ブラック企業を見分ける9のポイント

ブラック企業の定義

ブラック企業とは「入社を勧められない」「極端な長時間労働を強いて、残業代の支払いがない」など、労働環境が劣悪な企業を指します。

こうした企業では、パワハラ、セクハラ、モラハラ、残業代の未払い、偽装請負など、法令違反の事案が多く発生しています。

もともとは暴力団などの反社会勢力のフロント企業を意味する言葉でしたが、長時間労働の結果自殺や事故が相次いで、一般企業でも従業員を消費物のように扱う企業のことを意味するようになりました。

大企業や上場企業でしっかりしているはずだから大丈夫とはいえないことが最近の事件で明白になりました。名の通った会社であっても「ブラック」の烙印を押されてしまう可能性があります。

ただし、個人的にはやりがいがあって自分で業務量のコントロールが可能であれば(そうはいってもそれがで自分の意志でやらなくなることも含めてなのかもしれませんが)、一律ブラックと呼びたくはないなぁと思ったりもします。

ブラック企業の9つの特徴

ではブラック企業の典型的な特徴にはどんなものがあるのか、見てみましょう。

1 経営状況が悪く、頻繁に採用募集をかけている

2 残業代が固定、あるいは残業代に上限がある

3 平均勤続年数や離職率や有休消化率が未公開

4 採用通知や雇用条件が書面で通達されない

5 試用期間が長い(半年以上)

6 入社後の研修が極端に短い(午前入社、午後現場、など)

7 会社経費で支払われるべきもの(出張費など)が自己負担になる

8 労働組合がない

9 社会保険がない

こうした特徴があれば、もちろん要注意です!

厚生労働省の「確かめよう労働条件」や法令違反を犯した会社を告知する厚生労働省労働基準局監督課 「労働基準関係法令違反に係る公表事案 」などで具体的な事例や法令違反の企業を確認しましょう。

ブラック企業の求人広告

「ブラック企業の9つの特徴」でも書きましたが、頻繁に求人を出しているところは最も注意すべきです。

この時、業績が急拡大して追いつかない場合もありますので、その企業の業績推移を確認した上で判断しましょう。

また、やる気、熱意、未経験者歓迎、アットホームな雰囲気など、その会社の強み以外の部分ばかりがアピールされているときも注意です。

社風は大切ですが、部活ではないのでその会社の本来の強みが全面に出ていないとおかしいと思います。

ネオブラック企業の登場

最近「ネオブラック企業」と呼ばれる「辞めさせない」企業が出てきています。私もこの記事を書く際に調べてびっくりしました。なんだ?それは?と。。。

定義としては、給料も減り残業も出ないのでやめたいけれども次がなかなか見つからない中高年の社員に対して、給与や経費を減らして働かせ続けて見切りをつけてやめようとしたところを邪魔するらしいのです。

こうして会社側の都合で疲弊していくサラリーマンが少なくなれば、多少なりとも人材不足は解消されるのではないか、ニートや引きこもりになる人も少なくなるのではないかと思うととても切なくなりますね。。。