
市場価値は人気度・ブランド力

「市場価値」を上げるというのは、簡単にいえばあなたの人気度・ブランドを上げることです。
例えば週末の歩行者天国のど真ん中に有名な芸能人とあなたが並んで立っていたら人の流れはどう動くでしょうか?
あっという間に芸能人に向かって人の流れができますよね。
市場価値は人気投票のようなものです。
企業が欲しいと思うスキルや経験を持っている人が少なければ少ないほど、人気度=あなたに届く求人案件数は上がります。
人気度を上げるには、何が人気なのか自分に何が足りないかを知り、ギャップを埋める努力が必要です。
まず最初にやるべきことは、自分の経験やスキルを棚卸して評価することと自分がやりたいことを実現する、憧れの会社に転職するためには何が必要かを知ることから始めます。
敵を知り、己を知る

まずは自分が何ができて何ができないのかを言葉にすることからはじめましょう。
見開きのノートの左側にスキルやを、右側に実績を箇条書きで書き出していきます。
作業:ここに見開きノートの使い方の画像を入れる

自分のできること達成してきたことを書き出した後は、やりたい仕事やいきたい会社で求められるスキルや経験を書き出していきます。
この情報は求人情報などをもとに調べたり、転職エージェントから聞けば手に入りやすいです。
また、憧れている人や注目している人がいれば、その人たちのブログやSNSを読み込んで、必要なものをリストアップしてみてください。

自分ができることと次のキャリアに進むために必要なスキルや経験がわかれば、何が足りないのかがわかります。
その足りないもの(スキルや実績)を身につけるために、次の3つを確認します。
・どんな勉強をすべきか
・何を経験すればいいのか
・それを達成するためにはどれくらいの時間とお金がかかるのか
3つ目の計算結果は具体的な予定に落とし込んでみましょう。
例えば。。。
やりたい仕事で英語力と特定のITスキルが必須だとしましょう。
英語力は現在TOEIC600点、求められるのは800点。
200点アップするために必要な勉強時間は200時間と仮置きして、1日最低1時間勉強すると擦れば、大体7ヶ月かかると試算できます。
一方ITスキルについては資格取得が必要で、その資格は実務経験が3年ないと受験できないとします。
実務経験が1年しかなければ2年間経験を積みながら待たないといけませんよね。
この時点でチャレンジは早くても2年後になるわけです。
その間に英語力は十分アップできそうですから、ITスキルアップが2年間で間違いなく合格レベルに到達するような勉強計画を立てないといけません。

非正規・未経験からの正社員転職やキャリアアップするハードルを下げるには?

非正規、フリーター、パート、アルバイト、正社員へ転職したり未経験から異業界・異職種するハードルは想像以上に高いもの。
でも、どうアプローチしても高いのかといえば、どんなことはありません。
多くの企業が求めているスキルなのに持っている人が少ない、「市場価値」の高いスキルを身につければ、転職のハードルはグッと下がります。
その代表格が英語力。
英語力は市場価値を上げる

英語力があなたの市場価値を上げてくれる理由は次の3つです。
① ニーズが多いのに仕事で使えるレベルの人が少ない
② 他のスキルや経験と掛け合わせることでより市場価値が高まる
③ 外資系企業への転職チャンスが広がる
英語力の有無で首都圏に家が買えるくらいの生涯年収差が生まれることもあまり知られていません。
次の記事でおすすめ学習法やオンライン英会話もご紹介しているのでぜひ目を通してください。
