転職エージェントを選ぶときの3つのコツ

転職活動は孤独です。場合によっては家族にも言えない期間があります。そんなときに自分の側に立ってかつ客観的なアドバイスをくれる「第三者」が転職エージェントです。

【参考記事】「転職サービスの使い方」

多くのメリットがありますが、気をつけて利用しないとデメリットもあります。
万人にとっての「正しい」選び方はありえませんから、それぞれの会社毎の強み、得意分野を見極めたうえで、自分の目的に合わせて活用すればいいと思います。

いずれにしろ最後は全て自分に返ってくることですので、しっかりと計画を立てた上で「能動的に」活用しましょう。

転職エージェントとは?

転職エージェントは、あなたと企業をつなぐ仲介役です。ただし、ただ右から左への橋渡しではなく、ミスマッチを防ぎ、双方にとってメリットが出るように「提案」をする力が問われます。

「転職情報の集め方 – 3種の転職エージェント」で概略を説明してありますが、転職エージェントには「総合型」「特化型」「外資系」の3種類があって、それぞれ得意分野が異なります。「総合型」は大手で業種、業界を問わずに求人が多く、「特化型」は管理部門や営業職、エンジニア、公務員などの「業種」に特化したもの、金融、建築業界、医療業界、ITなどの「業界」に特化したもの、そしてシニア向け、ハイクラス(部長職以上、年収1200万以上など)、海外勤務など「特殊なポジション」に関する求人が多く、外資系企業の求人が多く海外への転職サポートもできる「外資系」があります。

転職者にとってはすべて無料のサービスですが、営利企業ですので転職が制約すると企業から年収の30%程度を成功報酬として受け取ると言われています。

主なサービスは、非公開求人を含めた求人の紹介、キャリアの相談、履歴書や職務経歴書の作成・添削とアドバイス、面接準備・予行演習、面接の設定、そして給与交渉と転職に関係するほぼすべてにわたりサポートしてくれます。

1. 転職エージェントのメリットを知る

通常人生のうち転職は多くて1,2回というところでしょう。

しかしそうした候補者を年間数十人数百人数千人と対応する転職エージェントには膨大な知識、経験、情報が蓄積され、それらをサービス=提案力へと還元しています。

こうした知見をベースに応募者特有の事情を加味して最適な企業とのマッチング、アドバイスをしてくれるのですから、転職エージェントを使わない手はないと思いますし、私自身提供される情報やアドバイスの質には感謝しました。

さらに言えば、こちらが伝えられなかった強みを企業へアピールしてくれたり、と側面からのサポートも期待できます。

2. 転職エージェントのデメリットも知る

では、デメリットにはどんなものがあるのでしょうか。

市場価値がないと案件が来ない?

転職エージェントの「成果報酬」というビジネスモデルに起因するデメリットとして、予算的にこの報酬を払えない、払いたくない企業が敬遠するという点があります。これはニッチな企業やベンチャー企業、中小企業で採用予算が純額にない企業の案件が漏れてしまうという点があります。

次に、転職希望者の市場価値が低い場合は紹介してもらえる案件が少なくなるという点です。これは転職エージェントに限ったことではありませんが、結果を出さないと売上のない転職エージェントにとって市場価値の有無は死活問題です。

無論、市場価値は切り口によって変わる場合もあります。

それ故に、自分の価値を再確認・構築する「キャリアプラン」で自分の市場価値をどう見せるかを「事前に」「自分で」組み立てておくことが重要になります。

担当者の質の幅

転職エージェントも会社組織である以上、新人もいればベテランもいますし、評価の高い人もいれば低い人もいるでしょう。

問題は、転職希望者は担当を選ぶ基準を持っていませんし、そもそも最初は選べないという点です。

個人的には直感だけで良い悪いを判断するのではなく、しっかりと自分の意思・希望、いつまでにどんな結果がほしいのかを伝えた上で、担当の方の取組姿勢(報告・連絡の早さ)や提案の内容を知ってからでも遅くないと思います。

転職エージェントも潤沢に担当者がいるわけではないですので、変えてもらったからと言って希望に沿った人が来るとは限りませんから、最低でも2−3社に登録して、ほしいサポートが得られるか、提案力を持っているかなどの様子を見て、その先付き合う担当を選ぶといいと思います。

他応募者との競争

大手になればなるほど案件も多いかもしれませんが、応募者も多くなります。人気の案件の場合は転職エージェント内で学歴、職歴、経験値等で選別がありますので、他応募者との競争に勝つ必要が出てきます。

もちろん、そのポジションへの適性(市場価値)を考えた上でのことですが、必ず応募したい案件の紹介を得られるわけではないことも覚悟しておくべきです。

3. みんなつかっているの?と悩まない

正確な統計値は見つけられなかったのですが、他の人が利用しているかどうかではなく、自分にとってメリットがあれば利用しない理由はないでしょう。

私は転職のときだけではなく、個人的な信頼関係を作った上で年に1−2回飲みに行って情報交換をするようにしています。
いい縁はいい縁が連れてきてくれると思うからです。