未経験で外資系ITに転職し、キャリアと年収を爆上げしたくまたです。
この記事は相性の悪い上司に悩む人向けに付き合い方や対策、精神的につらいときの対策を解説しています。
・上司と考え方や価値観が合わなくていつも喧嘩になる
・上司に嫌われてしまい、どんなに頑張っても評価されない
・上司が自己中心的で自分のやり方を押し付けてくるし感情的。
・すぐに大声で起こり出すのがストレスだし、信用できない。
「上司の顔を見るだけでやる気が失せる」
「いうことがコロコロ変わって信用できない」
上司との付き合いでそんなふうに感じたことがないですか?
サラリーマンなら、多かれ少なかれ人間関係で悩むと思います。
特に上司との相性が悪い場合、選択肢は
①会社を辞める
②異動願いを出す
③我慢する
の3つ。
上司はあなたのパフォーマンス評価して賞与や昇進を決める人。
だからこそ上司との相性問題を後回しにするとキャリアアップができないままに年だけとっていきます。
10年ガマンして市場価値が落ちてるなんてサイアクですよね?
上司との相性に悩んでいる人はぜひ最後までご覧ください。
上司のどこが嫌い?なにがイヤ?
マイナビ転職のアンケートによると会社員の73.5%は「職場に嫌いな上司がいる」と答えているんです。
上司との人間関係が仕事に大きく影響することは間違いありません。
それ故に自分の評価をする「上司」との相性が悪いときは、悩みも深くなりがちです。
では、他の人にとって「相性の悪い上司」とはどんな上司でしょうか?
あなたにとって上司と合わない理由を書き出してカテゴリに分けてみましょう。
上司と合わない理由が、
・自分でコントロールできること
・自分ではコントロールできないこと
で解決方法が変わってきます。
ここでいうコントロールとは、
の様な場合です。
最後の点については、部門としての目標は部下であっても上司であっても一緒です。
それを実現するための「協働」と割り切ることができればあなたキャリアにとってのメリットは大きいでしょう。
感情に任せて判断してしまうと、同じ状況にあっても対応策がないので、結局逃げるしか無くなってしまいます。
コントロールできることできないこと別に対応方法を考えてみましょう。
相性の悪い上司がいるときの対応策
相性の悪い上司の行動パターン別対策
理想の職場や会社がないことと同じで、完璧な上司はいません。
感情のコントロールはとても難しいもの。
ちょっとした仕草やことばが気に食わないと上司の全てが嫌いになったりするものです。
対応次第では自分が嫌われ逆に悪役にされてしまうリスクもありますよね。
我慢できなくなる前に対応を準備しておくべきです。
気持ちのコントロールができない理由を知っておくことは大切です。
これができないと上司が変わっても、転職したとしても、同じ問題で悩むことに。
上司を含む人間関係で悩んだときは、まず状況を分析して自分で取れる対応をやってみることが大切です。
以下はマイナビ転職が集計した苦手な上司の理由と対応のランキングです。
一般的な対応策としては、仕事として割り切る人が半数以上。
異動や転職を選んで環境を変える人は5人に1人でした。
上司が苦手・嫌いな理由ランキング
ランキング | 嫌いな理由 |
1 | 理不尽 |
2 | 自己中心的 |
3 | 自分のやり方を押し付けてくる |
4 | 人によって対応が変わる |
5 | 厳しい |
6 | 感情的になる |
7 | 仕事ができない |
嫌いな上司への対応ランキング
ランキング | 対応方法 | 割合 |
1 | 仕事だと割り切って普通に接する | 61.4% |
2 | 出来る限り関わらない・話さないようにする | 55.4% |
3 | 異動・転職した | 19.3% |
4 | ほかの上司や部署に相談した | 13.3% |
5 | 嫌だと思うことを直接上司に言った | 10.8% |
6 | 上司のいいところを見つけようとした | 9.6% |
7 | その他 | 1.2% |
あなたが取るべき行動としてはどうすべきかについて、転職とそれ以外の対応策を解説していきます。
転職を選ぶべきでない場合
もし次の様に納得できる理由があれば、転職は選択肢としてあまりお勧めしません。
上司との関係が改善する可能性がある場合は、あなたの側にも問題があったのかもしれません。
部下を持つ様になって今度は自分が「相性の悪い上司」にな李たくはないですよね。
自分以外の誰かに自分の行動を評価してもらう機会を持つことで、上司とのトラブルを避けるためのスキルが身につくこともあります。
僕は自分のチームの人には定期的に(ランチを使ってカジュアルな面談を設定して)自分への不満や期待を質問する様にしていました。また、上司に対しても同様の質問をして、自分が感じていることとのズレを早めにみつけるようにしています。
取ってはいけない行動
相性の悪い上司への対策で取ってはいけない行動が「復讐」です。
不満が嫌悪に変わって、恨み辛みばかりが出てくる気持ちも分かります。
でもそれを行動に起こしてしまうと悪い結果となってあなたに降りかかることに。
例えば、以下の様な例です。
・上司の悪口を同僚に触れ回る
・上司に対して喧嘩腰の態度を取る
・上司の指示を理由をつけて否定したり、拒否する
これは客観的に見ると業務命令の拒否やサボタージュと受け取られかねません。
そうなったら懲罰対象にさえなってしまいます。
転職どころか最悪「失職」「解雇」と言う可能性さえあります。
感情的に行動しても良いことは絶対ないんです。
あなたをみているのは上司だけではありません。あなたの同僚や部下、他部門の社員もあなたの行動・言動をみています。
問題ある上司のせいで、周囲の社員との信頼関係を失ってしまうのはあなたのキャリアにとって大きな損失。
キャリアを作り支えるのはあなたが達成した成果と培ってきた人脈です。
その点を忘れずに、冷静に落ち着いてできることから進めてください。
自分では解決できない場合に取るべき行動
相性の悪い上司との関係改善は、まず自分でコントロールできることに集中すること。
一番大切なことは抱えこんで精神的に辛くならない様に逃げ道を用意することです。
「もうダメ・・・でも自分から退職は言い出せない」人は、退職代行サービスを使って助けてもらうのもありです。
専門家の意見をもらって休んで見ることも大切
今の時点ですでに精神的に辛い場合は、長期休暇なども選択肢の一つです。
「まだ大丈夫」と思ったら、そのときが専門家医へ相談するタイミングです。
心を守るためには、気持ちに余裕があるうちに先手を打って行動してください。
精神的にはさほど追い詰められてはいないけど仕事に大きく影響するのでなんとかしたい。
でも自分でコントロールできる範囲を既に超えている場合にとれる行動は第三者へエスカレーションです。
第三者に相談する
転職についてはこの後に解説しますが、転職以外の選択肢もあります。
異動願い、転勤願い、人事の相談窓口への相談などが一般的な対応策です。
これらについては事前に調べておくことが大切です。
特に3つ目の人事相談窓口への相談が「どの範囲の管理職に共有されるのか」については必ず確認します。
これは相談内容が相性の悪い上司に漏れない様にするためです。
希望する異動先や転勤先に同じ様なタイプの上司がいないかどうかも確認すべき点ですね。
転職で上司や働く環境を変える
自分の力ではコントロールできないものや異動や転勤を申し込んでも叶わないことはあります。
人事に相談しても取り合ってもらえない、パワハラやモラハラにもあっているなら転職が短期間での解決策です。
相性の悪い上司から離れることで、仕事がやりやすくなって精神的にも開放されます。
リラックスして仕事に取り組めるようにもなるでしょう。
やる気も上がって頑張れる様になれば、評価は自然と上がるはずです。
「転職したい」と「転職できる」は違う
結論から言えば、「転職できる」目処がついてから行動すべき。
そして転職できる目処をつけるにはある程度時間をかけて準備する必要があります。
仕事があって給料をもらえているなら、余裕のあるいまこそ転職準備の最高のタイミング。
「自分がいまいくらで売れるのか?」を知りたいなら、転職エージェントの無料キャリア査定や転職相談を利用してください。
マイナビの調査によると転職希望者の半数以上は複数の転職サイト・転職エージェントを利用しています。
質のいい求人情報を手に入れるには転職サービスの利用が絶対必要ですから当たり前と言えば当たり前。
効率的に転職活動を進めて成功率をあげるためにも「目的別おすすめ転職エージェントランキング【転職成功率を上げる組合せ方】」もぜひぜひ参考にしてください。
上司との相性を転職理由にするのはNG
転職を選んだ際に転職理由として「上司との相性」はネガティブに受け取られます。
建前の理由を準備しておくことが必要です。
面接でも問われるポイントですので、履歴書、職務経歴書、面談問答集を準備してください。
アピールに食い違いが起きない様に注意することが大切。
面接は働く環境をチェックする最後のチャンス
せっかくの転職先で同じタイプの相性の悪い上司のいる部門へ配属される可能性をできるだけ低くしたいですよね?
面接を通して配属予定の部門の雰囲気や上司の情報を集めたり、現場のメンバーとの面談を申し込んで上司の評価を尋ねてもいいと思います。
他にも、過去の上司で相性のよかった人の特徴をまとめたり、その上司の情報を盛り込んで、パフォーマンスが最大になる環境を暗にアピールすることも1つの戦術です。
「貴社ではどんなタイプの管理職が多いですか?」とか「配属予定の部署の管理職にはどんなタイプが多いのでしょうか?」などの質問を向けて、相手の反応を見つつ入社後の環境を探ってみてもいいと思います。
上司との相性が気になるときは「リファラル採用」や「アルムナイ採用」も検討する
もし今の会社が3社目、4社目であれば過去に働きやすいと感じた会社もあったかと思います。
どうしても今の会社では働きたくない、でも次の会社がいい環境・いい上司とも限らないので転職も怖い、けどもう我慢も限界。。。と言う場合もあるのではないでしょうか?
そのときは、
・以前勤めた会社に「アルムナイ制度」など退職社員を再雇用する制度がないか
・仲の良い知人・信頼できるかつての同僚がいれば、仕事を紹介してもらう
などの選択も並行で検討しておくと選択肢が広がって気持ちも楽になります。
アルムナイ採用やリファラル採用については次の記事でも解説しています。
興味があれば参考にしてください。
まとめ
ここまでの内容を簡単にまとめます。
・自分にとって相性の悪い上司とはどんなタイプかを知る
・相性の悪い上司の行動別対策
・自分でコントロールできない内容であれば、転勤・異動・転職を考える
・感情に任せて「復讐」しても自分の評価を下げるだけ
・転職先で相性の悪い上司にぶつからない様にするための予防策
・前職への出戻りや信頼のおける知人の職場を紹介してもらう
どんなに仕事のしやすい、尊敬できると思う上司と巡り合っても関係が悪化して「相性の悪い上司」になる可能性はゼロではないと言うことです。
精神的に我慢できないときはさっと逃げましょう。
でも自分でコントールできない人間関係の問題はどの職場でも少なからず起こる可能性があることを忘れないでくださいね。
転職がキャリアダウンに「転職できる」目処がついてから行動すべき。 その準備としてあなた自身があなたの値段を知る必要がありませんか?ならない様な行動を取ってください。
できるだけ多くの選択肢を考えておくことで精神的に楽になりますからぜひ試してくださいね。