飲食業界からIT業界への転職はできる?未経験でもOK?

・リストラ、店舗閉鎖が続いて飲食業界の将来が不安

・給与が激減してこのままでは家族を守れない

・IT系職種への転職を考えているが、未経験だし何から手をつけていいかわからない

・そもそも未経験でもできる仕事があるのか知りたい

新型コロナ禍で店舗は軒並み閉鎖&自宅待機。ニュースでは飲食業界全体が苦しんでいるニュースばかり耳に入ってきて、将来が不安になりますよね。。。

飲食業からIT系職種に転職したい方がこの記事を読むと次のことがわかります。

・飲食業界からIT業界への転職難易度
・おすすめのアプローチの仕方
・飲食業から未経験でIT系職種に転職するメリット・デメリット

目次

IT系職種の求人状況と難易度の高さ

結論から言えば、現在IT業界の求人は

  • 未経験採用は「一時的に」減少傾向
  • ただし今後も需要は高止まりで推移し、求人倍率も高い

となっています。

IT系職種の求人倍率は高止まりしつつ、回復していく

新型コロナの影響は非常に広範囲に及んでいます。

直近の有効求人倍率を見ても全産業で大きく下落している傾向は変わらないのですが、情報通信系だけは異なっています。

減ってはいるのですが、減っても非常に高い倍率になっています。

これはIT業界への転職リスクと将来性を解説している記事でも説明していますが、IT業界全体が極度の人材不足がつづいているためです。そして、この傾向は10年以上は確実に継続すると考えられています。

しかし、デジタル広告だけは注意が必要です。

業績悪化に伴って企業が真っ先に削るのが広告予算なので、この分野だけは一時的位大きく採用が止待っていますので、デジタルマーケティング系はしばらく厳しい状況が続くと考えられます。

つまり、アプローチさえ間違わなければ、未経験でも求人はありますし、将来性にも不安がありません。

飲食業のやりがいもあきらめきれずに悩んでいる方も、ITスキルを身につけることが形を変えて飲食業への貢献になったり、将来的に独立を目指す時間違いなくメリットになると思います。

【くまたの裏情報 〜IT業界人材不足の背景〜】

新型コロナが拡大する前は、日本全体で空前の人で不足が続いていましたが、IT業界は特に不足していて、求人倍率もたの業種・職種の数倍高い状況が続いていました。

そして政府はそれは今後10年以上続くと予想し、人材育成に予算を割いています。

その背景にあるのは、経済産業省が発表した「2025年の崖」の影響も大きいと思います。

簡単に背景をまとめると以下の通りです。

  • デジタル化・IT化の波に加えて、古いシステムの刷新期限が迫っていて、そちらにも莫大な資金・人材が必要となっている
  • 新しい技術で作られた新しいシステムへの移行を強制されるのは、古い技術やシステムを知る人材を供給できないことも原因
  • 最先端のデジタル技術への置き換えを進めてIT投資を効率化し、ビジネス投資効果の高いところに資金を集中

まさにIT人材の争奪戦真っ只中という感じがします。

ただ、これは一つ大きな問題が隠れています。それが「古い技術しかもたない技術者」のいき場所がなくなりつつあるということです。

経産省のDXレポートでも45万の新しい技術を持ったIT人材が不足する一方、古い技術しか持っていない人材が10万人余るというのです。そこで45万人の不足を少しでも補うために、この10万人が新しい技術を学ぶことを求めています。

IT業界ももちろん新型コロナの影響は受けていますが、悪い影響だけではなくいい影響も受けているんです。

それが「デジタルトランスフォーメーション」と呼ばれる、業務のデジタル化です。

飲食業を例に取れば、ハンバーガーやピザなどの出前・テイクアウトのシステムはネットの店舗と連動して売り上げを伸ばしていますが、これもITシステムです。

また、店舗での支払いも現金・クレジットカードに加えてスマホをかざすだけのキャッシュレスが広まり始めています。

新型コロナによって、デジタル化の遅れていた業界が生き残りをかけてデジタル化へ一気に動き出しています。

その結果、この仕組み作り、運用、保守を担当するエンジニアへの求人が一層増え始めていると見込まれています。

飲食業から未経験でIT系職種へ転職するならコレ

飲食業界向けのITコンサル

あなたが飲食業でエリアマネージャーや部門長などの上位マネジメント経験があるのであれば、ITコンサルタントとして飲食業界のデジタル化を支えるという選択肢があります。

デジタル化の推進には現場オペレーションの知識や来客の行動パターン、ニーズ、などの特性に関する知識・経験が不可欠です。

無論、ITコンサルタントとして最低限のスキルは身につけなければいけませんが、チャレンジする価値はあります。

まずは自分の経験がITコンサルタントとしてどの程度需要があるのか、受け入れられるのかについて、転職エージェントの無料相談で確認することをおすすめします。

もちろん、そんなに上手くいくわけないという不安もわかりますが、可能性があればチャレンジする価値はありませんか?

間接的ですが飲食業界に貢献できますし、将来的にお店を持ったり独立する時にもIT関連スキルや実務経験は間違いなく役に立つはずです。

お金がかからない上に、検討段階でチャレンジする価値があるかどうかがわかりますから、利用しない手はありませんよね?

↓別記事でもまとめていますので、参考にしてください。

飲食業界からマネジメント経験なしでIT業界へ入るならインフラサポート系

あなたが現場の一般社員で、マネジメント経験もない場合でもIT系職種へのアプローチは複数あります。

パソコンスキルも何もないという方への僕のお勧めはインフラサポート系から入ることですが、40代以降の方にとっては給与ダウンも覚悟していただく必要があると思います。

僕がインフラサポート系をおすすめする理由は以下の通りです。

  • いきなり高いスキルを求められることがない
  • 出入りが激しいので、短期立ち上げのためにトレーニング体制が整っている職場が多い
  • 働きながらITの基礎が学びやすい
  • 給料も一般の仕事に比べたら悪くない

派遣会社によっては、基本的なITトレーニングを提供して紹介予定派遣や派遣社員、正社員へと転職を斡旋する仕組みがありますし、基本的なITスキルを学ぶコストを抑えて就職先を斡旋してくれるので、いますぐ転職したい方には合っていると思います。

ただし、カスタマーサポートが仕事として無くなることはないと思いますが、新型コロナの影響でITサポートのあり方がどう変わるかは今後のトレンドを見る必要があると感じています。

例えば、訪問修理などは通常1〜2時間くらい客先や個人宅に滞在して修理作業を行いますが、新型コロナの感染の不安を取り除くために全てメーカーの工場へ送って修理が終わったら宅配便で送るという形へ変わるかもしれません。

その分、電話サポートやビデオチャットでのサポートへの求人が増えてくる可能性もあります。

この辺は業界や職種の状況を転職エージェントなどのサービスを利用して定期的に情報を集めて欲しいと思います。

給与は、未経験でIT業界に入っても年収400万以上は期待できます。3年経験すれば600万以上も十分可能です。また、バイリンガルならそれプラスで50ー100万の上乗せも可能なケースがあります。

【くまたの裏情報】
IT職種ごとの給与水準が知りたければ、大手外資系人材紹介会社であるロバート・ウォルターズの給与調査報告なども参考にしてください。

ただし、どんな業界にも「ブラック企業」はあります。

経験がキャリアに結びつくように、時間をかけてしっかりと情報を集め会社を選んでください。

会社選びについて記事にまとめていますので、よかったら読んでください。

デメリットではないですが、現業を続けながら転職活動をしたい、すぐには転職できないという方の場合は、まず基本的なITスキルを独学で身につけた方がいいです。

ネットにフリーで学べる動画やサイトがたくさんありますので、お金をかけずに基本的なITスキルを学びたい方にはおすすめです。

フリーサイトの良い悪いはわからないし、お金がかかっても体系的にITスキルを学びたいという未経験の方はUdemyなどのオンライン学習サービスをお勧めします。

↓次の記事はオンライン学習でスキルアップするためのポイントをまとめたものです。

プログラマーでもエンジニアでもフリーランスはおすすめしない

一方、未経験の方にプログラマーをおすすめする人も多いですが、僕は反対しています。

詳しいことは別記事を参照していただきたいのですが、主な理由は次のとおりです。

  • 短期間で学べる知識はたかが知れている
  • 実務経験がないと単価の高い仕事はこない
  • 実務経験・実績を積むには数年かかる

また、フリーランスの場合、事務作業、営業活動、そして「接待」も自分でやらないといけません。

その上、不景気になると真っ先に切られるのがフリーランスや派遣社員です。

1年仕事がなくても家族の生活を守れるくらいの蓄えがないと未経験者にはリスクが高すぎるので僕はお勧めしていないのです。

もちろん、20代で独り身で実家暮らし、生活コストの心配はあまりいらないのでやってみたいという方はチャレンジしてみる価値はあるかも知れません。

まとめ 〜IT業界転職後のキャリアパス〜

これからはどんな業界・職業でもIT化、デジタル化は避けられませんし、加速度的に進んでいきます。

特に飲食や旅行などのサービス業が顧客へ提供するサービスの質を高め、良いよい「体験」を届けるためにIT技術を活用しています。

これからはVRやARのような仮想化技術もどんどん取り入れていくでしょう。

飲食業界をITコンサルとして支援するキャリアについては説明しましたが、どんな形であればIT業界での業務経験は、その後のキャリアで間違いなく役に立つはずです。

この記事で説明志田飲食業から未経験でIT系職種に転職するメリットやデメリットについて簡単にまとめます。

  • IT業界はこれからも人材不足が続く
  • 未経験者への門戸は一時的に狭くなる
  • 飲食業界の実務経験を活かした転職がおすすめ
  • マネジメント経験がなければインフラ系へチャレンジ
  • プログラマーやフリーランスはおすすめしない
  • IT業界での実務経験は将来飲食業に戻っても必ず役に立つ

新型コロナがどんな形で収束するにしろ、ビジネスのあり方を根本的に変えてしまいました。

3蜜を避け、感染を予防しながらビジネスを展開するにはIT技術は欠かせません。

そのままITとしてのキャリアを積むことも、自分の店を持って独立を目指すときも必ずITスキル、経験、知識、人脈は役にたちます。

IT以外の業界でも、未経験で入るなら大変さは変わりませんよね?

であれば、より融通が効いて、将来性もあり、飲食業に戻るときに活用できるスキルが身につくIT業界への転職をぜひ検討してください。

みなさんの希望が叶って望む仕事を手にされることを祈っています!

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

目次
閉じる