「電動化を加速するために経営・技術者のリソースを傾ける」
ホンダの八郷隆弘社長の記者会見での言葉だ。
日経電子版の記事によると、欧米のメジャーな自動車メーカーは続々とEV化と「EVシフトリストラ」を進めている。

必要とされる技術が変われば、労働者の数も当然調整されてしまう。
この表が語るのは、古い技術を持つ人と新しい技術を持つ人の世代交代でもある。
問題は、減った分が増えるのではないこと。
部品点数も少なくガソリンエンジンに比べて構造がシンプルな電動モーターは人手がかからず、どんどんロボットによる自動化が進むはず。
自動車工場で必要となる人材は、組み立て工から組み立てロボットの修理・保守エンジニアになるのだろうか。。。
このEVシフトの流れを作ったイーロン・マスクは雇用について次のようにコメントしている。
「優れた実績があるのであれば、将来性があるということだろう」
「面接の際には、キャリアの概要と、これまでに直面した最も難しい問題をどう解決したかを話してもらう」
技術の進化やビジネスモデル・消費者ニーズの変化で失うものは多い。
でもそれは表面的なもので、僕たちが忘れてはいけないのは「成果にフォーカスすること」と「チャレンジを続けること」だと思う。
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