ITエンジニアが年収を上げるための具体策【高年収業界・会社・職種比較】

・ITエンジニアってどうやって年収を上げていくの?

・年収の相場ってどれくらい?

・他の業種と比べて高いの安いの?

この記事を読むと、ITエンジニアがキャリアアップ&給与アップするための具体例・モデルケースがわかります。

いくらやりがいあっても、将来性のある業界にいても、自分の給料があがらないのではモチベーションも保てないですよね?

では、どうやってキャリアアップと年収アップを実現するのか?

そんな疑問に答えます。

目次

時代の風はITエンジニアに向かって吹いている!

経産省の「DXレポート」にあるように、Windows7、Windows Server 2008、SAP ERPのサポート終了、PHSとPSNT(NTTアナログ固定電話網)の廃止など、いま企業のビジネスを支えているソフトウェアや通信インフラ基盤の大規模な改廃が始まっています。

新しい技術に置き換わるだけで問題ないのでは?と思うかもしれませんがとんでもない。

古いシステムに頼っていた与信や決済システム、店舗のPOSシステムなどの更改に莫大なシステム投資が必要になります。

システムが変われば仕事の流れも変わります。それにともない新しいソフトウェアやサーバー、ネットワーク機器などITインフラへの投資も必要になるでしょう。

単純作業をAIや自動化で効率化して人間の負担を下げてくれるから、空いた余力を他へ回せるはずという期待もまだまだ進んでいません。

そして困ったことにそれらを支えるITエンジニアが現時点でも全く足りておらず、これから始まるシステムの更新を支える先端技術を持ったエンジニアも十分に育っていないのです。

エンジニアの争奪戦はこれからが本番です。

ITエンジニア向け年収アップ基本戦略

まず結論から言うと、ITエンジニアがキャリアとともに年収を上げていく方法には3つのパターンがあります。

これを組み合わせて自分自身のキャリアアップと年収アップの戦略を考えます。

①IT企業でポジションを役職を上げ、マネジメントスキルをつける
②給与の高い業界に転職し、かつ業界経験を積む
③給与の高い企業に転職し、基本給を上げていく

自分なりの転職戦略=キャリアプランを考えておくと年収は順調にあがります。例えば、

① IT業界で管理職にポジションアップ
② 受託側(IT企業)から委託側(ユーザー企業)へキャリアチェンジ
③ 日系企業から外資系企業へキャリアアップ

また、会社や業界を選ぶときには次のような情報を参考にすると比較しやすいと思いますので、次の4つを掲載しておきますのでぜひ参考にしてください。

・業種別平均年収:年収の高い業界
・職種別平均年収:年収の高い職種
・企業別平均年収:年収の高い会社
・役職別平均年収:年収の高いポジション

業種別平均年収:年収の高い業界

業種別平均年収(万円)
外資系金融1,515
不動産764
総合商社617
銀行617
総合電気602
ソフトウェア・情報処理534
旅行・観光522
フードビジネス(洋食)462
繊維・アパレル459
ホテル・旅館433
出典:マイナビ転職「2020年版 業種別 モデル年収平均ランキング」

職種別平均年収:年収の高い職種

職種別平均年収(万円)
システムアナリスト1,609
ITアーキテクト975
システムコンサルタント807
セキュリティコンサルタント638
プロジェクトマネージャー638
プログラマー(WEBサイト・インターネットサービス系)571
システムエンジニア567
ネットワーク設計・構築(LAN・WAN・インターネット)559
サーバ設計・構築(LAN・WAN・インターネット)543
サポートエンジニア521
ネットワーク運用・監視468
サーバ・マシン運用・監視465
出典:マイナビ転職「2020年版 職種別 モデル年収平均ランキング」

企業別平均年収:年収の高い会社

会社別平均年収(万円)
シスコ1,200
グーグル1,195
マイクロソフト1,171
アクセンチュア1,021
日本IBM858
NTTデータ834
富士通798
NEC798
パナソニック774
HP Enterprise735
出典:平均年収.JP

役職別平均年収:年収の高いポジション

役職名平均年収(万円)
執行役員1,500
部長1,036
課長837
係長670
出典:年収ラボ

この4つの比較から言えることは以下の通りです。

  • 外資系の場合同じ職種・ポジションでも年収の桁が変わる場合がある
  • IT系職種では技術に加えてマネジメントスキルや提案力、英語力が重要になる
  • 業界が異なると平均年収で20%以上差の差がある。
  • 役員レベルは責任も重いが給与も高い

ITエンジニア向け年収アップ具体的なキャリアプラン例

業種ごとの平均年収ではほぼ真ん中くらいになっているのがわかるかと思いますが、一方で会社ごとの平均年収が示す通り、給与の高い会社は20%以上業種平均年収より高くなっています。

たとえば、ソフトウエェア・情報処理業の平均給与は534万ですが、マイクロソフトだと1,171万。シスコに至っては1,200万で2倍以上の開きがあります。

もちろん、未経験者がいきなりマイクロソフトやグーグルに転職できるわけではありませんから、戦略=キャリアプランが必要になるんです。

ただ、「給与の高い外資系には英語が必須では?」という疑問があると思います。

はい、それだからこそキャリアアップの過程で英語力アップを組み込むべきなんです。

技術スキル同様、必要になった時に初めても手遅れですから。。。

年収アップのモデルケース

それぞれの共通要素としては以下の通りです。

  • 英語は早めに勉強を始めて、転職するタイミングを逃さないための準備をする
  • 転職の際には常に給与の高い業界やユーザー企業への転職も選択肢に入れる

例えば、ユーザーサポートと言ってもたくさんのパターンがあります。

  • 製造業ユーザーサポートマネージャー
  • 外資系ユーザーサポートマネージャー
  • アパレルユーザーサポートマネージャー
  • 飲食ユーザーサポートマネージャー
  • 金融外資ユーザーサポートマネージャー

自分のいまいるポジションからどうすすめば最短で効率的にキャリアアップできるのかピンとこないのであれば、転職エージェントの無料相談を活用するのもありだと思います。

A:同じ外資系企業でステップアップもしくは他の外資系企業へ転職してポジションアップする

例 外資系サポートエンジニア>サポートマネージャー>ITコンサルタント(日系・外資系)もしくはユーザー企業の管理職ポジション

この場合、できればある程度の英語力があるとステップアップまでの時間が短くすることができます。

現時点で全く英語力がないのであれば、次の転職に間に合うように勉強を始めてください。

B : 日系サポートエンジニアから外資系サポートエンジニアへ転職し、その後ポジションを上げていく。

例:日系サポートエンジニア>外資系サポートマネージャー>ITコンサルタント(日系・外資系)もしくはユーザー企業の管理職ポジション

この場合も鍵は英語です。次の転職に間に合うように勉強を始める必要があります。

C : 日系サポートエンジニアからユーザー企業(顧客でも可)の同じポジションもしくは一つ上のポジションへ転職し、業界経験を摘んだのち日系のコンサルタントや外資系IT企業へ転職。

例:日系サポートエンジニア>ユーザー企業サポートマネージャー>外資系サポートマネージャ>ITコンサルタント(日系・外資系)もしくはユーザー企業の管理職ポジション

この場合、英語については優先度が低くなります。ただし、転職先のユーザー企業が外資系であれば英語は必要になる可能性が高いと思います。いずれにしろ英語学習は早めに始めた方がいいでしょう。

ポジションアップをおすすめするワケ

一番の理由はスキルアップは数字で評価されにくいので同じ会社に長く勤めても給与が上がるきっかけになりにくいと言うことがあります。

特に技術進歩が激しい今の時代、同じ会社内で一つのスキル・技術に特化して「技を磨く」ことは給与的な評価につながりにくくなっているからです。

今いる会社への愛着がありとても転職は考えられない、けど年収はあげたいとなればマネジメントへあがるか新しいビジネスや市場を作り出すセールスやコンサル系にキャリアチェンジすることも選択肢の一つです。

ユーザー企業をおすすめするワケ

この30年ほどどの企業もコスト削減のためにIT企業へシステム開発、導入、運用を外注してきました。

これには年功序列・終身雇用を背景とした日系企業独特の会社都合で発生する「転勤」や「異動」が2〜5年周期で実施されること大きな理由の一つです。

それゆえに、どの会社もIT技術・経験をもった人材が不足しているのです。

一方、技術進歩のスピードの速さ、外注費用の高騰などから、ここ数年社内で人材を確保する動きが活発になっています。

僕自身も、以前であれば声をかけてくるのは転職エージェントばかりでしたが、ここ1〜2年はユーザー企業の人事部から直接声がかかるようになってきています。

そもそもユーザー企業はIT企業に発注する側ですから、受注額という予算にしばられるIT企業よりも資金的な柔軟性が高いというメリットもあります。

ユーザー企業のIT部門への転職は、収入面だけではなくその先のキャリアを見据えて「業界経験を積む」と言う点からもおすすめしています。

まとめにかえて 〜転職はサラリーマン必須のスキル〜

企業の寿命が劇的に短くなり、上場大手でさえ終身雇用を諦め始めています。

もう今まで通り一生かけて今の会社を勤め上げるという時代はおわりました。

その意味で、転職はサラリーマンが身につけるべき必須スキルだと僕は考えます。

今はネットの情報もふんだんにありますし、転職エージェントや転職サイトも充実したサービスを提供しています。

企業も「アルムナイ」転職や「リファラル」など多様な採用方法をとって人材確保に走っています。

最新情報をとらえつつ、納得のできる仕事をみつけてください!

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