転職で「市場価値の高い人・低い人」は?【自分の市場価値を知る方法】

・市場価値ってよく聞くけど、何を基準に決まるの?

・転職したいけど年収が下がらないか不安

・自分の市場価値を調べるにはどうしたらいいのか?

そんな悩みを持つ方がこの記事を読むと、

・市場価値はどうやって決まるのか
・市場価値の調べ方
・市場価値を上げる方法

がわかります。

新型コロナで大きく業績を落とす企業が多い中で、逆に売上を上げ続けている企業もあります。

パンデミックによって生活や働き方が変わる事で、今までのビジネスモデル=商売のあり方ではもうからなくなりました。

では、働く人の価値はどのように変わったのでしょうか?

ネットも含めて色々なメディアで働く人の「市場価値」が問われていますが、「市場価値」という言葉の内容やどうやって決まるかについてはっきりと語られる事はあまりありません。

この記事では、

・市場価値はどうやって調べるのか
・市場価値はどうやって決まるのか
・アフターコロナ/ウィズコロナの時代でも価値の高いスキル何か、それはどうやって身につければいいのか
・市場価値を高めていく方法は何か

について解説していきます。

目次

市場価値の調べ方

市場価値がどうやって決まるかは後ほど説明しますが、実は市場価値は簡単にわかります。

方法は次の4つです。

① 転職エージェントに登録して希望する職種・業界で自分がいくらくらいの年収になるかを聞く
② 転職サイトに自分のスキル、経験、実績などを登録してオファーを待つ
③転職会議やOpneWorkなどの会社の口コミサイトで自分と同じ年代、経験、スキルの人が希望する職種や業界でどのくらいの年収で働いているかを調べる
④年収査定サイトを利用する

どれも無料でできますので、気軽に試してみてください。

では、市場価値はどうやって決まるのでしょうか?

市場価値はどうやって決まるのか?

市場価値が高いという場合、次のような市場原理が働いています。

・求人数が多く、求職者が少ない
・求人数は少ないものの、求職者がもっと少ない
・求人数関係なく、職種自体の付加価値が高い

つまり、需要と供給のバランスが崩れているところに市場価値は生まれます。

市場価値が低いというのは、この真逆の状況になりますね。

求人数が多く、求職者が少ない

求人が多くても就職・転職しようという人が少なければ、数少ない人材を争うことになりますから、市場価値は自然と高くなります。

典型的な市場がIT業界です。

新型コロナで5万人が失業し、平均求人倍率も大きく下がっているにもかかわらず、IT業界の求人数は他の業界に比べると非常に高い倍率になっています。

別記事でも書いたとおりそもそも足りていないこともありますが、新型コロナ禍が外出禁止や在宅勤務を引き起こしたことをきっかけに、企業のデジタル化(デジタルトランスフォーメーション)が急激に進み始めたことも原因の一つです。

一方、求職者は一定数いるのに求人数が少ない事務職などは、仕事の奪い合いに加えてデジタル化によって仕事自体が消えつつあるため、市場における付加価値が極端に下がってしまっています。

求人数は少ないものの、求職者がもっと少ない

これはいわゆる「ニッチ」な求人です。

人工知能や仮想現実といった最先端技術のスキルを持っている人材は1社で10人、100人などまとまった人数は必要ありませんが、市場にほとんど余っていないので、付加価値が非常に高くなります。

これもデジタル化が原因になっています。

生命保険の保険料算定をする「アクチュアリー」などもニッチで市場価値の高い仕事になります。

求人数関係なく、職種自体の市場価値が高い

典型的な仕事は医師、弁護士、会計士ですが、医師以外のいわゆる「士業」はデジタル化によって仕事が消えつつあります。

弁護士については国の政策で弁護士数が需要以上に増えてしまった結果、資格の希少性、市場価値が大きく落ちてしまいました。

弁護士で市場価値を高めるためには、外国の弁護士資格を取得して渉外業務を担当するなどプラスアルファの能力が必須になっています。

また、資格はなくとも価値の高い仕事に「ハイタッチ営業」があります。

これは、経営層をターゲットとする営業社員を指し、決裁権を持っている役員クラスの人脈を数多く持っている人であれば、非常に高い収入で迎えられることが多い職種です。

ただ、このレベルになると自信が経営者として独立した方が収入は高くなる場合も多いと言えますが。。。

市場価値がどうやって決まって、どんな仕事の価値が高いのかはわかっていただけたと思いますが、市場価値を高めるためにはどうしたらいいのでしょか?

市場価値を高める方法

市場価値を作るスキルには、実は2つあります。

市場のニーズで変化する価値

一つは、市場のニーズや人材の数によって価値が変わるものです。

例えば、ITスキルもこれに含まれます。

20年前はサーバーやネットワークといった企業インフラを構築・運用するスキルが価値を持っていましたが、今はそうしたインフラはクラウド上での構築・運用が普及しましたので、以前に比べるとサーバー・ネットワークエンジニアの需要は減っています。

デジタル化の急加速でデジタルトランスフォーメーションを推進するために必要な、IotやAIなどの最先端IT技術を持った人材へのニーズが急速に高まっています。

このように技術の進展で求められるスキルは変わります。

もう一つは、実は時代が変わっても市場のニーズが変わっても「変わらない高い価値を持つスキル」があります。

それがポータブルスキルです。

市場のニーズで変化しない価値〜ポータブルスキルとは〜

厚生労働省の定義では、「ポータブルスキル」とは、業種や職種が変わっても通用する持ち運びが可能な能力を意味します。

また、経済産業省も「社会人基礎力」という働くための基礎能力を定義しています。

いずれも社会人として働く場合の土台になる能力を定義したものですが、職種や業界に関係なくどこで働いても必要とされる能力なのであると同時に一度身につければ失われにくいスキルなので「ポータブル」と呼ばれています。

何故ポータブルスキルは大切なのか

一般的に社会人経験で得られるものは、ビジネスパーソンとしての基礎知識と勤める会社で身につく専門知識や業界知識です。

ポータブルスキルが定義している能力は「仕事のし方」と「人との関わり方」の2つに分かれます。

いずれも仕事をする上で欠かせない能力ですよね。

この能力が欠けている、足りないと面接で思われたら内定は出ないでしょう。

一方、未経験でも実績や情熱を買わて転職のチャンスを手に入れる場合でも、例外なくこのポータブルスキルが十分にあることを評価しているはずです。

転職者が中途採用である以上、新人の様に基本的な仕事のし方やコミュニケーションを手取り足取り教える余裕はありません。

社会人として身につけておくべき基礎がなければ、他業界での実績も情熱も意味がないからです。

ポータブルスキルはどうやって身につけ、磨いていけばいいか

ポータブルスキルを大きく 3つに分けるとしたら、行動力、思考力、チームワークです。

いずれもあなたが今の仕事で毎日磨くことのスキルばかりです。

例えば、自分の仕事外の作業でも気軽に受けてみること他の人の仕事の内容を知ることもできます。そうすると、業務の流れがスムースになったり、あなたが困ったときに助けてくれる人が増えます。

また、スポーツ部や文化部などの社外活動、ボランティアなどの社会参加、社内イベントのサポートなど行動力を示し、いつもは使わない思考を求められ、チームとして動くことが求められる作業など探せばいくらでもあるものです。

仕事がもらうものではなく、自分で探し創るものである様に、ポータブルスキルもあなた次第で他の人の何倍も速いスピードで身につけ、磨くことができるものです。

付加価値の高い仕事に転職

市場の求めるスキルを身につけるにしろ、ポータブルスキルを磨くにしろ時間がかかります。

3〜5年程度の期間でどうやってスキルチェンジ、スキルアップしていくかのキャリアプランは重要ですが、現時点のあなたのスキルや経験が市場ニーズにマッチしているのであれば、より付加価値の高い職種、業界にチャレンジして市場価値を短期であげることも可能です。

市場と言っても大企業と中小企業、ベンチャー企業、外資系企業それぞれに微妙にニーズは異なります。

例えばあなたが大企業に勤めていて、他の大企業にも同じスキルや経験を持つ人材が多いとしても、中小企業やベンチャー企業ではなかなか採用できない人材であれば、中小企業やベンチャー企業に転職してポジションと市場価値を上げるという戦略をとることができます。

また、英語力がある、あるいは身に付けたにもかかわらず、全く活用する場がなくて能力が落ちていくことが不安であれば、外資系企業への転職も良い選択肢でしょう。

希少価値の高いスキルセットを身につける

一つのスキルでは市場価値がそれほどなくても、他のスキルと掛け合わせることで希少価値が生まれ、市場価値をグッと上げることができます。

先ほどの例で言えば、弁護士が海外の弁護士資格を取って渉外弁護士として働く、またITエンジニアであれば、英語力を身につけてグローバルプロジェクトのマネジメントをするなどです。

収入の高い人は多かれ少なかれ、スキルの掛け合わせで自分の市場価値を高めています。

身の回りで活躍している人の強みを分析したり、転職エージェントの無料面談を活用して、あなたの経験やスキルに掛け合わせると市場価値を上げてくれるスキルがなんであるかを教えてもらえば、転職する際の成功率も上がり、満足度も上がるのではないでしょうか?

まとめ

ここまでの内容を簡単にまとめます。

・市場価値は簡単に知ることができる
・市場価値は市場のニーズと人材の供給量で決まる
・市場のニーズが変わっても価値の変わらないスキルがある
・市場価値を高めるには希少価値の高い「スキルセット」を身につける
・市場価値の高い人を探して、研究する

大切なことなので繰り返しますが、市場が求める価値、時代が求める市場価値は常に変わり続けますが、変わらない価値もあります。

自分の持っているスキルや経験の価値が、変わるものか変わらないものかを見極めて、スキルアップ・スキルチェンジを考え、計画し、実行することで、あなたの市場価値は間違いなく上がり続けるはずです。

あなたのキャリアアップが成功することをお祈りしています!

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

コメント

コメントする

目次
閉じる