IT系転職におすすめの転職エージェント・転職サイト活用方法

僕は派遣社員として未経験でIT業界へ入った後、外資系SIer→日系SIer→外資系SIer→外資系ベンダーと主に外資系を中心に転職をし、毎回転職エージェントを活用してきました。

自分では気が付かない選択肢や給与交渉など、様々なシーンで転職エージェントの担当者には助けてもらって、転職の度に30%以上年収を上げています。(年収を上げるための転職戦略についてはこちらの記事を参考にしてください)

この記事では、転職エージェントや転職サイトの違いやIT企業や外資系企業の転職に強いおすすめ転職エージェントを紹介した後、記事の後半で転職エージェントを活用するメリットをご紹介します。

目次

転職エージェントを利用する流れ

転職活動ではできるだけたくさんの求人情報にアクセスできること、つまり情報量です。

転職サイトや転職エージェントは大手、外資系に強いところ、未経験者や特定の業界に特化しているところなど少なくとも4〜5社は登録しておきます。登録後の流れは以下の通りです。

STEP
転職エージェントに登録

職歴、スキル、処遇の希望、転職希望時期などを登録

STEP
転職エージェントの担当者から面談の連絡が来る

登録のお礼と担当から日程調整の連絡がくることのお知らせ

STEP
面談の日程調整

転職エージェントの担当者との日程調整や登録情報の確認、大まかな希望などのヒアリング。この段階で譲れない条件があれば伝えておくと、最初の面談で出てくる求人の内容から担当者の理解度や実力がある程度わかる。

STEP
面談を通して、自分に合う求人を紹介してもらう

伝えておいた希望をもとに担当者があなたの希望に合いそうな求人を紹介。内容の説明を受けつつ、あなたの希望の詳細を説明し、応募する求人を絞り込んでいく。

転職エージェントと転職サイトの違い

転職エージェントはキャリアづくりへのアドバイスや提案から始まります。

専任の転職キャリアアドバイザーや転職キャリアコンサルタントが面談を通じておすすめの案件・求人を提案してくれるものです。JACリクルートメントマイナビエージェント レバテックキャリア未経験ナビ ロバート・ウォルターズなどがこのタイプです。

一方、転職サイトはレジュメと希望条件を登録したあとは勝手におすすめ案件が送られてきますし、自分で求人案件を探して応募することもできます。

自分のペースで進めたい人にはぴったりです。

リクナビNEXT転職会議 がこのタイプになります。

ただ、機械的に書類選考が行われるため転職エージェントに比べると書類選考に落ちやすかったりや自分のキャリアとのマッチングしにくいなどのデメリットがあります。

転職エージェントでも転職サイトでも、紹介された求人が気に入らなければスルーすれば良いですし、気に入ったのであれば面談して詳細を確認すれば良いだけです。

求人の詳細を知るだけでもその時に企業がどんなスキルや経験を求めているのか、給与や福利厚生がどうなっているのかなど詳しい情報を集めて転職活動に役立てることもできます。

それらが自動で、かつ無料で集まってくるので使わないてはないですね。

転職サイトと転職エージェントの一番の違いは求人数

実は求人情報の8割〜9割は非公開求人と言われています。

つまり、転職サイトの求人数は転職エージェントが持つ求人の1/5~1/10と圧倒的に少ないことになります。
参考:リクルートエージェント「転職エージェントの非公開求人とは」

これはそのポジションが新規事業や社運をかけた秘匿性の高いプロジェクトなどに絡むためそもそも公にできないものであるとか、転職サイトを通じた求人広告では時間がかかり過ぎて間に合わないケースが多いからです。

なるべく短期で転職したい人は転職エージェントを、じっくりと腰を据えてすすめたい人には転職サイトがあっていると思います。

【くまたの裏情報】
実際僕の担当したプロジェクトでも半年以上先の求人を依頼したことは一度もなく、多くが1ヶ月から3ヶ月以内の募集でした。これは、一般的に1ヶ月前に会社へ通知すれば退職できることから、よく発生するパターンでしたね。

ただ、セキュリティエンジニアのように募集しても全く候補者が集まらず、結果として半年以上かかったことは何度もあります。

転職サイトでの募集は採用計画にそって時間をかけることになりますから、転職のタイミングも年度末は半期末に合わせるパターンが多いかもしれません。

大手各社は資金も人材も豊富なので求人数、提案力、サポート力については会社間でさほどの違いはありません。

あえて言うなら、担当者とあなたの相性です。

こればかりはアタリ・ハズレはありますから、信頼できない時は遠慮なく交代をリクエストしましょう。

ただ、「IT業界への転職」であればIT業界を得意とする特化型の転職エージェントを、「外資系企業への転職」であれば外資系エージェントを加えて登録しておくことをお勧めします。

IT企業・外資系企業への転職におすすめの転職エージェント・転職サイト

IT業界や外資系に強い特化型の転職エージェント

IT業界、外資系に強い特化型の転職エージェントでおすすめなのが、レバテックキャリア、doda、マイナビITエージェント、JACリクルートメント、ロバート・ウォルターズです。

レバテックキャリア

公式サイト:https://career.levtech.jp

レバテックキャリア」はIT・WEBエンジニアやデザイナー向けの求人に特化した転職エージェントで求人も4,000件以上持っています。

IT・WEB業界に特化して15年の実績があり、キャリアコンサルタントも最新技術や専門用語に詳しいプロが揃っています。

職務経歴書の添削や模擬面談などで事前準備のサポートが手厚いので、IT・WEB業界内で転職したい人にはおすすめの転職エージェントです。

doda

公式サイト:https://doda.jp

doda」は大手・優良企業を中心に業界職種を問わず、非公開案件含めて10万件の求人があります。

応募書類作成のアドバイスだけではなく、次のような特徴があり初めての転職や未経験の業界・職種へチャレンジするかたには特におすすめです。

・「人柄、志向、考え方」など、あなたの優れた特性を推薦状や推薦メールにまとめて、履歴書・職務経歴書に添えて企業に応募してくる
・自己アピールのノウハウを専門スタッフが直接アドバイスしてくれる

マイナビITエージェント

公式サイト:https://mynavi-agent.jp/it/

マイナビITエージェント」はIT・WEB業界に特化した転職エージェントで、処理サービス、ハードウェア、SNS、ゲームなど幅広い分野に強みを持っています。

関東圏エリアの求人に強く、企業の人事&採用担当との太いパイプがあるため8割が非公開求人になっています。

具体的にやりたいことが決まっていて、キャリアアップしたいの20〜30代の方におすすめです。

JAC Recruitment (ジェイ エイ シー リクルートメント)

公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/

JAC Recruitment (ジェイ エイ シー リクルートメント)」は大手・優良企業を中心に、管理職、営業職、業界スペシャリスト、エンジニアなどのハイクラスの転職につよい転職エージェントです。

求人の50%が非公開求人で、関東圏以外にも関西・中国地方にオフィスがあるため、他地域への転職も相談しやすいと思います。

東証1部上場企業で会社の信頼性も高い転職エージェントですが、業界に精通したコンサルタントが550名いますので、内定まで手厚いサポートが期待できます。

ロバート・ウォルターズ

公式サイト:https://www.robertwalters.co.jp/

ロバート・ウォルターズ」は外資系企業や日系グローバル企業に特化した転職エージェントで、製造業、IT、金融、小売、ヘルスケア、エネルギーなど幅広い業界に強みがあります。

特に「英語を活かせる高収入な求人」に強く、外資系非公開求人を数千件以上持っています。

外国人で日本語ができないキャリアコンサルタントもいるため、日常的に英語を使って仕事をしている方で、キャリアアップしたい方にはおすすめです。

東京のほか大阪にもオフィスがあるので、関西圏の求人を探している方にもおすすめです。

未経験者におすすめの特化型転職エージェント

未経験者におすすめなエージェントが未経験ナビです。

未経験ナビ

公式サイト:https://lp.snapjob.jp/

未経験ナビ」は未経験者向けに特化した転職エージェントは少ないので、特徴を簡単にまとめておきます。

① 未経験に特化した求人情報を1,500件保有
  求人数ではなく、質を優先し、学歴や職務経歴に関係なく、応募出来る求人が多数

② 提携している人材紹介会社300社と面談を設定
  弊社が提携しているキャリアコンサルタントとの面談を実施した上で、候補者にあった求人を紹介

③ 最短2週間での内定実績あり
 正社員で急いで就職したいという声にも応えられる

転職エージェントと合わせて使うおすすめ転職サイト

別記事でも紹介していますが、転職エージェントの情報は企業寄りの情報に偏る場合もありますので、必ず社員や元社員が投稿している口コミサイトの情報とつきあわせて裏を取るようにすると失敗が少なくなるはずです。

転職会議

公式サイト:https://jobtalk.jp

転職会議」は掲載会員数は500万人以上の国内最大級100万件以上の転職口コミ情報を掲載している転職サービスです。

これから転職を始めたい方、転職活動中の方が気になる企業の評判を知りたい時に利用するといいと思います。

OpenWork

公式サイト:https://www.vorkers.com/

OpenWork」は「転職会議」同様、現職・退職者の口コミを集めた転職サービスです。

「転職会議」と併用することで、より正確に、より客観的に情報を確かめることができると思います。

転職エージェント・転職サイトを活用するべき5つの「メリット」

転職は情報戦

転職成功の可能性を高めるとともに選択肢を増やすという点で必要だと思います。

たとえ自分にぴったりの求人があっても、募集していることを知らなければ応募すらできません。また、一般公開されていない求人はそもそも知る手段がないからです。

だからこそ、たくさんの求人情報にアクセスできることが早期に転職を成功させるために一番大切なのです。

とはいえ、あなた個人で業界全体のトレンドや気に入った会社の採用状況を集め、最新情報にアップデートし続けるのちょっと無理ですよね。

ここに転職エージェントや転職サイトを使う理由があります。

メリット1:あなたの希望に合致する求人を持っている転職エージェントや転職サイトを探すことが最初のステップになる

繰り返しになりますが、転職活動で一番大切なことは、「良い求人をできるだけ集めるため」にたくさんの求人情報にアクセスできることです。

次に、キャリアプランとプロの目線で求人情報からあなたに適した案件を洗い出してくれる真摯な転職カウンセラーやコンサルタントです。

転職エージェントがおすすめする転職案件でも、あなたが気に入って納得しなければ意味がありません。

また、募集している企業の希望スキルや経験をあなたが持っていなければ、内定は出ません。

単純なことなのですが、転職エージェントや転職サイトはそれぞれ持っている求人が異なりますから登録が1社だけだと希望に合う会社が漏れてしまうリスクが出てきてしまいます。

メリット2:転職エージェントや転職サイトによって未公開案件や特定ポジションの募集は異なる

どの転職エージェントも自社の存続・発展のために、他社との「差別化」をして一人でも多くの候補者を集め、転職を成功させて売り上げを増やしたいと思っています。

「差別化」の具体例は次のようなものです。

・登録案件数No.1
・顧客満足度○年連続No.1
・未公開案件多数
・IT業界特化

ただ、これらの特徴があるからと言ってあなたにピッタリの求人がその転職エージェントや転職サービスにしかないかというとそんなことはありません。

例えば登録求人数がNo1でも未公開案件がたくさんある転職エージェントでも、あなたの望むポジションがなければ意味がありませんよね?

【くまたの裏情報】

通常企業側では転職サービス提供会社との癒着など社内コンプライアンスの問題が絡むため、特定の会社だけに募集をかけることはありません。誰だって痛くない腹をさぐられたくはないものです。

なので、もしある企業「Z社」が転職エージェントA、B、C社に募集をかけて、D社には取引がないため募集をかけないということはありますから、もしあなたが転職エージェントD社にしか登録をしなければ、「Z社」への応募のチャンスを逃すことになります。

これが複数の転職エージェントや転職サイトに登録するべき理由の一つです。

メリット3:転職失敗のリスクを少しでも下げるため

・案件担当者との相性が悪い
・転職エージェントの実力不足で必要な情報が得られない
・気に入った求人があっても思うように進まない

などの場合に、他社に相性の良い担当者がいればあなたの希望する求人を取り扱えないか依頼することで、転職失敗のリスクを少なくします。

大手は求人数が多く転職コンサルタントやカウンセラーの数も多いので、万が一「外れ」を引いた場合に交代を要求しやすいですが、中小は特定業種に強い反面、転職コンサルタントが少ないのでハズレを引いた場合時間のロスになります。

交代を要求しても渋られたり、求人を紹介されなくなったりすることも考えられます。1社に転職の成否をかけてしまってうまくいかない時は振り出しに戻ってしまうと貴重な時間を失うことになりかねません。


複数の転職エージェントや転職サイトを組み合わせてそれぞれの長所で他の短所を補えば、リスクを減らすことができるというわけです。

メリット4:転職エージェントや転職サイトを使うと「時間節約」ができる

無料で利用できる転職エージェントにおまかせして応募書類や面談準備、キャリアプランなど「自分が本当にやるべきこと」に時間を投資したほうが転職の成功率も上がると思いませんか?

転職エージェントの一番の価値は「情報源」「求人データベース」なので、自分から積極的に利用しないといい求人は出てきません。

転職エージェントや転職サイトを利用する時に知っておくべき一番大切な点は、会社ごとに異なるのはサービス自体の特徴以上に担当である「転職エージェント」「転職コンサルタント」「転職カウンセラー」の情熱・やる気と実績です。

いくら扱う求人数が多く質が高くても、企業側担当者との信頼関係が作れない、コミュニケーションがとれない、やるきが感じられない人が担当になったらうまくいくとは僕は思えません。

担当者の良し悪しを見抜くためにもしっかり自分で自分のキャリアを棚おろしして自分から積極的に「利用」してください。

メリット5:キャリアプランのコンサルティングが無料でできる

転職サイトにはない転職エージェントのおもなメリットは以下の通りです。

  • 転職活動の進め方や市場価値についてのアドバイスを直接もらえる
  • キャリアプランについてのアドバイスがもらえる
  • 企業情報をもとに面接対策ができる
  • 書類の作成代行・添削を依頼できる

僕が利用した時も、業界と企業をよく知っている転職コンサルタントが面談を通じてキャリア診断をした上で、応募する企業を選んで提案してくれることはとても心強かったです。

に、求人情報に書いてある仕事内容だけではなく、働きやすさ、社風、成長性、評価制度など表に出にくい情報で、応募するこちらが知りたいことを提供してくれる点は貴重です。

また、履歴書・職務経歴書のチェックはありがたいですね。書いた本人が気が付きにくい点、表現として避けた方がいいもの、経験を踏まえてもっとアピールすべき点など書類審査の通過率をあげるためのアドバイスもとても助かりました。

特に外資系に応募する際の英文履歴書チェックをして「ここはこういう言い回しのほうがいいよ」という具合にアドバイスをもらえるのですごく心強かったですね。その人とは今も個人的にお付き合いしています。

今IT業界への転職は完全な売り手市場であり、 国も企業もそれが今後20年以上続くと予想しています。

転職サイトのdodaが毎月発表している「転職求人倍率レポート」の8月版では、新型コロナの影響がでて全体的に大きく下がってはいますが、それでIT業界は4.92倍とまだまだ高い数字になっています。

参考:doda「転職求人倍率レポート」8月版

しかも職種で見た場合ITエンジニアはの求人倍率は8.64倍。。。他職種と比べるとそのスゴさが際立ちますね。

僕がIT業界に入った25年前から今日までものすごいスピードで成長・拡大・進化してきましたが、IT業界の本番はこれからです。

20代・30代の人はこれから30年は働くわけですから「大きなトレンド」を理解して、有利にキャリアを積み重ねてください。(入り方と会社選びを間違えなければ、やりがいもあるし、給与も高いし、楽しい業界なんですよ、ほんと。。。)

転職の始め方を解説した記事↓もありますので、そちらもご覧ください。

キャリア構築の戦略的なパートナーとして転職エージェント・転職サイトを活用して、転職失敗のリスクを少なくすることが転職成功のコツです。

信頼できる転職コンサルタントやカウンセラーを見つけて長期的に付き合うことでキャリアプランが市場のニーズから大きくずれることも予防できます。

ご紹介した転職サイトや転職エージェントに一度登録しておけば、メールで紹介案件の連絡がきます。登録する内容はどの転職サイト、転職エージェントもほとんど一緒です.

1件あたり5−10分程度です。来年も同じ悩みをくりかえさないためにも、今日行動しましょう。

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