転職初心者が失敗しないための転職活動の始め方【リスク回避とプランB】

・知り合いも同僚も学生時代の友達もいない。情報もコネもない。何から始めたらいいかさっぱりわからない。

・ググって出てくる情報が多すぎてどこから手をつけたらいいかわからない。

転職が日常になりつつありますが、ネットで手に入る情報は膨大でしかも内容もばらつきがあります。

転職が初めて、あるいは数年ぶりという方が転職計画を立てるときの参考にしていただけるように、いちばん最初の「始め方・準備」をまとめています。

僕自身は30代、40代、50代でそれぞれ転職を経験し、またたくさんのプロジェクトをリーダー、マネージャー、部門責任者として経験する中で転職者の面接をし、入社後のトレーンングにも関わりました。

その経験をもとに、転職を始めるときのコツや準備することで避けることのできるリスクなどについて解説します。

目次

転職の流れ、スケジュール感とリスク洗い出し

転職活動は数ヶ月単位でかかるのが普通ですから、少なくとも半年くらいはみておいた方がいいです。

転職活動の流れと活動期間の目安

ただ、この流れはあくまでもあなただけの都合を考えた場合のスケジュールです。

ご家族がいらっしゃる場合で転職に伴って転勤や引っ越しが発生する場合は、もう少し長期的な計画が必要になると思います。

僕の場合、過去3回の転職は4ヶ月〜6ヶ月でしたが、仕事をしながらだったので4ヶ月の時は相当慌ただしかったことを覚えています。

転職後に引っ越しもした年は1年がとても早く、夏前に転職活動を始めて落ち着いた気持ちになったのは年明けでしたね。

まずは、これから先1年くらいの大まかなスケジュールを立てて、それに仕事で見えている予定、家庭のイベントなどを重ねてみてください。

思ったよりも自由度がなかったり、希望する転職のタイミングで今の仕事の大きなイベントが重なっていたりとリスクが見えてくると思います。

転職の始め方 Step By Step

STEP
転職の理由と目的を言葉・文章にする

これが一番大事なのですが、まずは自分がなぜ転職を考えたのか、何を目的として転職するのかを言葉にします。

その理由や目的に優先順位をつけて、どうしても手に入れたいもの、妥協できるものを仕分けます。

これをやっておかないと、転職エージェントや転職サイトを使うとき、実際の面接の時に本当なら譲りたくない、妥協したくないポイントを内定欲しさに「YES」といってしまいかねません。

「転職で手に入れたいもの」をはっきりと言葉にすることが成功の秘訣です!

STEP
家族に相談する 〜家族は運命共同体〜

 「嫁ブロック」「親ブロック」などよく聞きますが、僕が転職活動を始めるときに1番大切にしたことは妻の理解を得ることです。

確かに仕事は自分のキャリアですが、家族は運命共同体です。自分に何かあればモロにその影響を受ける人たちであり、自分を支えてくれる人たちです。家族の支援、理解なしに満足いく転職はできないと思ってください。

特に結婚されている方は奥様のご意見を「素直に」聴けるのであれば、とても役に立つものが多いと思います。

僕自身、最初は耳障りに思ったこともありますが、結果として妻のアドバイスのおかげで毎回有利な条件を引き出せています。

自分のことをよく理解してくれる家族からの意見ほど貴重なものはありませんから、積極的に相談した方がいいと思いますよ。

STEP
資金計画を立てる

意外と見落としがちなのが、転職活動中にかかるお金のことです。

詳しいことは記事に書いていますが、僕が40代以上の方に伝えたい事は「1年働かずに家族全員食べていけるお金と冠婚葬祭の費用が手元にある」、なければできるだけ多い金額を準備して転職にのぞむということです。

これは、働きながら転職活動ができるとしても、いつ会社が倒産するか、リストラされるかが読めない時代になっているからです。

万が一、転職活動をしていることがバレた場合、左遷や降格、急な異動を命令されるなんてリスクがでてくることもありますので、気をつけて活動を始めましょう。

STEP
キャリアの棚卸し 〜キャリアプラン作り〜

キャリアプランについては別記事を参照して欲しいので、ここで一つだけお伝えします。

キャリアの棚卸しをしないと、転職エージェントや転職サイトを効果的に活用する事が難しくなります。また、履歴書、職務経歴書の作成も楽になりますし、面接の準備にもなりますので、腰をすえて作りましょう。

僕は半年に一度Linkedinを見直してアップデートし、その後懇意にしている転職エージェントとお茶しながら情報交換するようにしています。こちらは業界の状況を説明しつつ自分のキャリアと今後を織り交ぜて、先方からは市場の状況について教えてもらうWin-Winです。

STEP
情報収集 〜まずは自分で集められる範囲で〜

家族の理解と協力も取り付け、キャリアプランの棚卸しが終ったらつぎは情報収集です。具体的には別記事を参照してほしいのですが、重要な点を簡単にまとめておきます。

転職活動については絶対家族以外には話さないこと

働きながら転職する場合に1番気をつけることは、会社には絶対にバレないようにするということです。転職活動は成功するかどうかわからないわけですから、今の会社でのポジション、仕事、昇進・昇給のチャンスを棒に振るリスクは絶対に避けます。

個人的には転職活動と並行して、やってみたい事が社内にあれば異動も選択肢に入れておくべきと思います。その可能性を潰さないためにも転職活動は絶対にばれないようにしましょう。

そのためにも相談する相手については慎重に選んでください。

私が転職の相談をしたのは、妻、リファラルをお願いする予定の元同僚、利害関係のない友人だけで、会社の同僚には決して話しませんでした。

身近なところから情報収集

  • 知人、友人、家族親戚、同僚、顧客、SNS、名刺(コピーを取っておく)
  • 省庁の統計・研究発表、社団法人などその他政府系機関の情報、業界トップ企業のIR情報、興味のある企業のIR情報、四季報などのマーケット情報
STEP
転職サービス・転職エージェントに登録する

転職市場や応募したいと思える会社の最新かつ生の情報が欲しいとき無料で活用できるのが転職エージェントや転職サイトです。

転職活動を始めると同時に登録するケースがほとんどです。

一度登録してしまえば公開・非公開様々な情報が自動で集まりますから活用しないてはありません。

特に働きながらの転職活動は使える時間が限られていますから、楽できるところは楽しましょう。

転職エージェントと転職サイトはそれぞれ得意不得意がありますし、会社ごとに提供しているサービスに特徴がりますから、自分の希望する求人を持っている転職エージェント・転職サイトを選ぶと効率的な転職活動を助けてくれます。

詳しい解説は↓別記事でご覧ください。

STEP
仕事の引き継ぎ、やめかたを考えておく

円満退社はキャリアの一部

仕事でいちばん難しいのは他人の仕事を引き継ぐ事です。どんなにしっかりとドキュメントを準備して、ある程度の時間をかけて引き継いだとしても100%はあり得ません。それは、そもそも「信用」や「信頼」は引き継げませんし、重要ではないと思っていたことが後からとても影響力の大きい大切なことに「育つ」場合もあるからです。

サラリーマンとして生きていく限り、どこでどう縁がつながるかわかりません。もしかすると今の会社は次の会社のお客さんになりうるんです。

引継ぎをしっかりして円満退社することはキャリアの一部だと僕は思います。

この点は相手の立場に立って「こうしてくれたらうれしい」と思える事までリストアップしてスケジュールしておきす。

  当然時間は限られていますのでできないこともあると思いますが、可能な限りしっかりとやる事が会社だけではなく、担当していたお客様からの信頼を守ってくれるということを忘れないでほしいと思います。

退職代行は最後の手段

最近流行の退職代行は、可能な限り使わずに自分でしっかりと退職の意思を伝えるべきです。

される側に立って相手の気持ちを考えればわかると思いますが、人づてに退職しますと聞かされるのはとても寂しいものですし、信頼感がガクッと落ちます。

あまり気軽に使うべきではないと思います。

もちろん、ハラスメントが絡むような場合は除きます。心や体に危険や不安を感じる場合は退職代行だけではなくNPOや弁護士などを積極的に活用して自分をしっかりと守ってくださいね。

【くまたの裏情報】
これは転職が決まって、最終出社日を人事や上司と相談するときの注意事項です。

転職先の会社名は「絶対に」伝えないようにしましょう。

これはもう「絶対」です。いいことありません。

自分の知らないところで取引関係が発生していたり、人事どうしてつながっていたりした場合もあるので、本当に気をつけてください。

僕自身は、会社名を公表するのは「入社後試用期間が過ぎてから」が大原則です。

まとめ 〜Plan Bの大切さ〜

ここまでの内容を簡単にまとめます。

・転職の目的を言語化(髪に書く)
・運命共同体である家族には隠さない
・転職活動資金、転職後1〜3年の資金計画を立てる
・キャリアプランを見直す
・情報収集は転職エージェントを活用
・円満退社もキャリアに含まれる
・常にプランBを持っておく

転職活動は周りを巻き込んだ一大イベントです。

特に就学中のお子さんがいらっしゃる場合は、引越しなどが伴う転職は家族全員の人生に影響します。

30代後半以降の転職の場合は、余裕を持って活動するならやはり1年は見ておきたいところです。

みなさんの新しいチャレンジが実り多きものであるよう祈っています!

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