転職で悔しないための求人票チェックポイント【甘い言葉に要注意!】

・ブラック企業を辞めたいけど転職してまたブラックだったらどうしよう。。。

・年齢・職歴不問なので応募しようと思うけど大丈夫かな?

そんな疑問を持つあなたがこの記事を読むと、

・ミスマッチを避けるための求人票のチェックポイント
・ブラック企業を見分けるための求人票の読み方 

がわかります。

転職活動が初めてであれば、最初に戸惑うことは求人票の内容ではないでしょうか。

この記事ではハローワークの求人票をもとに、気をつけるべきポイントや項目の裏に隠れている情報の読み方を解説します。

目次

求人票の内容

ハローワークでも民間の転職サービスでも求人は「求人票」という形で募集内容の詳細な情報を提供しています。

内容的には共通していますので、この記事ではハローワークの求人票をサンプルにして解説します。

求人票の一般的な項目

求人票の主な項目は以下のとおりです。

項目内容
求人区分正社員かパートか、トライアル雇用かなどの雇用形態
職種どのような職業を募集しているのか
仕事の内容職種、仕事に求められる能力、主な仕事の内容など
正社員登用正社員への登用制度があるかどうか
試用期間試用期間の長さ、労働条件
就業場所職場の住所、最寄り駅、駅からの距離や時間
喫煙室の有無就業場所における喫煙の可否
転勤の可能性転勤の可能性の有無、転勤する場所の詳細
募集年齢年齢制限がある場合の制限理由と年齢の範囲
学歴・専攻最終学歴と専攻分野
必要なPCスキル仕事で必要となるPCスキルのレベルや内容
賃金形態月給、日給、時給、年俸制、その他など賃金形態の内容
賃金額給与の金額
基本給給与のうち、基本給に該当する金額
定額的に支払われる手当定期代、地域手当、資格手当、技能手当、役職手当など
固定残業代残業代を残業の有無にかかわらず固定で支払う場合の詳細
賞与賞与制度の有無と前年実績
昇給昇給制度の有無と前年実績
時間外労働の有無残業の有無
利用可能託児施設職場もしくは近隣に託児施設を設置している場合の利用条件、利用時間、自己負担の有無など
事業所からのメッセージ社員の働きやすさ(有給休暇の平均取得実績など)、社長・社員から求職者へ向けたメッセージ、アピールポイント
障害者に対する配慮事項障害者と障害者でない人との均等な機会・待遇の確保、職場が障害者の働きやすい環境になっていることやサポート体制など
選考結果通知選考結果が出るまでに必要な日数
選考場所面接の会場の住所や最寄り駅の情報
応募書類の返戻提出した応募書類を返却するかどうか、返却しない場合の取扱
担当者連絡先採用担当者の連絡先

この中で特に注意すべきポイントを解説します。

賃金 〜額面と手取り〜

なんと言っても大切なことは給与です。

求人票に書いてある金額は「300,0000円〜400,000円」など一定の幅を持たせて書かれてありますが、通常これは「額面」の金額です。

「額面」は所得税や住民税などの税金や各種積み立てなどが引かれる前の金額であなたの預金口座に振り込まれる「手取り」とは異なります。

ここでは、

・基本給との差額がいくらなのか
・その差額には何が含まれるのか
・天引きされるものには何があるのか

などをしっかりと確認しましょう

応募先が上場企業であれば、決算短信などでその会社の平均年齢と給与を知ることができますので、募集内容に書いてある金額と異なるかどうかを確認しておくと内定後の処遇条件の交渉や転職エージェントへの依頼の際に役立知ます。

賞与 〜年俸制か否か〜

給与が賞与を含む年俸制の場合は、合計年収を12か月で按分した金額が月額の給与となります。

転職のタイミングによっては、初年度の賞与が支給されない場合がありますので、初年度の月給が転職後どのように推移していくかについては必ず確認してください。

特に賞与の比率が3割を超えるような場合は、前職に比べて年収が上がるはずなのに初年度は賞与が満額支給されずに逆に年収が下がることはよくあります。

このタイミングで冠婚葬祭や子供の進学などが重なると短期的に資金が足りなくなるなど家族への影響も出てしまいますので、詳細を確認してください。

総合職か一般職か〜転勤の有無〜

総合職と一般職の主な違いは以下のとおりです。

・判断が必要な基幹業務を担当するか
・補助的な業務のみを担当するか
・給与
・勤務地や部署異動

この中で気をつける点が、最後の「勤務地・部署異動」です。

つまり、転勤があるかないかという点です。

転勤がどうしても嫌だ、家族の介護で転勤できないなど特別の事情があっても会社によっては考慮されない場合もありますので、必ず確認する必要があるポイントです。

雇用形態〜裁量労働か?残業代は?〜

給与に関する項目で次に重要なポイントは雇用形態です。

裁量労働の場合は基本的に残業がつかず、その分一定の残業時間が給与に含まれている場合が多くなっています。

前職・現職との比較で残業を見込んで年収を考える場合は、雇用形態の違いによって手取り給与も変わりますので、注意してください。

また、「当初は契約社員やパート社員として入社するがパフォーマンス次第で正社員に登用する」という条件がつけられていたり、募集自体が紹介予定派遣のような契約の場合は、その条件を必ず確認します。

会社によってはその条件をあやふやにしたり、条件を満たしたとしても会社側に採用の決定権が残っているような契約の場合、期間満了し成績も十分で安心していたら正社員登用されないなんていうことも十分可能性があります。

その場合、また最初から転職活動ということになり時間とお金の浪費になってしまいます。

雇用形態に条件がつく場合は十分に注意するとともにハローワークや転職エージェント経由の求人の場合は、事前に相談して正社員登用の実績の有無や確率などの情報を手に入れるようにしてください。

仕事内容〜欲しい情報があるか〜

仕事内容については求人票に知りたい情報が全て書いてあるわけではありませんので、何が足りなかをチェックするようにしましょう。

不足した情報は転職エージェントに聞くか面接の際に確認します。

勤務地〜希望の勤務地は含まれているか〜

勤務地に関する情報は自分の希望勤務地が含まれているか、転勤になった場合にどこへ行くことになるのかを知る手がかりになります。

この情報をもとに転職した場合に通勤時間がどの程度変わるのか、勤務先は選ぶことができるのかなど面接の際に聞くべき質問をまとめておきます。

保険〜厚生年金の他に企業年金などはないか〜

一般的な会社で正社員としての転職であれば厚生年金に加入することになりますが、企業によっては独自の企業年金基金を積み立てている場合があります。金額次第で手取りの給与に影響しますので、確認しておきましょう。

勤務時間〜フレックスタイムの有無〜

勤務時間の項では基本的な勤務時間の他にフレックスタイムを導入しているかを知ることができます。

小さなお子さんの幼稚園などへの送迎がある方にとっては重要なポイントになると思います。

休日〜稼働日、有休、特別休暇〜

会社が定めている公休にどう言ったものがあるのかを知ることができます。

土日定休かどうかや有給の有無・日数、勤続年数に応じた特別休暇制度の有無などを確認します。

求人票で注意すべきポイント

事前の情報収集が不足していたためにブラック企業に就職してしまったということも十分にあり得ます。

先に退職してしまって収入が途絶えてしまい、転職活動が長期化しているような場合には焦ってしまい普通なら妥協しない条件も受け入れてしまったり、甘い勧誘に乗ってしまったりすることもあるでしょう。

ここでは求人票に書かれている要注意の条件について解説しますので、チェックリストに使ってブラック企業に捕まらないように注意してください。

年齢不問・職歴不問・未経験OK!

ブラック企業にありがちな条件ですが、これで給与が平均的な金額であれば相当怪しいと思ったほうがいいと思います。

他の条件、例えば給与の内訳で基本給の割合が極端に低いとか、完全歩合制などで職種が営業、仕事内容がルート営業や飛び込み営業であれば、相当離職率の高い職場、営業ノルマがきつい職場である可能性が高いでしょう。

求人票にこれらの「魅力的な」言葉が踊っていたら、他の条件と見比べてじっくりと確認してください。

熱意・やる気がある方募集

これも1点目同様能力や経験を問わずに募集する場合の誘い文句としてよく使われます。

ただし、真っ当な会社も使うことがありますので、他の条件との比較で求人の質を確認するようにしてください。

残業少ない・有給消化率100%!

これも勘違いしやすい条件です。

そもそも何を持って残業を少ないとするかは会社・業界で微妙に異なりますし、平時を基準にしているのか繁忙期はどうなのかという違いもありますし、裁量労働の場合はそもそも残業がありません。

また、有給消化ももらえる有給休暇が少なくてすぐなくなることもあるかもしれません。

この辺は口コミ情報を調べるなどして実態に関して十分な調査をするようにしてください。

試用期間の有無と長さ

紹介予定派遣や正社員登用制度同様、試用期間についても長さや使用期間中の評価が何を基準に誰が何を判断するかがあやふやな会社が多いと言えます。

一般的には3か月から6か月程度の使用期間を設けるケースが多くなっています。

ホワイト企業では余程のこと(遅刻常習犯、期間中の長期離脱、刑事事件の加害者となるなど)がない限り試用期間での雇用契約解除はありません。

ただし、双方合意の上で試用期間を延長することはあります。

ブラック企業の場合は、短期的な人材不足を補うために試用期間を使うこともありますので、これも口コミや転職エージェントからの情報などを集めて実態を確認するようにしてください。

交通費支給の上限

勤務地は遠いがどうしても勤めてみたい会社の場合、通勤時間はもちろんですが通勤費用が高額になる場合があります。

一般的に無制限で交通費を支給する会社はあり.ません。

手取り額にも影響しますから、支給条件はしっかり確認しましょう。

昇格・昇給の条件やタイミング

年功序列・終身雇用が崩れ始めていますから、一定条件を満たすことで昇格や昇給を約束している会社はこれからどんどん減るでしょう。

とは言え条件が変わるだけで昇格も昇給もありますから、その条件については細かく確認しておくことが大切です。

特に転職を機に管理職へチャレンジしたいような場合は重要なポイントになるはずです。

特記事項〜求める人材像〜

この項目には応募状の注意や採用に際して参考にする情報などを書いてあることもありますので、注意して読んでください。

例えば、社員の年齢層やトレーニングの有無、歩合制の場合の想定月給などです。

まとめ

ここまでの内容をまとめます。

・求人票の内容はハローワークも民間もほぼ変わらない
・雇用形態や給与の内訳、残業時間などについては口コミで裏を取る
・正社員登用、紹介予定派遣については実績を確認する
・総合職の場合は転勤があるので注意
・試用期間には延長もある
・年齢不問・未経験OKなど雇用条件がゆるい求人には注意

転職活動は求人情報を確認してから本格的に動き出します。

この内容を基準に確認すべきこと質問したいことをまとめてリスト化し、漏れがないように準備を進めてください。

特に金銭が絡むこと、試用期間や正社員登用の有無、転勤の有無は家族への影響も大きいポイントですので十分注意して確認するようにしてください。

あなたの転職成功をお祈りしています!

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