書類選考に通らないときに見直す転職活動3つのポイント

「書類選考に通らないのは年齢が35を超えているから?」
「転職回数が多いから落とされるのかな。。。」

書類選考が通らないときの対策で一番悩ましいのは、なぜ落ちたのか企業側から理由が開示されないことです。

「今回はご縁が・・・」と言われても、なんのご縁がなかったのかさっぱりわかりません。

一方で、誰が見てもこれは通りにくいだろうという履歴書・経歴書には共通項があることも事実です。

勘違いしてはいけないのは、転職のゴールはあくまで内定を得て転職することです。

以下では「ゴールを見据えた」書類作成ポイントを解説していきます。

1. 書類審査に通過しない典型的なパターン

大前提 作成マナーが守られていない!

まず書類作成の大前提である以下の点をチェックしてみてください。

A. 誤字脱字が多い、または汚くて読めない
B. 紙質が悪く、しわくちゃになっている
C. 写真を使いまわして、角が折れている
D. 写真のサイズが間違っていて、枠からはみ出ている
E. 時系列が間違っている

日本人の思考は減点法が基本で、80点を割り込むととたんに成功率が下がります。

書類選考でも担当者が読み始めて立て続けに引っかかるポイントを見つけたとしたら、通過率はぐっと落ちてしまいます。

社会人として数年以上働いているにもかかわらず、上記のようなミスをする候補者を採用しないだろうことは簡単に理解できますよね。

提出書類の書式
こちらも「アピール面」同様、「履歴書作成 虎の巻3原則」「職務経歴書作成 龍の巻6原則」を参考にしていいただきたいですが、文章が論理的に構成されており、読み進めるとすっと頭に入ってくる流れがあることが大切になりますから、そもそも字が汚かったり、誤字脱字、詰め過ぎたりで読みにくいといった文書として欠点があることは致命的です。

また忘れがちですが、送るときはA4サイズの封筒で折らずに済むものを用意します。

受け取る側が見やすく、かつファイリングしやすいよう折りたたまずに提出しましょう。

こうしたちょっとした気配りは、見る人はしっかりと見ていますし、できる人とできない人の違いとしてとても目立つものです。

① 募集要件にマッチしていない

書類選考は企業側の募集条件と転職者側の希望条件がある程度以上合致しすることが必須です。

では、どんなポイントを押さえるべきでしょうか。

応募先の選定

応募先の選定にあたって注意することは、企業側のニーズに自分の強みが活かせるといことが絶対条件です。

自分の行きたいというキモチだけで応募しても要求にマッチしがなければ必要とされませんし、強みが活きない職場へ自己PRしても担当者の心には刺さらないでしょう。

転職先で活躍もできず評価もされない、双方が望まない転職となり、短期間で退職、再度の転職活動となりかねません。

選考担当者は当然そうした点を深くチェックしますので、ここを疎かにするとたとえ書類選考に通ったとしても面接で落ちる可能性が高くなるだけです。

募集企業側のニーズを理解しているか

企業側のニーズを理解するし自分の強み活かせるかどうかをどう判断すればいいか。

これは事前の企業研究がキーポイントです。

募集要項に現れない潜在的なニーズも想定したり、企業側の人事担当とコネクションを持っている転職支援サービスを活用してそうしたニーズに関する情報を手に入れるようにしましょう。

【参考記事】比べて選ぼう!転職支援サービス

こうした情報を得た上で、応募先を選別する際にその業界の受注側と発注側のニーズを比較し、自分の強みや希望がマッチするかを考えてみていただきたいです。立場が変わると強みの生き方も大きく変化するからです。

企業ニーズと自分の希望の8割位はマッチしておきたい

企業側のニーズを理解したら、年齢や経験、業務に必要な資格など必須条件はなにかを確認します。

このギャップが大きい場合、成功確率はぐっと下がることを覚悟してください。

もし、その会社でなくてはいけない理由があるのであれば、アプローチの仕方を変える必要があります。

その上で、足りない部分を補うだけの資質、実績、可能性があることをアピールできるように面接の準備を進めることになります。

誰もが希望する大手上場企業、業界でも有名な企業、部門長以上の高いポジションは競争も激しく、書類選考も通りにくいでしょうし、非公開案件となっている場合も多いと思います。

ただ、そういった「ブランド」を第一に求める場合でも、そこでなければいけない理由が自分の幸せとつながっていることを条件から外さないでほしいです。

② 転職・退職理由を職場や他人のせいにしている

書類審査で企業側担当者が最も気にする点はこの転職・退職理由です。

変わってきているとはいえ日本社会は終身雇用の文化を色濃く残していますから、通常中途採用者に対しても、長期で働いてくれる「仲間」を求めます。

前職場や給与への不満など自分以外が原因で転職を決意したような表現だと、同じことが起こってすぐやめるのでは?と不安を感じるのも当然ですよね。

採用側は自社の要求にできるだけ見合い、長期に渡って貢献してくれる人財=投資価値のある人を探しますから、短期間で離職の危険がある人や能力的に不安要素が文書から見え隠れする人は書類選考でふるいにかけます。

それ故に退職理由にはしっかりとした論拠=筋を通すことが絶対条件であり、何らかの不満があったとしてもそれはひとつの「きっかけ」に過ぎず、そこから気づいたやりたいことや夢があったからこそ転職を選んだことを伝えなければなりません。

なりたい自分、ゴールがぶれていると採用側にはネガティブに伝わりますし、会社への不満と捉えられ、採用側の希望・要望から外れていると判断されてしまうリスクが高くなります。

例えば、人間関係が退職の理由であれば、それをきっかけに自分が活躍できる環境を考え直したとか応募先の会社のホームページに記載されている経営陣の理念やメディアの記事に掲載された対談の内容に共感し、こんな会社で働きたいと思ったなど、プラス思考の理由が良いと思います。

また、「クリエイティブな仕事がしたい」というのも見方によって全く異なる印象を与える要注意キーワードです。

クリエイティブなのは仕事よりも仕事の仕方であり、仕事内容の違いによって創造性が変わるわけではないからです。

③ 自己PRなのに強みがわからない

以前の記事「履歴書作成 虎の巻3原則」「職務経歴書作成 龍の巻6原則」を参考にしていいただきたいですが、書けることが少なくても、「電話対応」や「来客対応」など重要性が低く誰でもできる仕事のことまで書かないように注意しましょう。

また、言いたいことをすべて書くのではなく、強みや実績など本当にアピールしたいことに絞って自分の希望の押しつけにならないように注意することが重要ポイントです。

キーワードの使い方に注意する

自己PRで気をつけたいのは、「ステップアップ」「スキルアップ」といったキーワードの使い方です。

応募者の世代によって、アピールの効果も異なりますし、人事担当側の受け取り方も変わります。

自分の年齢に合わせて「ステップアップ」「スキルアップ」の定義付けをしっかりしないと、期待と裏腹にマイナス評価をされかねません。

例えば、管理職募集は通常即戦力を期待します。その募集に対して40代の方が応募する場合、企業側はすでにその能力を持って業績に貢献してきたことを期待しますから、「ステップアップ」や「スキルアップ」といった文字が自己PRに踊っていると、高い確率で書類選考は通らないのではないでしょうか。

言葉や表現の違い使い方、使う場所で受け取る側の印象が180度変わってしまうこともある点は常に念頭に置いて作成してください。

アピールする内容に具体性をもたせてイメージしやすい内容にする

大切なことなので他の記事で書いたことの繰り返しにはなりますが、履歴書や職務経歴書で最も重要なポイントは読む人、つまり人事採用担当者が具体的なイメージを持てる内容になっているかどうかという点でしょう。

例えば営業職の方が実績をアピールする際に、「201x年の売上目標に対して120%達成し、部門売上に貢献しました」と書くだけではなく、その目標達成のために始めたこと、改善したこと、またあえて止めたことなどを具体的に記載することで「これなら再現性のある実力をもっている」という印象を読み手に与えることができれば目標達成となります。

アピールできるものが無い!という場合

一方、ライバルに比較して実績が少ないのであれば、自分の仕事に対するこだわりや大事にしていることについて、その理由や目的を添えて説明すると人柄や仕事に対する姿勢が具体的に伝わるのではないでしょうか。

もし、今の会社で3年以上の社歴があり、社内の人脈もある程度持っているのであれば、信頼できる同僚に進みたいポジションに就くために自分に何が足りないのかを聞いて回ると良いと思います。これをすることで自分の気がついていなかった強みや弱みがわかりますから、よりアピール力のある自己PRを準備できますし、その後に控えている面接にも役立つお思います。

要は、何を経験してきたかだけではなく、どうやって実績を積み上げてきたかを具体的な例を上げて説明し、その上で「この経験があるから、こう貢献できる」とアピールするすることが上策ではないでしょうか。

反対に、大袈裟に盛りすぎて、書類面接を通ってしまうと面接で苦労することになるから注意してくださいね。

2.まとめ

以前書いた記事と重なる部分も多いですが、改めて書類選考という視点からまとめてみました。

最後になりますが、自分のことは意外とわからないものですし、自分で作成した文章の校正も普通はうまくいきません。

作成した書類はプロの目でチェックしてもらうと通過率が格段に上がりますので、家族や知人、
転職支援サービスを活用するなどして、必ず第三者の目で提出前にチェックをしてもらってください。

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