揺るがない決意が必要ですし、そのためにも目的を持って、見失わないようにしっかりと準備をしてください。

転職の成功をお祈りしています!

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

目次
閉じる