転職情報の集め方 – 5大紙メディア

情報収集の重要性については「財務諸表を読んでみよう」という別記事でも書きましたが、こちらでは転職、企業、業界に関する情報をどうやって集めるか、どこにあるのかを書いてみたいと思います。

昔からある紙媒体のメディアも最近はウェッブ化されて検索機能や記事の取りまとめ機能などを備えてとても便利になっていますが、一覧性という意味ではまだまだメリットのある媒体です。企業・業界情報集めだけではなく、著名人へのインタビューやコラムなど面接時のネタ作りにも役立ちますので、一紙は購読することをおすすめします。

1. 日経新聞関連

ビジネスパーソンたるものまず目を通すべきは日経新聞であると思います。新聞離れも進んでいますが、電子版への積極的な投資を行い、読むから使う新聞へと進化しているように思います。金融業界の世界標準紙的なFinancial Timesを従えて、Web版はより世界を意識したものになっています。外資系を目指す方だけではなく、海外進出に積極的な企業を目指す方にも良い情報源ではないでしょうか。

全部の機能を使いこなすのはとても大変なので、目的を絞ってそれを達成するために必要な機能を利用するといいと思います。

私も参考にしていますが、キャリアアップを目指す方にはNikkei Styleの「次世代リーダーの転職学」という特集記事もとてもとてもおすすめです!

2. 産業新聞・業界新聞

新聞の中でも特におすすめなのが各産業別の業界紙です。これはもう多岐にわたるので個別の紹介はしません(というか、できません)。概要を知りたい場合は、Googleで「専門誌 業界紙」などのキーワードで検索すると色々出てきますのでお試しください。

もし転職先も同じ業界を考えているなら、個人で取ると費用もかかり投資効果がどの程度分からない状況ではもったいないので、今就業中の会社で購読していないか確認してみるといいと思います。

業界を変える場合であれば、国立国会図書館などで調べるのがおすすめです。ネットでも各種の情報を提供していて、「産業情報ガイド」という情報検索ページで詳しく説明しているのでぜひご覧ください。

3. 白書

各種白書も業界が所属する社会を知るにはとてもいい情報源です。白書は各省庁が、政治や社会、経済の実態と政府の施策の状況について国民に周知させることを目的とした公表資料です。分量が多いことを除けば何と言っても国がまとめていますので、全て一次情報で正確ですので、他のメディアや情報の裏を取るにはこういった政府や各省庁発表の情報源を当たるといいのではないでしょうか。

代表的なものには、経済白書、青少年白書、国民生活白書、原子力白書、労働経済白書、中小企業白書などでしょうか。これらを読むと、政府のお金(私達の税金)がどこに流れていくのかを知ることができますし、企業が集まる(投資する)場所の目処もつけやすくなりますね。

また、どの業界でもITなしに仕事は成立しなくなっていますから、IT白書はざっと目を通しておくと政府の投資動向=業界がどこに力を入れるかも理解できますから、いろいろ応用の効く情報が手に入ると思います。

白書も電子化されていますので、タブレット端末などを利用されると場所を選ばず閲覧できますのでスキマ時間を使って情報収集できます。

4. 会社四季報

別記事でも書きましたが、コンパクトに纏まっていルキ業情報は何と言っても「四季報」でしょう。その名のごとく、4半期に一回発行され、業績結果・予測情報、所在地、財務情報など会社に関する重要な情報が一覧でまとめられているものです。上場企業の7割は3月決算となりますので、その実績及び次年度の業績予測を記載した6月中旬発売の夏号の購入がいいかなと思います。

またまたこちらもCD版がありまして、データ検索などとても便利ですが、一覧性から一年に一回は紙面版を買ってもいいかなーと思います。

日経新聞同様、読みこなし術に関するネット情報もありますので、興味があれば調べてみてください。

個人的にまず当たるべきは、本家「会社四季報オンライン」かと思います。

5. 業界地図

実はこれ大好きなんです。業界地図は、それぞれの業界内の勢力関係をまとめて図式化したものです。

主要企業の売上規模や市場シェア、グループ会社やどんな企業とつながっているかなど企業同士の関連性をビジュアルに知ることができます。

また、会社四季報ほどではありませんが、個社ごとの概略(売上、社員数、シェア)や、その業界の重要トピックや今後の動向も記載していますので、全体像を把握するにはもってこいです。こちらを読んでから四季報を読むとより理解が深まるでしょう。

仕事の中で、パートナーや顧客といろいろな交渉事が発生すると思うのですが、そのときにこの資料を読んでおくと戦略や戦術の建て方を考える際に参考になります。

「将を射んと欲すれば先ず馬を射よ」。

もしかしたら、応募する先が変わるかもしれませんね!