これだけは知っておきたい「いずれ潰れる会社の特徴」

黒字のはずなのに突然リストラされた

朝刊で会社の倒産を知って途方に暮れている

業績が右肩下がりでボーナスカット

こんなふうに突然の悲報で人生が狂った人がたくさんいる。

でもこの悲劇は予想できなかったのだろうか?

「絶対」はないけどある程度予想して準備することはできるはず。

この記事では、潰れそうな会社の特徴とその対策について解説していきます。

会社が潰れそうになときに出る「特徴」とは?

会社が潰れそうになるときには色々な特徴が出ている。

知らないと「潰れる会社の特徴」とは気がつかないものもあったり。

潰れるときのサインを見逃さないように、ヒト・モノ・カネの3つの視点からまとめてみた。

もくじ

ヒトが出す会社が潰れそうな特徴

じわじわと業績を落としていくのが人の問題。

パフォーマンスが出なければそりゃ会社も続かない。

典型的な潰れる前に人が出す特徴を集めてみた。

経営者がコロコロ変わる

単純な話、船長がコロコロ変わる船に乗りたいと思うだろうか?

目的地が変わる、進むスピードが遅くなる、取り巻きで固めて実力が評価されない。

ドタバタしている間にライバルは業績を上げて、環境も変わっていく。

そもそもそんな会社で働きたくないよね。

社長に営業力がない

経営者の中でも特に社長に営業力があるかないかで業績は相当変わる。

社員から見て一件遊んでいるような接待も信頼関係を作って案件を拾ってきているならパーフェクト。

結局は結果につながればいいのだ。

トップが動くのだから案件規模もそれなりにならないといけない。

もし接待経費ばかり増えて大して成績が上がらないなら、その社長の営業力は期待できないだろうなぁ。

家族経営・ワンマン社長

経営者がコロコロ変わるのご逆で、何年経っても社長が変わらないパターンもある。

家族経営の場合がこれ。

安定しているとも言えるけど、安定=成長とは言えない場合も多い。

やっぱり業績が右肩上がりか、利益が出ているかを過去3〜5年分くらいはチェックしておこう。

No2/No3が育たない

ワンマン社長じゃなかったとしても、No 2.No3が育たない・いない会社も経営リスクが高い。

だってある日社長が何らかの事故・事件で死んでしまったら?

売り上げに直結するような重要なことを全て社長が決めているような会社で社長が突然いなくなると間違いなくパニックになる。

社長=取引先からの信用という場合、取引停止なんてことにもなりかねない。

やっぱりワンマンっていうのは良くないんですよ。

会社にとってもそこで働く人にとっても。

人がどんどん辞めていく

人がどんどん辞めていく会社では何が起こっているのだろう?

経営者がアホなら優秀な人はさっさと見切りをつけて辞めていく。

業績が上がらず給料も上がらないなら、やはり辞めていく。

人材不足のいま、優秀な人は高い給料を出さないと引き止めることは難しい。

それに投資できない会社もダメ。

新しい商品・サービスの開発のためにお金を使うことができないと、生き残ることができないから。

自分が働いている会社が常に求人を出していたり営業がコロコロ変わっているなら、業界の評判や業績をライバルと比べてみてこのまま働き続けるべきかを考えてみよう。

サボる社員が多い

人間は楽な方に流れる。

絶対に。

性悪説で考えておいた方が、リスクは見えやすい。

厳しい環境でも業績を守っている会社、成長を続けている会社は社員を必要以上に甘やかさない。

どこで何をやっているのかわからない営業なんていないし、いたらすぐにクビになる。

1分1秒を管理しろというわけじゃないけど、結果を出すために必要な量と質の仕事をしているのかを把握する仕組み化ができていない会社なら、転職を考えた方がいい。

自分はラクかもしれないが、将来性はないから。

パワハラ・モラハラ・セクハラがあふれている

すぐにでも辞めた方がいい会社の典型が、いじめやパワハラ・モラハラが絶えない会社。

いつ自分が被害者になるかわからないし、万が一加害者側に回って裁判にでもなったら一発アウトだ。

ハラスメントが常態化している会社はそう簡単に変わらない。

人生を無駄にしないためにも即効転職しよう。

常に求人を出している

業界職種によって離職率ははかなり違う。

厚生労働省の調査結果を見るとよくわかると思う。

(ここに表を入れる)

1位は宿泊・飲食業。ここ数年はコロナの影響もあると思う。

問題は入りやすくて出やすい業界・会社・職種は、薄利多売の場合が多くて、給料も安いところが多いし福利厚生も薄い。

つまり、長く安定して働ける環境じゃないってこと。

当然潰れやすくもなるよね。

逆に10位の電気・ガス・水道といった生活に欠かせないインフラ系の業界は国が守っていることもあって超絶安定している。

公務員並みの安定感だから、長く同じところで働きたい、地元企業で働き続けたい人にとってはピッタリかもしれない。

上場企業なら競争もなくて安定しているし、給料も悪くないので人気。

ただ、どの業界にも言えるが、2次請・3次請となるとガクッと給料が下がったり、福利厚生が落ちたりと働きやすさが極端に変わるから要注意だ。

モノから見える潰れる会社の特徴

会社の都合で取引先・仕入れ先が突然変わる

一般社員が気付きにくい会社が潰れるサインの代表格なのに、リスクはすごく高い。

信頼も実績もお互いに築いてきたパートナーを変えるのは余程のこと。

もし外注費用や仕入れ費用が極端に安くなっていたら、経営は相当ヤバい。

このサインを見逃さないためにも、いますすぐ経理や財務部門にコネを作っておこう

昔ながらの手作業、紙の書類が多い

業界・職種によっては変えられないものもある。

とはいえ、変えることでしか変わらないもの、変えないと「潰される」のがいま。

やり方を変えるとコストがかかる、紙じゃないとだめなど思い込みで前に進めない会社のなんと多いことか。

その間にライバルたちは2歩も3歩も前に進んで、あっという間に追いつけなくなる。

追いつけなくなって、顧客を、売上を奪われて潰される。

潰れそうになった時、経営者はあなたや家族を守ってくれるのだろうか?

顧客からのクレームが増えた

この10年何も変わっていないのにお客さんからのクレームが増えたなら、それも会社が潰れるサインの一つ。

品質が落ちていたり、顧客が求めるサービス・商品ではなくなってきている証拠。

つまり、市場価値がない・求められていないということだ。

「クレーム処理は他の部門の仕事」?

いや、ダメでしょ。

サインを見落としてリスクが高くなっても誰も守ってくれないよ?

大規模なプロジェクトが消えた

社長の鶴の一声で始まった大プロジェクト、業界の注目を浴びていた先進的な商品やサービスがフェードアウトして消えてしまったら、要注意。

売上も利益も上がっている他のものがあればいいけど、期待していたものが消えただけならジリ貧だ。

それなりの金額・人材を投入して始めているはずだから、コストの回収もできていない。

そんな仕事がたくさんあるなら、転職を考え始めるタイミングだよ。

業績予想ができず株主総会が延期

これはもう末期。

いつ潰れても買収されてもおかしくない。

この段階になるまでに説明してきたいろいろなサインがあったはず。

株主総会延期は「退職届を出す合図」だ。

カネの動きでわかる潰れる会社の特徴

会社が潰れそうになる一番の理由は「カネ」。

社員に直接影響するものもあれば間接的なものもある。

ちょっと気をつければ気が付くポイントをまとめてみた。

福利厚生がどんどん減る

会社にお金がなくなって減ってまず削られるものが福利厚生。

会社が持っていた不動産系の施設は真っ先に売られて現金化、会社で運営していたサービスも外注されて実質的なグレードダウン。

サービス残業が増える

コロナ禍で起こったのが残業カット。

単純に「残業しないでね」で終わればいいけど、実際はタイムカードに付けられなくなっただけという人も多いのでは?

一時的にはしょうがない場合もあるかもだけど、違法であることには変わりはない。

削れるコストがなくなって、法律を破ってでも支払いを減らさないといけない会社なんてそうそう持たないでしょ。

想定外だからこそ緊急時の備えで対応すべきこと。

それができないなら、生き残るのは難しい。

勤める会社の内部留保資金量はチェックしておくことをおすすめする。

基本給が上がらない・ベースアップがない

ボーナスがカットされて残業が付けられなくなると俄然基本給に目がいく。

最後のベースアップはいつだったかな?なんて人はいますぐ過去数年分の財務三表をチェックした方がいい。

生活は基本給でまかなうべきだと僕は思うし、そうしてきた。

だって、ボーナスも残業もいつ無くされても文句言えないからね。

生活や人生を会社に握られるなんて絶対イヤだ。

もし過去数年基本給が上がっていない、そのことが不満なら転職を強く進めたい。

ボーナス比率が上がる

ボーナス・賞与が年収に占める割合が変更されたら要注意。

例えば、年収500万で基本給が400万、春夏ボーナスで100万だったのが、350万:150万に変更など。

会社は「頑張れば150万が200万にも300万にもなるよ!」と景気のいいことを言ってくるかもしれない。

でも普通はそんな上手くはいかないもの。

給与制度が変わって業績が激増なんて会社は来たことないしね。

会社としては万が一うまくいって売り上げが上がればそれを元手にボーナスを支払うことができ、売り上げが上がらなければコストカットに成功だから、どっちに転んでもメリットがある。

社員にとってはリスクが高くなるだけ。

要は責任転嫁だね。

給与制度は社員がコントロールできるものではないから、定期的に年収をしっかり上げていきたいなら定期的な転職をキャリアプランに組み込むか、昇進戦略が必要だと思う。

高齢者員の給料が高止まり

このポイントは年功序列・終身雇用が根強く残っている会社の場合。

新卒採用がない

外資系や社員数が100人以下の小企業を除いて新卒採用が止まっている会社も潰れるリスクが高いと思っている。

何が会社を潰すのか

会社が潰れそうなときに出す特徴を中心にチェックしてきたけど、そのサインが出る理由も簡単にまとめておく。

倒産と廃業

まず大前提。

会社が潰れると言っても、業績が悪化して運転資金がなくなり倒産してしまう場合もあれば、黒字経営だけど自主的に廃業を選ぶ場合もある。

一般的なのは倒産だけど、どんなことで会社が倒産するのかについて事例をいくつかまとめてみた。

コロナと飲食・宿泊業

誰もが思いつく会社が潰れる理由はコロナ倒産じゃないだろうか。

経験したことのないパンデミックが経済をとめ、宿泊・飲食を中心に倒産・廃業がつづいた。

利益率が悪くて企業体力が低い業界・職種で働いているなら、会社の資金力をチェックしておかないと突然のリストラや倒産におびえることになる。

「会社は社員を守らない、自分の身と家族は自分で守る」くらいの気持ちで 想定外に備えておこう。

円安と輸入

海外から輸入する資材やエネルギーを元に商売をしている会社は円安になると業績が悪くなる。

農業、建設業、飲食、ガス・電気などのエネルギー産業などだ。

ガス・電気などのエネルギー産業は国策で守られているし、社会のインフラだから潰れないにしろ円安が続けば給料が上がらなかったりボーナスカットになりやすい。

利幅が薄くてコスト増を価格転嫁しにくい外食産業は相当きついはず。

給料が減ったりボーナスカットも進むだろうけど、パート・アルバイトなどの非正規社員が真っ先にクビになる。

パート・アルバイトは働く側にとっても気軽に働けるからデメリットばかりではないけど、大抵は地元でスキン時間に働く人が多いだろうから、不景気の時は仕事が見つかりにくくなる。

正社員とは違ったメリット・デメリットには気をつけておきたい。

市場が縮んでいる業界

基本、これからの日本は人口が減り続ける。

つまり、国内の日本人だけを相手に商売をするなら市場はどんどん小さくなるわけだ。

海外に積極的に展開する投資ができるお金がある会社はうまくいけば成長が見込める。

顧客がどこにいるのか、どれくらいのお金を使えるのか。

ターゲットが明確で、しっかりと戦い方を考えいている会社かどうか。

会社の中から見えるもの、外から見えるものは違う。

立場によっても見えるものは違う。

生き残るための情報を集めよう。

人件費高騰

人が減ると市場が小さくなるだけではなくて、働くてくれる人も減る。

それも今の日本の風景。

優秀な人が欲しければ「時価」で雇うしかない。

ここで人件費にお金をかけられる会社とかけられない会社が仕分けされる。

シンプルに言えば、薄利多売の会社は相当キツくなる。

付加価値の高い商品・サービスで、しっかりと利益を確保できるか。

会社を選ぶときの大事なポイントだ。

薄利多売

薄利多売の何がいけないのか?

いや、いけないというよりこれからは生き残りにくいんだ。

利益が少ないと投資ができない。

採用、開発、広告、福利厚生、etc。

働きがいや働きやすさを作って維持するにはお金がいる。

普通の人を普通に雇い続けることが本当に大変になってきた。

自分の人生をかけるに値するのか、キャリアにプラスになるのか、見返りがあるのかを見極めて会社を選びたい。

離職率と人事制度

仕事にはスキルと経験が必要だ。

どちらが欠けても結果・成果は出にくい。

でもどちらも身につけるには時間とお金がかかる。

年功序列・終身雇用が会社のシステムだった時代はそれでよかったし、それがよかった。

でも人口が減って働く人が減って、優秀な社員ほど転職がしやすくなった。

時間とお金をかけて育てても、競合他社に転職して活躍してしまう。

いや、経営者にとってはマジで辛いよね。

社員はある日突然いなくなる。

それを当たり前の前提として組織を作ることができる会社、経営者じゃないと生き残れない。

##潰れそうな会社から逃げる準備

「やばい、会社潰れるかも?!」と気がついたのに逃げられない。

実際はこれが普通なのかも。

自分は大丈夫と思っているのが普通の人。

だから一歩遅れて手遅れになる。

「他人の不幸は自分にも起こる」と考えて準備しないとあっという間に貧困層へまっしぐら。

大抵の場合、潰れるサインが出たらスピード勝負。

逃げ足の速さを身につけるためのポイントをまとめてみた。

生き残るための情報を集める

地図のない冒険ほど危険なものはない。

まずは、何が起こったのか、何が起こっているのか、何が起ころうとしているのかを知ること。

自分の価値

転職するにしろしないにしろ、自分がどれくらいで「売れる」のかを知っておいて損はない。

自分の売値を知ることで、どうやれば付加価値が上がって売値=給料が上がるかもわかる。

手っ取り早くて精度が高いのは、自分と同じような業界・職種で働く知り合い・友達の給料を調べること。

次が厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」や転職エージェントや転職サイトの年収比較情報かな。

社会のニーズ、業界の状況、会社の状況

会社が継続的に売上・利益を上げるということは、裏を返せば社会から必要とされているということ。

ニーズがなければ、売上はない。

成長を続ける会社は目に見えないニーズを見つけるのがうまい。

業界や会社がどうなっているかは市況や財務三表などの経営の数字を読む力、これからどうなるかについて知るにはマーケティングの知識を身につけておきたい。

逃走資金と投資資金

いざ転職しようと思ったときに一番必要になるのがお金。

希望に合う仕事がすぐ見つかって転職できればいいけど、タイミングが合わなくてボーナスがもらえなかったりすると年収ベースで数十万から数百万が消えてしまう。

勢いで仕事を辞めてしまってすぐに次が見つからなければボーナスどころではない。

収入が1/3, 1/2, 1/4と時間が経つにつれてどんどん減っていく。

独り身ならまだいい。

家族、特に子供がいるなら子供の夢を潰すことにもなりかねない。

自分の市場価値を客観的に知り、転職にどんなリスクがあるか、どれくらいの期間がかかりそうかを見積もって、家族の人生を犠牲にしなくていいように備えておきたい。

まとめ

結論をまとめると、たとえ会社が潰れそうなサインを見つけても逃げる準備ができていなければ巻き込まれてしまう。

準備ができていなければ逃げることも避難することもできない。

かといってだめな会社が変わるのを待てるだろうか?

会社にも寿命はあるけど、人間の都合で動いてはくれない。

変わる可能性があっても時間はかかるから、待つことがリスクを上げてしまう。

動きたい、逃げたいと思ったときに行動できるように足りていない準備があれば今からでも備えよう。

あとで読むからメモっとく!

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