キャリアデザインが生む転職の結果の天国と地獄

溺れるものは、、、

転職を考え始めたとき、自分には「選択の自由」ないという事実に私は愕然としました。

転勤、異動、リストラ、降格といったイベントはすでに決定事項として落ちてきますから、受け手に選択肢のない一方的なイベントになります。

私にはそれを受ける以外の選択肢がなかったのです。

しかし、そんな状況で転職を選べば、一瞬で坂を転げ落ちるように経済状況が悪化することもかんたんに想像できます。

月々のローン、予定していた旅行、子供の学費、介護費用、現実はいつも背中に張り付いて、好き嫌いを言っている余裕もありません。

背筋を冷たいものが走ります。
もしこれが望まない選択肢を強制されるものだったらどうなっていたのか。。。

選択肢がないということは、どれだけ人を追い込むか。
そこから這い上がるのにどれだけの時間と労力を強いられるのか。

なんの準備もできていない自分に対する憤りから、会社に自分の人生を支配されている気がして、何とも言えない嫌な、辛い気持ちになりました。

先手はやはり必勝

先手必勝とよく言いますが、理想は、戦略的・戦術的な準備を重ねた上で、選択を迫られる前に自分から選んでいくことです。それ故に情報収集が大切であることは別記事にも書いたとおりです。

結局はここでもキャリアデザインの重要性が出てくるのですが、ビジョンを持って準備をしておくことで、いざという時に望まない選択をしなくて済み、経済的なリスクを回避できる可能性を高くすることができるのです。

イベントに対応するといった受け身の動きだと、準備をしていても経済状況や自分の置かれている状況の影響を受けてうまくいかないこともありますし、そもそもタイミング的にそれを選べないこともあります。

先手というのは闇雲に打つ手ではなく、仕込みをした上でここぞというタイミングで打つ手です。

キャリアデザインという旅行計画

旅行に例えるとわかりやすいと思うのですが、なんの準備もせずに思いつきで海外旅行に出る人はいないと思います。 ビザの準備もせずに一時間後に空港に行っても、飛行機には乗れません。乗れたとしても、現地でホテルが取れないかもしれません。治安の悪いや宿に泊まらざるを得なくなり、ちょっと留守にしただけだったのに、手荷物すべてを盗まれるかもしれません。

無計画は、選択肢を狭め、リスクを限りなく高めてしまいます。

目的を決め、目的地を決め、現地の情報を集め、交通手段を選び、路線を決め、宿泊地を決め、現地での行動計画を練って、予算を決め、ビザを申請し、必要であれば予防注射を受け、保険に入り、荷物を決め、荷造りをすることで、安全に効率的に目的を達成する事ができるのです。

もちろん、目的自体がトラブルを含めて起こることをすべてを楽しむ、ということであればこの限りではありませんが、転職はそうではないでしょう。

備えあれば憂いなく、転職もまた楽し?

このブログは、転職の前後で起こることを比較しながら、転職後のリスクをできるだけ減らすことでメリットを最大化するために、リスクを可視化するような記事を中心に書いています。

危険を予測し、それに備え、自ら選択していくことでができると、それは成果となって自分に戻ってきますので、限りなく楽しいものとなります。

働きたかった会社でやりたかった仕事をやって、成果が出れば、給与やポジションも上がります。
経済的な余裕だけではなく、新しい選択肢も生まれるのです。

好転し始めれば、生まれた余裕をリスク対応のためにも積上げておくこともできますから、大抵のトラブルは問題なくクリアできるでしょう。リスクは現実化したときの影響が大きいから問題なのであって、小さければ無視できるのです。

リスクは直面するものではなく、自分の意志で選ぶことができるものになるのです。

自分自身で自分の運命を切り開いていくためには、選択肢は持つことと、それを自分の医師で選ぶだけの力が必要です。

すべては準備にかかっています。

ぜひ日頃から時間をまとめて、定期的に「旅」を計画してください。