未経験の業界に転職するときに役立つポータブルスキルのアピール方法

・資格も持っていないし、これといったスキルもない。転職なんてできるのかな?

・チャレンジしたい業界があるけど全くの未経験。チャンスはあるのか不安

・今の業界に将来性を感じられない。自分も成長しない。

そんな悩みを持つ人がこの記事を読むと、

・何故ポータブルスキルが重要なのか
・どうやってポータブルスキルを身につけるのか
・未経験の業界・業種への転職にポータブルスキルは役に立つのか

がわかります。

目次

ポータブルスキルは「活躍するために必要なスキル」

結論から言えば、ポータブルスキルは「どんな職種・業界・ポジションで働いても活躍するために必要なスキル」です。

未経験の業界にチャレンジする人にとってだけではなく、働く人全てが身につけておくべきスキルとも言えます。

それだけに、個人差が出やすく、達成しているレベル、習熟しているレベルが異なります。

そこを自分の強みとしてアピールするためにどう「見える化」するかが転職活動で大切になってくるのです。

実は、転職サイトdodaのアンケート調査によると、転職者の6割以上が異業種へ、 3割が異職種へ転職しています。

未経験だからといって、アピールできるものがないわけではありません。

あなたが気がついていない自分自身の市場価値を「見える化」することで、キャリアチェンジのチャンスは広がります。

ポータブルスキルとは何か

厚生労働省の定義では、「ポータブルスキル」とは、業種や職種が変わっても通用する持ち運びが可能な能力を意味します。

また、経済産業省も「社会人基礎力」という働くための基礎能力を定義しています。

いずれも社会人として働く場合の土台になる能力を定義したものですが、職種や業界に関係なくどこで働いても必要とされる能力なのであると同時に一度身につければ失われにくいスキルなので「ポータブル」と呼ばれています。

何故ポータブルスキルは大切なのか

一般的に社会人経験で得られるものは、ビジネスパーソンとしての基礎知識と勤める会社で身につく専門知識や業界知識です。

ポータブルスキルが定義している能力は「仕事のし方」と「人との関わり方」の2つに分かれます。

いずれも仕事をする上で欠かせない能力ですよね。

この能力が欠けている、足りないと面接で思われたら内定は出ないでしょう。

一方、未経験でも実績や情熱を買わて転職のチャンスを手に入れる場合でも、例外なくこのポータブルスキルが十分にあることを評価しているはずです。

転職者が中途採用である以上、新人の様に基本的な仕事のし方やコミュニケーションを手取り足取り教える余裕はありません。

社会人として身につけておくべき基礎がなければ、他業界での実績も情熱も意味がないからです。

ポータブルスキルはどうやって身につけ、磨いていけばいいか

ポータブルスキルを大きく 3つに分けるとしたら、行動力、思考力、チームワークです。

いずれもあなたが今の仕事で毎日磨くことのスキルばかりです。

例えば、自分の仕事外の作業でも気軽に受けてみること他の人の仕事の内容を知ることもできます。そうすると、業務の流れがスムースになったり、あなたが困ったときに助けてくれる人が増えます。

また、スポーツ部や文化部などの社外活動、ボランティアなどの社会参加、社内イベントのサポートなど行動力を示し、いつもは使わない思考を求められ、チームとして動くことが求められる作業など探せばいくらでもあるものです。

仕事がもらうものではなく、自分で探し創るものである様に、ポータブルスキルもあなた次第で他の人の何倍も速いスピードで身につけ、磨くことができるものです。

ぜひ積極的にチャレンジしてください!

未経験転職は三段階でキャリアを考えてみる

未経験やキャリアチェンジ、キャリアアップを目的とした転職の場合は、いきなり希望のポジション、職種、業界につけるとは限りません。

いくらポータブルスキルがあってもハードルが高い場合はあるでしょう。

特に未経験の場合は、まず求めら得れることはその業界・職種で仕事ができるだけの専門スキル、そして実務経験です。

転職後のキャリアを考えるときには、

① 未経験で転職
② 転職先で専門スキルと実務経験を積む
③ より高いポジションへキャリアアップ

という様な 3ステップくらいの長期的なキャリアプランを考えておくと目的意識がはっきりしてキャリアの選び方にもブレがなくなりますし、ポータブルスキルも磨かれていくのではないでしょうか。

未経験で転職したい時のポータブルスキルのアピール法

自分のポータブルスキルがわかったら、次はアピールをどうするかの準備です。

個別のパターンを全て紹介することはできないので、未経験の職種へ転職したい時の代表的な例を紹介させていただきます。

営業職の方が業務コンサルタントや経営企画系にキャリアチェンジキャリアチェンジ

営業職の方が業務コンサルタントや経営企画系にキャリアチェンジしたいときには、コミュニケーション、巻き込み力、課題抽出、提案力がアピールしやすいポータブルスキルです。

具体的に当てはめてると顧客へ傾聴し潜在ニーズを引き出すコミュニケーション力、情報・ニーズをもとに社内の関係者の協力を得る巻き込み力、会社としての提案をまとめる力などは他社にとっても魅力的に映るポータブルスキルと言えるでしょう。

部下なしマネージャーから部門管理職へキャリアアップ

部下のいないマネージャーから課や部を率いるマネージャーとしてキャリアアップしたい時は、コミュニケーション力、マネジメント力、社内調整力、係数力などがアピールしやすいポータブルスキルになります。

例えば、自分の管理・コスト管理目標を持ち、顧客管理や他部門・他チームとの協働し、プロジェクトを完遂させて経験などは、自分の部下でなくともバーチャルチームをマネジメントする力がありますし、営業職でなくとも顧客対応をするポジションであれば、対人対応力・コミュニケーション力をアピールできます。

評価のポイントは、マネジメントをしながらも自身で営業をしてきた経験です。周囲を和ませる対応で、初対面の人でも話しやすい空気づくりを心掛けてきたDさんは、顧客の本音のヒアリングに強みをもっています。メンバーに対しても、垣根を作らない関係で接してきたことで、営業する上での課題を聞き出し、整理し、目標数字を達成してきました。

営業職からグローバルプロジェクトのプロジェクトマネージャーへ

営業系の職種は、自分の営業プロセスや数字をいろいろなシステムや自作のExcelなどで管理見込み客へのアプローチ数、アポイント率、成約率など営業活動全てを数値化し管理しています。

当然、それは営業活動のプロセス管理もやることになりますから、大規模プロジェクトに求められる各種の管理スキルにマッチします。

関係者が多岐、多様なグローバルプロジェクトでは、属人的・独りよがりの管理は致命的なリスクになります。

プロセスを可視化して関係者と共有し、ゴール設定をして周囲を巻き込みながら、納期に向かってプロジェクトをドライブしていく力は異業種・異業界でも必ず魅力的に映るはずです。

ポータブルスキルは万能ではない

ポータブルスキルはアピールしやすいスキルではありますが、万能ではありません。

あなたが持っている様に他の人も持っていますので、当然採用側からすれば最初に比較するポイントでもあるからです。

勝率を高めるためには次の様な業界、会社、求人を探すことも選択肢として持っていいると転職の幅が広がると思います。

・求人情報に「未経験可」と明記している会社
・新しいビジネスモデルで伸びている業界
・過去の経験よりも、新しいビジネスをドライブしていく意気込みやガッツが求められる会社
・人手不足で、業界は違ってもいいから人をまとめる、リードする能力を持つ人を求める会社

まとめ

ここまでのポイントをまとめます。

・ポータブルスキルとは社会人として働く土台
・ポータブルスキルは見える化をしないと他人には伝わらない
・ポータブルスキルは明日からでも身につけ磨くことができる
・ポータブルスキルに頼りすぎると転職は失敗しやすい

新型コロナの影響で求人は減っていますし、しばらくは減り続けるでしょう。

しかし、日本における人手不足が根本的に解決されたわけではありませんし、ビジネスモデルの変化で新しい求人を生み出しつつあります。

最初に紹介した通り、転職者の半数以上は異業界への転職です。

ポータブルスキルを意識して、日々の積み重ねていくことがポータブルスキルの質やレベルを高める最短の道だと思います。

あなたのキャリアアップ、キャリアチェンジの成功をお祈りしています!

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