転職の面接本番9ステップ

面接前夜

面接前日には、準備万端であとは本番に望むだけかと思いますが、予行演習で気がついたことを見直し、面接の時間、場所、交通手段、交通時間、筆記用具、名刺など持参物、靴の汚れがないかを確認します。

特に面接時間は、確認を取ったメールの履歴などがあればもう一度チェックし、交通手段については、そのルートが使えなくなった場合の予備ルート、タクシーなどの手段しかない場合のお金を準備しているか、お財布を確認します。

現地への到着は、30分前を目安にしましょう。早すぎても困ることは何もありません。
また、近所にカフェなど時間を潰せるところがないかも確認しておくと30分以上早く着いた場合や面接終了後すぐに内容をメモしたいときなどに便利です。

面接日が週明け月曜日や春夏冬休み明けは交通も乱れやすいので特に注意した方がいいと思います。

あと、どんなに準備しても当日寝坊してしまうと元も子もありませんから、いつもより早めに休み、いつもより早めに目覚ましをかけておきます。

朝出かける前に

準備が整ったら、交通機関の情報をチェックして、使う予定のルートに問題がないかを確認します。

これ、ほんとに大事です!

持ち物と身だしなみのチェックをして、いざ出発です。

面接の流れ

1. 受付

受付には5分前に向かいます。氏名、来社の目的、時間、宛先を伝えて指示に従って移動もしくは待ちましょう。このときも、相手の目を見てしっかりと伝えます。

この受付で大事なことは、受付周辺に何かメッセージやオブジェなど来場者の気を惹くものや展示物がないか確認しておきましょう。 

場合によって面接中の話題にできるかもしれません。その会社に関する関係の深いものを展示するのが普通ですから、いい話題づくりになりますのでおすすめです。

2. 入室

中途採用の場合、1次面接から個別面談ですし、複数順番を待ってということはあまりありません。

受付を終えると通常は面接を行う会議室まで案内される場合がほとんどかと思います。

部屋に案内されたら、筆記用具と名刺を取り出し、机に並べます。カバンは机の横に置くか、背後の壁に立てかけます。消して隣の椅子や机に横たえることのないように気をつけましょう。

私の場合ですが、面接担当の方がいらっしゃるまで椅子には座らず、立って待っていました。

面接担当が来たら、挨拶を済ませて名刺交換をします。

さて、いよいよ本番です!

3. 現在の仕事内容

最初は面接担当の方から、どういう順番で面接を進めるかの説明があると思います。最初は現在の仕事内容についての説明を求められるでしょう。

まず面接の機会を頂いたことに対してお礼の気持ちを伝えたあとで、説明を始めます。

現在の仕事内容は転職理由、志望動機に繋がる部分でもありますから、「キャリアの棚卸しをする」で事前に検討しておいた内容を噛み砕いて具体的にどんな課題をどうやって克服し、会社に貢献したのかを伝えるのがコツです。

4. 転職理由

「転職理由を考える」でまとめたことを簡潔かつ自己アピールを盛り込みながら説明します。言い訳にならないように、理由の背景にあるネガティブな状況については、それを変えるために自分がどう行動したかを付け加えるといいでしょう。

「不満」を中心に理由を組み立ててしまうと、転職先でも同じ状況になったらすぐ転職してしまうのでは?と悪い心証を与えかねませんから気をつけます。

5. 志望動機

志望動機、ここが本丸です。なぜその会社なのか、なぜ自分が貢献できると考えたのか、どう貢献するのかを中心に組み立てましょう。キャリアアップや就業中の会社の処遇に対する不満など自分にとっての理由が中心にならないよう気をつけます。

6. 質疑応答

一通り説明を終えると、次は質問に移ります。面接の予行演習でも触れましたが、面接担当の方の質問がよくわからないことがれば、遠慮なく質問しましょう。質問の意図を理解せずに回答すると、回答内容が薄くなったり、ズレてしまったりするだけではなく、面接側からするとなぜわからないことを聞いたうえで回答しないのか?とあなたの能力に対して疑問を持たれてしまいます。

7. 就業条件(給与など)の確認

通常1次面接の後半で交渉することが多いようです。質問されたらしっかりと自分の希望を伝えましょう。この時注意することは、具体的な金額よりも20%のように現在の給与に対する割合で伝えることを好む傾向があります。またそのときは、額面(基本給+賞与+残業代)に対しての比率を伝えるようにします。

交渉のコツとしてもしあなたが現在の会社でちょうど昇格のタイミングにいるのであればそれを伝えると昇給の可能性が高くなるでしょう。
注意すべきは、競合他社との比較や持ってる資格を交渉の材料としたり、最小の質問を給与交渉にしたりすると非常に印象が悪くなるので避けてましょう。

ただ、何と言っても大切なことは、「キャリアの棚卸し」で考えた実績や根拠・理由をもとに、財務諸表などの企業研究で学んだその会社の課題を踏まえて、あなたがどうその会社に貢献できるのかを説明できない限り意味がありません。

入社日についても確認します。転職先企業の都合も考えて、業務の引き継ぎ上の制約もありますから、今の会社をいつ退職し、有休が残っている場合は全部消化するのか、転職先企業の予定に合わせて一部とするのかなど、相談する必要があります。

8. 退室

面接が終わり、お礼を伝えたあと、焦らず持ち物を鞄にしまいましょう。メモ帳や雨の日の傘など、ここで忘れ物をしないことは大切です。うっかりが意外と印象に残りますし、ノートやメモをうっかり忘れると当然中身を確認されますから、知られたくないことを知られて面接が台無しになってしまう可能性もゼロではありません。

9. 社外に出るまで油断禁物です!