ストレスが少なくて、就いてよかったと思える仕事に憧れますよね。
一見華やかに見える仕事も実はストレスの塊だったりします。
人生一度きり。
自分らしさを失ってまで働く意味があるでしょうか?
もちろん叶えたい夢があって、そのためにやらなければいけないことがある。
逃げられない仕事があれば意味のない質問かもしれません。
でもそんな人だけじゃない。
平凡な毎日、ヒャッハー!な人もたくさんいるんです。
この記事はそんなストレスフリーな生活を求めている人のために書きました。
・次こそは失敗しない
・もうこのストレスから解放されたい
・会社に行きたくない
・上司に会いたくない
・プレッシャーのない仕事がしたい
・週休二日の仕事をしたい
そんなふうに悩んでいるなら、この記事を仕事探しや転職活動の参考にしてください。
ストレスのない仕事とは?
人間関係、上司のパワハラ、長時間のサービス残業、働きがいのない仕事。。。
そうしたストレスから解放されたら、どんなに気持ちがいいでしょう!
羽が生えたように心も体も軽くなるはずです。
「うん、うん、絶対そうだよね!」とうなずいているそこのあなた。
あなたに必要なのは、一言で言えば「わがまま」になること。
やりたくない仕事を辞めて、あなたにあった仕事を探すことです。
でも、どんな仕事を選べばいいのか、失敗するリスクはないのか。
いろいろな疑問が頭に浮かんでくると思います。
ここからストレスの少ない仕事について具体的に解説していきますね。
あなたにとって何がストレスか
具体的な仕事探しの前に、はっきりと言葉にしておかないといけないことがあります。
あなたにとって何がストレスになっているのか?です。
これがキチンと言葉にできていないなら、仕事探しもうまくいきません。
上司が嫌で仕事を辞めたかったのに、転職してみたら距離感の近い人間関係がダメだったなど、本当の自分の気持ちは意外と気が付きにくいもの。
まず最初に本当のストレスの原因を突き止めてください。
心や体にかかっているストレスの原因については次の記事でも詳しく解説しているので参考にしてください。
ストレスの少ない仕事を探す基準は?
次にストレスが少なくて働きやすい仕事の探し方について解説します。
基本的には、
・今の仕事が好きであれば、同じ業界・職種でホワイトな会社を探す
・今の仕事が嫌いなら、自分にとってのストレスが何かをはっきりとさせた上で違う仕事を選ぶ
です。
具体的な仕事を選ぶときのポイントは3つです。
自分に合った仕事は何かを知る
「あなたにとって何がストレスなのか」がはっきりしているなら、すぐにわかると思います。
つまりあなたがストレスを感じない、感じにくい仕事や職場があなたに合った仕事になります。
求人情報を探す前に自分にとって何がストレスになるのか、どんな環境であればリラックスできるのか、どんな人と働きたいのかを紙に書き出してみることをお勧めします。
言語化することで、気がつくこともたくさんありますから試してみてくださいね。
給料だけで選ばない
給料が高い=ストレスの少ないいい仕事ではありません。
給料が高い理由は、いい意味でも悪い意味でも働いてくれる人が少なくて給料を出さないと雇えないからです。
例えば人工知能の開発者やビッグデータのアナリストなど、需要があるのに転職市場にほとんど出てこないような人の年収はすごく高くなります。
ブラック企業、肉体労働、ノルマのきつい営業職などすぐに人がやめていく「ストレスだらけ」の仕事・会社は甘い言葉やおなけで釣らないと候補者すら集まりませんよね。
会社のブラック度をチェックするときは、離職率を確認するようにしてください。
目安は大体10%。20%を超えるようなら間違いなく「ブラック」です!
人がやめていく会社は高い給料・甘い言葉で誘ってきます。
しかもハローワークや無料の求人誌など、求人情報が比較的手に入りやすくて誰でも応募できるようなものがほとんど。
ストレスが少なくてブラック企業などではない質の高い求人を見つけたい人は転職エージェントや転職サイトで求人を探しています。
「目的別おすすめ転職エージェントランキング【転職成功率を上げる組合せ方】」で詳しく比較しているので参考にしてください。
転職エージェントやサイトのアドバイスを活用する
ここまで読んでいただければ転職エージェントやサイトのアドバイスを活用するメリットがわかっていただけたと思います。
転職エージェントや転職サイトの8割は非公開と言われますから、メリットがありますよね。
質の高い求人が多いことに加えて、企業側の希望で非公開になっている求人情報も手に入りますから、成功率を少しでも上げたいと思うなら、積極的に活用してみてくださいね。
ストレスの少ない仕事 9選
では、ストレスの少ない仕事にどんなものがあるのか、具体的な例でご紹介します。
最初にお伝えした通り、ストレスを何に感じるかは人それぞれです。
仕事によって人間関係、職場、仕事量、やりがい、などストレスのかかり方は異なりますでの、全てについてストレスがないという仕事はないでしょうl
各項目をチェックしながら、自分がどんなことにストレスを感じるのかを理解するためのサンプルとして使っていただくのもアリかと思います。
警備員
チェックポイント | 評価 | メモ |
---|---|---|
精神的ストレス | ○ | 平和ならいいけど、何かが起こった時のストレスは強い |
肉体的ストレス | ○ | 警備する建物の種類、範囲による |
勤務時間の長さ | ○ | 基本的にシフト制なので、残業なし |
やりがい | ○ | 治安維持。大袈裟だけど、人の安全のために働くことはやりがいを感じる人が多いはず |
将来性 | ▲ | 警備員の経験を積んでもその先のキャリアの選択肢は少ない |
裁量権 | ▲ | やることはマニュアル化されているので、それほど仕事の幅はなく、裁量権も少ない |
女性向け仕事か | × | 何かあった場合のことを考えると女性にはおすすめではない |
正社員求人数 | × | dodaで全国検索:130件 パート・アルバイト中心 |
未経験・学歴不問 | ○ | – |
平均年収(求人ボックス.com) | ▲ | 327万円 |
タクシードライバー
チェックポイント | 評価 | メモ |
---|---|---|
精神的ストレス | ○ | 酔っ払い・タクシー強盗など乗客ごとにこちなるスクはある |
肉体的ストレス | ▲ | 1日の売り上げが少ないと、残業して稼ごうとして負担が増える |
勤務時間の長さ | ○ | 1日の売り上げが少ないと、残業して稼ごうとして負担が増える |
やりがい | ○ | 車を持たない人、歳をとって運転できなくなった人など社会的な意味も強くなっている |
将来性 | ▲ | 自分の頑張り次第で売り上げが変わるが、その先に付加価値のあるキャリアが描けない。個人商店に近い |
裁量権 | ▲ | – |
女性向け仕事か | ○ | 女性ドライバーも増えている |
正社員求人数 | ▲ | dodaで全国検索:400件 |
未経験・学歴不問 | ○ | – |
平均年収(求人ボックス.com) | ▲ | 350万円 |
ビル・倉庫・マンションの管理人
チェックポイント | 評価 | メモ |
---|---|---|
精神的ストレス | ○ | ゴミ出し・ビル内の巡回など定型業務がほとんど |
肉体的ストレス | ○ | 軽作業がおおいので、シニアでもOK |
勤務時間の長さ | ○ | 24時間制なら基本的にシフト制で残業はない |
やりがい | ○ | 治安維持。大げさだけど、人の安全のために働くことはやりがいを感じる人が多いはず |
将来性 | ▲ | キャリア的に大きな飛躍はないが、大都市圏であれば管理人の需要は無くならないだろう |
裁量権 | ▲ | 定型作業が多い |
女性向け仕事か | ▲ | 力仕事がないわけではないので、体力に自信のない女性には不向き |
正社員求人数 | ▲ | dodaで全国検索:116件 転勤がある会社もあり |
未経験・学歴不問 | ○ | – |
平均年収(求人ボックス.com) | ○ | 460万円 |
清掃員
チェックポイント | 評価 | メモ |
---|---|---|
精神的ストレス | ○ | 定型作業が多いのでストレスは少なめ |
肉体的ストレス | ▲ | 夏場・冬場の屋外作業はきつい場合あり |
勤務時間の長さ | ○ | 勤務時間は決まっている場合が多いが、早朝・深夜が作業位時間として指定されている場合があるので注意 |
やりがい | ○ | 街・ビル・オフィスを清潔に保つ。衛生維持でとても人の役に立つ |
将来性 | ○ | ロボットではできない作業も多いので、継続して働くことができる |
裁量権 | ▲ | 定型作業が多い |
女性向け仕事か | ○ | トイレ掃除が必要な場合は、女性社員を好む場合あり。早朝・深夜のシフト勤務が多い点がデメリット |
正社員求人数 | ▲ | dodaで全国検索:34件 パート・アルバイトの求人が中心 |
未経験・学歴不問 | ○ | – |
平均年収(求人ボックス.com) | ▲ | 344万円 |
工場勤務
チェックポイント | 評価 | メモ |
---|---|---|
精神的ストレス | ○ | 定型作業が多いのでストレスは少なめ |
肉体的ストレス | ▲ | 夏場・冬場の屋外作業はきつい場合あり |
勤務時間の長さ | ○ | 基本的にシフト制だが、繁忙期や突発的な仕事で残業が増えることもある |
やりがい | ○ | ものづくりが多い職種なので、目に見える結果を好む人には向いている |
将来性 | ○ | 自動化・ロボット化を進めやすい作業は仕事を失うリスクが高い |
裁量権 | ▲ | 定型作業が多い |
女性向け仕事か | ○ | 缶詰工場など、座ってできる作業で、力をそれほど必要としないものも多い |
正社員求人数 | ○ | dodaで全国検索:303件 パート・アルバイトの求人も多い |
未経験・学歴不問 | ○ | – |
平均年収(求人ボックス.com) | ▲ | 335万円 ※ライン作業の場合 |
Webライター
チェックポイント | 評価 | メモ |
---|---|---|
精神的ストレス | ○ | 基本的に一人で進める作業なので、人間関係のストレスは少ない |
肉体的ストレス | ○ | 肉体労働ではないので、ストレスは低い。 |
勤務時間の長さ | ▲ | 請負なので納品できるまでが仕事 |
やりがい | ○ | ライターからディレクター、トレーナーなどへのキャリアもある |
将来性 | ○ | キャリアアップするための基礎スキルにもなるので、投資価値あり |
裁量権 | ○ | 作業内容は細かな指示がある場合もあるが、基本的に自分のスタイルで作成することができるから、個性が活きる仕事と言える |
女性向け仕事か | ○ | 性別は関係ないが、記事内容によっては女性向き、男性向きのものがある |
正社員求人数 | ▲ | dodaで全国検索:12件 パート・アルバイト・フリーランスの求人が中心 |
未経験・学歴不問 | ○ | 完全に実力 |
平均年収(求人ボックス.com) | ○ | 450万円 |
事務職
チェックポイント | 評価 | メモ |
---|---|---|
精神的ストレス | ▲ | 定型作業がおいいが、雑用も多い。責任は少ない。意外と向き不向きがある |
肉体的ストレス | ○ | 軽作業がほとんどで、体への負担は少ない |
勤務時間の長さ | ○ | 定時で帰れることが多い。営業事務などは繁忙期・決算期に残業が発生する可能性あり |
やりがい | ▲ | 市場価値の高いスキルがつくわけではない。輸出入経理関係だと英語と専門知識が必要になるので、価値は上がる |
将来性 | ▲ | 自動化・OA化、人工知能によって条件のいい大手の仕事は消えつつある |
裁量権 | ○ | 定型作業が多く、それ以外も具体的な指示があることが多い |
女性向け仕事か | ○ | |
正社員求人数 | ○ | dodaで全国検索:901件 |
未経験・学歴不問 | ▲ | 大手の正社員の場合は大卒・短大卒を求められることが多い |
平均年収(求人ボックス.com) | ▲ | 320万円 |
コールセンター
チェックポイント | 評価 | メモ |
---|---|---|
精神的ストレス | ▲ | 製品サポートの場合は、トラブル対応窓口はストレスは高い場合がある |
肉体的ストレス | ○ | 肉体労働ではないため、基本的に体への負担は少ない。ただし、繁忙期に残業が増える可能性はある |
勤務時間の長さ | ○ | 基本的にシフト制勤務の職場が多い |
やりがい | ○ | 人の役に立つ仕事であり、やりがいを感じる人も多い。 |
将来性 | ○ | IT系のコールセンターならサポートエンジニアなどへのキャリアアップの道がある。英語が必要なら給与はかなりアップする。もしくはリーダー・マネージャーなどの管理職 |
裁量権 | ○ | 定型作業が多く、それ以外も具体的な指示があることが多い。製品サポートの場合は問い合わせに応じて臨機応変な対応が求められることも |
女性向け仕事か | ○ | |
正社員求人数 | ○ | dodaで全国検索:2,394件 |
未経験・学歴不問 | ○ | 大手の正社員の場合は大卒・短大卒を求められることもある |
平均年収(求人ボックス.com) | ▲ | 410万円 |
データ入力
チェックポイント | 評価 | メモ |
---|---|---|
精神的ストレス | ○ | 単純作業なのでストレスは少ない |
肉体的ストレス | ○ | 単純作業なのでストレスは少ない |
勤務時間の長さ | ▲ | 入力するデータや業務により異なる可能性あり |
やりがい | ▲ | 定型・単純作業が続くためやりがは少ない |
将来性 | ▲ | 自動化・ロボット化・AIの進化で仕事としては減少すると思うが、紙文化が残る業界がある限りなくならない仕事とも言える |
裁量権 | × | 裁量が必要となる作業は少ない |
女性向け仕事か | ○ | – |
正社員求人数 | × | dodaで全国検索:818件 パート・アルバイト求人も多い |
未経験・学歴不問 | ○ | |
平均年収(求人ボックス.com) | ▲ | 316万円 |
女性におすすめのストレスの少ない仕事は?
ご紹介した仕事の中では、タクシードライバー、清掃員、工場勤務、事務職、コールセンター、データ入力が女性におすすめしやすい仕事になります。
ただし、次のようなデメリットも。
職種 | デメリット |
---|---|
タクシードライバー | 2種免許が必要。深夜シフトがあるのでお子さんの小さな方には不向き |
清掃員 | 深夜シフトがあるのでお子さんの小さな方には不向き。 |
工場勤務 | 重量物の持ち運びなどがある場合は女性には辛い |
コールセンター | トラブル系のコールセンターはストレスが高い |
事務職 | AIやデジタル化で募集が少なく競争率が高い。将来性も不安 |
データ入力 | AIやデジタル化で募集が少なく競争率が高い。将来性も不安 |
住んでいる地域によってはそもそも求人がない場合もあるので、体力・シフト勤務の可否など含めて自分に合う仕事を選ぶ必要があると思います。
ストレスの少ない仕事の特徴
次にストレスの少ない仕事をたくさんの求人情報から選ぶときのチェックポイントを解説します。
全てが揃っている会社はありませんし、全てを選べるわけでもありません。
あなたにとってのストレスが何かを理解した上で、仕事や職場を選ぶときの目安にしてください。
人間関係が良い
職場の人間関係がいいかどうかは、求人情報だけではわかりにくいですよね。
チェックポイントとしては次の3つです。
・離職率が10%以下の会社は、辞める人が少ないのは働きやすくて安定している会社に多い
・転職会議などの会社の口コミサイトで社内の情報を手に入れる
・人事・採用担当者に社員に対してハラスメントのトレーニングを定期的に実施しているか質問する
労働時間が適正
長時間労働は心も体も壊していきますよね。
多くても月間20時間以内=1日1時間程度の残業に収まっている職場を選ぶといいと思います。
もちろん、業界・会社や職種によって違いますし、繁忙期は残業が増えるかもしれません。
平均して残業が多い会社は避けましょう。
転職サイトのdodaが「90職種別の残業時間ランキング」を公開しているので参考にしてください。
長期休暇が取りやすい
業界や職種、会社の大きさによって差が出やすいのが長期休暇。
あなたのライフスタイルに合わせて休日をとれることもストレスを少なくするために大切なポイントですよね。
例えば、僕であれば残業が多く、週末出勤があったとしても2〜3週間の長期休暇を年2回取れるのであればそちらを選びます。
また労働時間が短くて週休2日でも土日ではなくて1日は平日休みなど、業界によっては変則的なお休みになることもしばしば。
長期休暇と休日、シフト勤務の有無については必ず確認しましょう。
働き方、働く場所を選びやすい
新型コロナ禍で大きく変わったものに働き方がありますよね。
事務職やIT系の職種を中心に、在宅勤務やリモートワークが定着しました。
小さなお子さんがいたり家族の介護が必要な人、通勤が辛い人、会社に行かなくても仕事が成り立つ人には歓迎されました。
人材不足が年々ひどくなっているので、在宅勤務やリモートワークを選べることをメリットとしてアピールする会社も多くなっています。
家族や自分のために柔軟な働き方を選びたい、選んでみたいのであれば一時的ではなくて働き方を選べる人事制度を持っている会社がおすすめです。
給料が安定している
給料だけで仕事を選ばない方がいいとお伝えしましたが、給与でもう一つ注意してほしいことがあります。
それは基本給とボーナスの比率です。
年収が高くても基本給が5割・ボーナスが5割なんて仕事には見えにくいリスクがあります。
業績悪化やノルマ未達成でいきなり年収が半分になったり、人事制度が変わってさらに悪くなったなんてことも。
年収が高くても、あなたの努力でコントロールできないのがボーナス。
生活に必要な金額が手に入るように、基本給とボーナスの比率は必ず確認しましょう。
福利厚生に魅力はある
収入だけではなくて働くストレスにも影響するのが福利厚生です。
家賃補助、企業年金、健康増進費、英会話や社会人大学の学費補助など、収入増に近い福利厚生を持つホワイトな会社もたくさんありますし増えてきていると思います。
僕の同僚は社会人大学院に通っていますが、その費用年間100万円全額を会社からの学費補助でまかなっています。
特にIT業界や英語力を求める外資系のような人材獲得に苦労している会社は、年収だけではなくて福利厚生を充実させて社員のサポートを強化しています。
人事・採用担当に質問すれば具体的な内容を教えてくれますから、からなず確認するようにしましょう。
また、口コミサイトでも福利厚生情報が手に入ります。
興味があれば転職会議などをチェックしてみてください。
会社や仕事に将来性=安定性がある
ストレス原因になりやすいものに将来への不安があります。
いつ倒産するかわからないような会社ではストレスが溜まりますよね?
また、AIやコンピューターによる自動化、ロボット化で消えいていく仕事が増えています。
今すぐなくなることはないかもしれませんが、選んだ仕事によってはその先にあるはずのキャリアを選ぶことができなくなる場合も。
中長期的なキャリアプランを見据えて仕事や業界を選んでくださいね。
事務系の仕事はどんどん少なくなっていますので、職種を選ぶときには注意が必要ですよ。
スキルアップのチャンスがある
ストレスが少なくて働いて楽しい!と思える仕事は、スキルアップのチャンスもたくさんあります。
仕事の波や変化があまりなくて、淡々と作業を進める仕事が好きな方もいると思います。
でもキャリアアップを目指す方にとっては、成長やスキルアップのチャンスがないとストレスに直結するのではないでしょうか?
スキルアップのチャンスは職場の人間関係同様、社外からはわかりにくい・見えにくいポイントです。
短期間で転職を決めるたい、質の高い求人情報が欲しいと思いませんか?
そういうとき、転職会議のような企業の口コミサイトや企業人事・採用担当とパイプのある転職サイト・転職エージェントを利用すれば外に出てこない情報が集まるようになります。
顧客と直接やり取りしなくていい
営業職やコールセンターなどの仕事のように毎日お客様と直接接する仕事は、好き嫌いが分かれるでしょう。
人と接する仕事が苦手な人は、選んではいけない職種です。
直接お礼をもらえるなどやりがいも大きいのですが、トラブルの時は一番最初に矢面に立って謝罪をしなければいけません。
お客様によっては、言葉遣いや態度が悪い人もいるでしょう。
コミュにケーションの厳しいところも含めて楽しめる人、やりがいを感じる人でないとストレスが非常に強くなる仕事です。
裁量権がある
仕事にキャリアアップを求めるとき、裁量権のあるなしもストレスの原因になりやすポイントです。
何をやるにも上司の決済がないと仕事が進まないのはかなりストレスが強くなります。
例え職場としては働きやすくても、自分で決めることのできる範囲があまりにも狭いとただの「歯車」になった気持ちになりますよね。
向上心の強い人、自分で仕事を探す、仕事を創ることが好きな方には裁量権がどれくらいあるのか、もらえるのかについてもチェックしておきたいポイントです。
ただ、これも会社内部の情報になるので、手に入れるには口コミサイトや転職エージェントの利用が必要になります。
極端に重い責任がない
裁量権との裏表の関係にあるのが責任です。
責任はプレッシャーやストレスに繋がりやすいポイントですよね。
どんな仕事にもある程度の責任はついて回りますが、管理職や人をまとめるリーダーには裁量権と引き換えに追加の責任が生まれます。
自分以外の社員や派遣社員・パートの人を面倒見なければいけません。
これを面倒と感じるなら、必ずストレスにつながりますので選ばないことをお勧めします。
ストレスの少ない仕事にリスクはないの?
ストレスの少ない仕事にはメリットだらけですが、リスクはないのでしょうか?
リスクの内容は人によって変わります。
例えば、先ほどの例でロボット化や自動化で仕事自体が少なくなっている事務職。
事務職以外の仕事につきたくない・経験やスキルを考えても消えていく仕事以外に選択肢がないとき、ストレスになるはず。
また、体が健康であれば肉体労働系の仕事は辞めてもすぐに次が見つかりやすいといえますが、パートやアルバイト契約が多くて、正社員のチャンスが少ないので生活が安定しにくいと言えます。
人間関係の良い職場も、異動や退職、中途採用などで人が入れ替われば人間関係が悪くなるかもしれません。
大切なポイントは、次の2つ。
・何が我慢できるのか、どこまで我慢するのかを自分の中で決めておく
・我慢できないレベルになったらどうするか、選択肢を作っておく
どんな会社も職場も変化していきます。
あなたの価値観も変わって、いままではよかったことが明日は嫌になるかもしれません。
何を我慢して、何を我慢しないのか。
あなた自身がストレスをコントロールできるように、常に選択肢を持つことが大切だと思います。
ストレスのない求人はどこにある?
すでに説明したポイントも含まれていますが、あらためてストレスのない仕事をどこで探すのかについてまとめておきます。
求人情報を手に入れる方法は大きく分けて次の5つがあります。
求人情報を手に入れやすい方法から説明していきますね。
求人情報誌
新型コロナ禍で求人が激減しましたが、無料の求人誌や新聞の折込チラシは一番手軽な求人情報です。
転職エージェントほど高い費用がかからないので、社員数が少ない小さな会社や日雇い・パート社員の募集などでよく使われますね。
あなたが長期的に安心して働ける会社・仕事を探しているなら、おすすめしません。
グレーだろうがブラックだろうがどんな会社でもお金さえ出せば求人を出せるからです。
ハローワーク
ハローワークは公的な就職支援サービスで、仕事の紹介だけではなくて職業訓練や就職するまでの生活支援なども行なっています。
求人の質については、正直良いとは言えません。
無料で利用できるために、中小企業や地方の地場企業が多く、求人情報誌同様ブラック企業が紛れ込みやすいからです。
待遇面特に高い給与を希望する場合は、転職サイト・転職エージェント一択になると思ってください。
逆に、中小企業や地方の地場企業を希望するなら希望に合う求人が見つかるかもしれません。
でもしっかりと採用にお金をかけることのできるホワイトな会社は転職エージェントや転職サイトを使います。
なぜなら求職者の質も高くなりますし、結果的に手間が減るからです。
希望や妥協できる条件に合わせて、利用するかしないかを決めてくださいね。
転職エージェント・転職サイト
他の記事でも繰り返し解説していますが、リスクが少なくて求人の質も高いものが転職エージェント・転職サイトを使う方法です。
通常転職が成功すると、企業は転職エージェント側に転職者の年収の2〜3割を成功報酬として支払います。
例えば年収が500万なら、成功報酬は150万。
求人広告誌や無料利用できるハローワークと比べたら格段に高いコストがかかります。
つまり、転職エージェントや転職サイトを利用する会社は、それだけ資金的に余裕があり、価値ある人材を探していると言えます。
もちろんライバルとの競争がありますので難易度は上がります。
転職サイトやエージェントを使わずにライバルに勝つのはなかなか難しいと思います。
「目的別おすすめ転職エージェントランキング【転職成功率を上げる組合せ方】」で詳しく比較しているので参考にしてください。
知り合いの紹介
いきたい・働きたいと思える会社に知り合いがいて、その会社が「社員紹介制度」を持っていれば利用しないてはありません。
あなたのことをよく知る人であれば、書類選考のハードルも低くなりますし、社内の情報も手に入るので入社してから戸惑うリスクも低くなります。
何より知人のサポートがあれば、内定率も高くなります。
まあ、コネ入社ですが、最近次に紹介する前職からのお誘いと同じく、人事部門が力を入れている採用方法です。
主な理由は次の3つです。
・社員からの紹介であれば、能力面で適切に評価されている可能性が高い
・社風にも馴染みやすく、入社後のサポートも期待できる
・転職エージェントのように多額の成功報酬を支払う必要がない
コネのある方は、転職を考え始めた時にはまず知り合いがどこに勤めているかをチェックすることをおすすめします。
その他色々な転職方法についてもご紹介した記事がありますので、興味があればご覧ください。
前職からのお誘い
最近ニュースでもよく取り上げられるようになりましたが退職した社員を会社側から誘いをかける「アルムナイ採用」が広がっています。
OB会から発展するケースもあるようですが、気心の知れた元の社員を再雇用して短期間でビジネスを立ち上げたいような場合に重宝されるでしょう。
一般的な中途採用と違ってトレーニングがほとんど入りませんから、すぐに仕事を始めて結果が出るのも早い。
戻ってくる人にとっても知り合いだらけで仕事の進め方もよくわかっているから、違和感も少なく、ミスマッチもない。
もちろん、会社側が用意するポジションや年収が希望とあうことが必要ですが。。。
まとめ
ここまでの内容を簡単にまとめます。
・ストレスのない就てよかった仕事は人によって異なる
・仕事えらびの前に自分にとってのストレスが何かを知ることが大切
・ストレスがないことと年収の高さ、将来性などは別
・消えて行く仕事を選ぶとそれが新たなストレスとなる
・仕事にストレスがなくても会社がブラックだとNG
・質の高い求人情報を手に入れることが大切
・自分に合った仕事がわからないときは転職相談がおすすめ
繰り返しになりますが「あなたにとって」ストレスのない仕事を選ぶことが大切です。
そのためには自分がどんなことにストレスを感じるのかを知ることから始めましょう。
転職エージェントやキャリアカウンセラーにアドバイスをもらって、今までの経歴やスキルから客観的に自分に合いそうな仕事や職場、企業を紹介してもらうこともおすすめです。
自分はこうだ!と思っても意外と思い込みで間違っていることも多いですから、第三者のアドバイスにも耳を傾けてリスクを減らしましょう。
※よくある転職の悩みについては次の記事でもまとめていますので、参考にしてください。
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