転職の面接 予行演習3パターン

1. 面接の予行演習はなんのため?

例えば、会議での報告や習い事の発表会などで、やってみたら想像と全然違った!という経験をされた方も多いのではないでしょうか。

特にそれが初めての場合はこのギャップがとても大きい(多い)ことも経験されていると思います。

「想定外」のことは必ず起こりますし、やっていみてはじめて漏れや抜けき気づくこともあるのです。

一方で、同じことを繰り返し経験することで、その作業の精度や質はどんどん上がっていきます。
スポーツで反復練習がトレーニングの基本になっているのはこのためです。

全く同じことが面接にも言えるのです。

人によって興味や視点、評価の基準が違いますし、職種やポジションによっても当然出てくる質問も異なります。

予行演習をすることで、想定していたことと実際の面接には大きなギャップがあることを知ることができますし、知ることによって想定を修正し、より求められる回答ができ、印象を上げ、良い評価につながるのです。

本番に優る練習はありませんが、転職活動は何と言っても生活がかかっているうえに一発勝負。

書類選考を経て貰える機会ですので、無駄にはできません。

そもそもここで練習をする意識では通るものも通らないでしょう。

千載一遇のチャンスをものにするために、事前に面接の練習をやって可能な限り「想定外」を少なくする準備は必須なのです。

家族・友人の協力や転職エージェントは無料ですし(友人にはお礼してくださいね。。。家族にもありがとう、を!)、客観的な評価をしてくれます。ぜひそれらの機会を活用して、面接の予行演習をしてみましょう。

2. 家族・知人との予行演習

とはいえ、家族との面接は少々恥ずかしいものです。

恥ずかしいがゆえに折角の機会を活かしきれないのはもったいないので、「応募先企業情報シート」と「面接チェックリスト」を作って、何を観察してどんな点を指摘してほしいのか事前に打ち合わせるというのはいかがでしょうか。

「応募先企業情報シート」は以下のようになると思いますが、家族・知人とは言え、紙を渡して「読んでおいて」ではなく、予行演習の前に、その会社について自分の思いを語って伝えるべきと思います。

家族・知人に伝わらない思いは、到底初めて会う第三者には伝わらないからです。

・会社名、事業内応、所在地、社員数、売上
・募集(応募)職種
・その会社の社風、成長性、評判、課題
・その会社が所属する業界の成長性、課題
・自分のアピールポイント

チェックリストは、以下のような感じになるかと思います。

・相手の目を見て話せているか
・相手の話が終わるまできちんと待てているか
・相手が話しているときは、相槌をうつなど傾聴する姿勢をもっているか
・相手の質問によくわからないことがあったらそのままにせず、きちんと質問できるか
・姿勢はだれていないか
・メモは取っているか
・話し方は馴れ馴れしくないか
・声の大きさは適度か
・入退室のとき、きちんと止まって礼をできているか
・口臭、香水など匂いのエチケットは大丈夫か
・事前にまとめておいたアピールポイントを伝えられているか
・履歴書、経歴書に記載の内容と質問への回答はあっているか

必要に応じて追加してくださいね。

もし、身近に練習を依頼できない人がいない場合は携帯の動画で撮影するのも手軽で、いい手です。
要項演習の前の予行演習としても、携帯の動画はおすすめです。
相手も不要、自分の好きな時間にできるし、失敗してもなんの問題もありません。準備が整っている必要もありませんし、大体の感覚もわかりますから、試しに撮影してみると面白い&役に立ちます。

3. 転職エージェントとの予行演習

家族・知人面接が終わり、フィードバックをもとに「応募先企業情報シート」を更新したら、次は転職エージェントへ進みましょう。

転職エージェントと家族・知人面接の大きな違いは、エージェントはあなたの市場価値を知っているということです。

ときには残酷ですが、希望業界、企業、職種に現在の年齢と経歴で応募した場合、どんな評価がくだされるか、だいたいわかるはずです。その意味で、最初のエージェントにどこを選ぶかがとても大切な要素になります。
※もちろん、いきなり転職エージェントに行っても受けてもらえませんので、事前の段取りが必要です。それについては、記事を改めて説明させていただきます。

面接の機会では、エージェントになぜその会社・業界・職種に就きたいのかを説明します。

エージェントから、いろいろな質問が来ると思いますが、それらはすべて書き留めて、あとから見直し、「応募先企業情報シート」に情報として追加し、ブラッシュアップしましょう。

企業研究の内容、アピールポイント、応募先企業、業界、職種の状況など一般メディアでは得られない情報も手に入ると思いますので、可能であればこちらも何度か予行演習をすると良いと思います。

ただし、異なる複数のエージェントに依頼するのではなく、信頼できるエージェントを一つ決めて、同じ担当に見てもらったほうが、前後の比較もできて、より深いアドバイスを得ることができるのでおすすめです。