2020年12月の求人倍率情報がdodaから発表されました。
11月に続き全体的に回復傾向ですが、景気回復ではなく通常年末年始は求人が増え、転職希望者が減る毎年のトレンドに沿ったものと言えます。


企業が採用を慎重に進めていることを背景に、前月から募集を継続する求人も多く、今後の需給バランスを注視する必要があります。
引用:doda「転職求人倍率レポート(2020年12月)」より
コメントにもあるとおり、本格的な需要回復と言える段階ではないので各求人の背景をしっかり確認する必要がありそうです。
職種別のIT・技術系は8倍を超える求人倍率になっていますが、個人的には体感とあっています。
ほんとに人の入れ替わりが激しくなっています。
過去20年人が足りていると感じたことはありませんがDX(デジタルトランスフォーメーション)の本格化で不足感が強くなっていますし、外資系SaaS企業が大量参入して英語のできるIT人材を狙い撃ちしてきているのでよけいに不足感を感じます。
今後はDXに加えて脱炭素社会などの「GX(グリーントランスフォーメーション)」への巨額の投資が始まっていますので、関連する職業にも注目しておくとチャンスが広がります。

例えばIT系なら、再生可能エネルギー関連会社のITとかTeslaなど電気自動車関連産業のITなども面白そうです。日経の記事にもなったNTTの自社資産の「蓄電池化」も面白いですね。
20〜30代の若手の方であれば、これからの成長が見込める会社・業界への転職がおすすめですね。
新年度からのスタートに向けてじっくりとキャリア戦略を練っておきたいところです。
コメント