書類選考に通らないときに見直す転職活動3つのポイント

通常転職では、企業側の募集条件と転職者側の希望条件がある程度合致しすることが第一の関門です。

その次に来るのが履歴書などの書類選考になります。

つまり第一関門のところでしっかりとマッチングをしないと、そもそも書類選考には通ににくいということになります。

CMのように企業側が求める人財の要求に100%ピッタリと合致する応募者が来ることは、まあ、まずありません。
年齢だったり、経験だったり、資格だったり、何かしら諦めないといけない点はあるのが普通です。

この「ギャップ」をできるだけ少なくして、通過率を上げるための応募先の選び方と書類の作り方のポイントを考えてみます。

1. 応募先の選定

ここで間違ってしまうと、どんなに競争力のある履歴書や職務経歴書を作っても書類選考は通りにくくなってしまいます。

応募先の選定にあたって注意することは、企業側に需要があることと自分の強みが活かせるといことが絶対条件です。

自分の行きたいというキモチだけで応募しても需要がなければ必要とされませんし、強みが活きない職場へ自己PRは刺さらないでしょう。
転職先で活躍もできず評価もされない、双方が望まない転職となり、短期間で退職、再度の転職活動となりかねません。

募集企業側のニーズを理解しているか

企業側のニーズを理解することが、自分の強み活かせるかどうかを判断するポイントにもなります。

それゆえに、事前の企業研究をしっかりとし、募集要項に現れない潜在的なニーズも想定したり、企業側の人事担当とコネクションを持っている転職支援サービスを活用してそうしたニーズに関する情報を手に入れるようにしましょう。

こうした情報を得た上で、応募先を選別する際にぜひその業界の受注側と発注側のニーズを比較して、切り替えて自分の強みや希望がマッチするかを考えてみていただきたいです。立場が変わると強みの生き方も大きく変化するからです。

企業ニーズと自分の希望の8割位はマッチしておきたい

企業側のニーズを理解したら、年齢や経験、業務に必要な資格など絶対に外せない条件を満たしているかで応募先を絞り込みます。

このギャップが大きいと人事担当は面接に進みたいあってみたいとは思いませんので、7〜8割程度はマッチしていると自身を持てることが大切です。

その上で、足りない部分を補うだけの資質、実績、可能性があることをアピールできるように面接の準備を進めることになります。

誰もが希望する大手上場企業、業界でも有名な企業、部門長以上の高いポジションは競争も激しく、書類選考も通りにくいでしょうし、非公開案件となっている場合も多いと思います。それでも、どうしてもそうした企業へチャレンジしたいという場合は、自分の市場価値の競争力を転職サービスなどを使って客観的に評価し、正面突破以外の方策も含めて検討することをおすすめします。

ただ、そういった「ブランド」を第一に求める場合でも、そこでなければいけない理由が自分の幸せとつながっていることを条件から外さないでほしいと願っています。

2. アピール面

以前の記事「履歴書作成 虎の巻3原則」「職務経歴書作成 龍の巻6原則」を参考にしていいただきたいですが、書けることが少なくても、「電話対応」や「来客対応」など重要性が低く誰でもできる仕事のことまで書かないように注意しましょう。

また、言いたいことをすべて書くのではなく、強みや実績など本当にアピールしたいことに絞って自分の希望の押しつけにならないように注意することが重要ポイントです。

キーワードの使い方に注意する

自己PRで気をつけたいのは、「ステップアップ」「スキルアップ」といったキーワードの使い方です。

応募者の世代によって、アピールの仕方も異なりますし、人事担当側の受け取り方も変わります。

自分の年齢に合わせて「ステップアップ」「スキルアップ」の定義付けをしっかりしないと、期待と裏腹にマイナス評価をされかねません。

例えば、管理職募集は通常即戦力を期待します。その募集に対して40代の方が応募する場合に「ステップアップ」や「スキルアップ」といった文字が自己PRに踊っていると、高い確率で書類選考は通らないのではないでしょうか。

言葉や表現の違い使い方、使う場所で受け取る側の印象が180度変わってしまうこともあるのです。

気になる気になる「退職理由」の書き方

退職理由は企業側人事担当が最も気にする点の一つです。

採用側は自社の要求にできるだけ見合い、長期に渡って貢献してくれる人財=投資価値のある人を探しますから、短期間で離職の危険がある人や能力的に不安要素が見え隠れする人は書類選考の段階で最初に避けるでしょう。

それ故に退職理由にはしっかりとした論拠=筋を通すことが絶対条件であり、何らかの不満があったとしてもそれはひとつの「きっかけ」に過ぎず、そこから気づいたやりたいことや夢があったからこそ転職を選んだことを伝えなければなりません。

なりたい自分、ゴールがぶれていると採用側にはネガティブに伝わりますし、会社への不満と捉えられ、採用側の希望・要望から外れていると判断されてしまうリスクが高くなります。

例えば、人間関係が退職の理由であれば、それをきっかけに自分が活躍できる環境を考え直したとか応募先の会社のホームページに記載されている経営陣の理念やメディアの記事に掲載された対談の内容に共感し、こんな会社で働きたいと思ったなど、プラス思考の理由が良いと思います。

また、「クリエイティブな仕事がしたい」というのも見方によって全く異なる印象を与える要注意キーワードです。

クリエイティブなのは仕事よりも仕事の仕方であり、仕事内容の違いによって創造性が変わるわけではないからです。

アピールする内容に具体性をもたせてイメージしやすい内容にする

大切なことなので他の記事で書いたことの繰り返しにはなりますが、履歴書や職務経歴書で最も重要なポイントは読む人、つまり人事採用担当者が具体的なイメージを持てる内容になっているかどうかという点でしょう。

例えば営業職の方が実績をアピールする際に、「201x年の売上目標に対して120%達成し、部門売上に貢献しました」と書くだけではなく、その目標達成のために始めたこと、改善したこと、またあえて止めたことなどを具体的に記載することで「これなら再現性のある実力をもっている」という印象を読み手に与えることができれば目標達成となります。

アピールできるものが無い!という場合

一方、ライバルに比較して実績が少ないのであれば、自分の仕事に対するこだわりや大事にしていることについて、その理由や目的を添えて説明すると人柄や仕事に対する姿勢が具体的に伝わるのではないでしょうか。

もし、今の会社で3年以上の社歴があり、社内の人脈もある程度持っているのであれば、信頼できる同僚に進みたいポジションに就くために自分に何が足りないのかを聞いて回ると良いと思います。これをすることで自分の気がついていなかった強みや弱みがわかりますから、よりアピール力のある自己PRを準備できますし、その後に控えている面接にも役立つお思います。

要は、何を経験してきたかだけではなく、どうやって実績を積み上げてきたかを具体的な例を上げて説明し、その上で「この経験があるから、こう貢献できる」とアピールするすることが上策ではないでしょうか。

反対に、大袈裟に盛りすぎて、書類面接を通ってしまうと面接で苦労することになるから注意してくださいね。

3. 提出書類の書式

こちらも「アピール面」同様、「履歴書作成 虎の巻3原則」「職務経歴書作成 龍の巻6原則」を参考にしていいただきたいですが、文章が論理的に構成されており、読み進めるとすっと頭に入ってくる流れがあることが大切になりますから、そもそも字が汚かったり、誤字脱字、詰め過ぎたりで読みにくいといった文書として欠点があることは致命的です。

また忘れがちですが、送るときはA4サイズの封筒で折らずに済むものを用意します。

受け取る側が見やすく、かつファイリングしやすいよう折りたたまずに提出しましょう。

こうしたちょっとした気配りは、見る人はしっかりと見ていますし、できる人とできない人の違いとしてとても目立つものです。

以前書いた記事と重なる部分も多いですが、改めて書類選考という視点からまとめてみました。
いずれにしても提出書類はプロの目でチェックしてもらうと通過率が格段に上がりますので、
転職支援サービスの活用を検討する価値はあります。

皆様のお役に立つことができたら幸いです!